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【ネタバレ感想】「ゲット・アウト」衝撃度低めのシュールなホラーコメディ!

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みなさんこんにちは。下町バットマンです。

初めにいっておくと衝撃度は低く、ラストも大どんでん返しとはいえない作品でした。

マスメディアは「海外の批評サイトで大絶賛」という宣伝を行っていますが、ミステリー要素もホラー要素も中途半端です。

ただ、シュールなコメディ要素は秀逸で、思わずクスッとさせられる場面が多々ありました。

ホラーコメディという、ちょっと変わった作品になっています。

 

この記事では、

  • 作品の概要
  • 登場人物紹介
  • あらすじ/ラストの展開
  • ネタバレ感想

を紹介していきます。

 

ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。

 

 

 

【受賞記念!】「ゲット・アウト」第90回アカデミー賞で「脚本賞」受賞!

引用:Twitter

本作「シェイプ・オブ・ウォーター」は第90回アカデミー賞で、

  • 脚本賞

を受賞しました。

おめでとうございます。

 

今年度のアカデミー賞作品に関しては、一部の作品のみ感想を書いているので、映画鑑賞の参考にしてみてください。

 

 

 

「ゲット・アウト」の作品概要

あらすじ

アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。

その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。

しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。

引用:映画.com

 

 
 

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国 アメリカ合衆国
  • 公開年 2017年
  • 上映時間 104分
  • 配給 東宝東和
  • 監督 ジョーダン・ピール
  • 制作 ジェイソン・ブラム
  • キャスト キース・スタンフィールド/アリソン・ウィリアムズ/ブラッドリー・ウィットフォード/ダニエル・カルーヤ

監督を務めるのは期待の新人ジョーダン・ピール。

先日、J・J・エイブラムス監督とタッグを組みテレビドラマを制作することが発表されました。

制作を務めるのは「パラノーマル・アクティブティ」や「インシディアス」「ザ・ギフト」などを手がけてきた、ジェイソン・ブラム。

主演を務めるのは、「ボーダーライン」のダニエル・カルーヤ。

ハリウッド版「Death Note/デスノート」でLを演じたキース・スタンフィールドも出演しています。

 

 

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 B

 
 こんな人におすすめ!
 
  • シュールなコメディが好きな方
 
 

「ゲット・アウト」の主要登場人物

クリス・ワシントン/ダニエル・カルーヤ

本作の主人公でカメラマン。

幼い頃に母親をひき逃げ事故で亡くしており、重いトラウマを抱えている。

恋人のローズの実家に向かうが、そこで恐ろしい惨劇に巻き込まれていく。

最後はアーミテージ家から逃げ出すことに成功する。

 

ローズ・アーミテージ/アリソン・ウィリアムズ

クリスの恋人。

彼を実家に招いた張本人で、アーミテージ家の長女。

最後は本性を現し、クリスを襲撃するも銃で撃たれ息絶える。

 

ディーン・アーミテージ/ブラッドリー・ウィットフォード

アーミテージ家の家長で、職業は医者。

一族が代々行ってきた、黒人の身体を使った延命実験を行うために、クリスを襲撃する。

最後はクリスによって殺害される。

 

ミシー・アーミテージ/キャサリン・キーナー

ディーンの妻で、ローズの母。

職業は心理療法家で、催眠術を使ってクリスを洗脳していく。

最後は夫同様クリスに殺害される。

 

 

「ゲット・アウト」のラストまでの展開・結末

ラストまでの展開

黒人カメラマンのクリスは、白人女性ローズと付き合っており、彼女の実家に行くことになる。

白人のアーミテージ一家にまぬかれことに不安を抱くクリスだったが、ローズの両親や兄弟に暖かく迎えられ、一安心する。

ローズの父親は医者で、母親は催眠術を得意とする心理療法家、弟は医大生と裕福で完璧な一家だったが、なぜか使用人が全員黒人であることに不信感を示すクリス。

また、クリスは実の母をなくした悲しみを拭うために、母親に催眠術をかけてもらうのだが、その際にスプーンを搔き回す音を聞くと身体が固まってしまう体質になってしまう。

他にも、使用人の黒人ジョージーナとウォルターがよそよそしいことに疑問を抱き、クリスはアーミテージ一家が何かを隠していることに気付く。

数日後、ローズの父親の知人を集めた親睦会に参加することになったクリスは、そこで年配の白人女性と付き合う黒人青年アンドリューと出会う。

何気なく彼らを写真に収めようとシャッターを押し、フラッシュが焚かれ瞬間、アンドリューが激昂し暴れ出してしまう。

周りの制止もありなんとかその場は収まるが、クリスは彼の異様な行動に戸惑いを隠せず、ローズを散歩に連れ出し、帰りたいと告げる。また、親友のロッドに助けを求めるのであった。

一方、父親はクリスを景品としたビンゴ大会を開き、そこで画廊のオーナーがクリスを手に入れる。実は親睦会の目的は、クリスの見定めと所有権の決定だったのだ。

そゆなことも知らずにクリスはローズを説得し、家へと帰るために荷物をまとめていく。

 

結末

クリスは荷物をまとめ帰ろうとした矢先、数枚の写真を発見する。

そこには様々な黒人男性と映っているローズの姿が。彼女は黒人のボーイフレンドを作っては実家にまねいていたのた、

それをみたクリスは一目散に脱出を図るも、スプーンの催眠術で体が固まり、アーミテージ一家に捕まってしまう。

目が冷ますとそこは地下室で、突如目の前のテレビが点灯する。そこに写っていたのは、ローズの祖父で彼は恐ろしい計画をクリスに伝える。

アーミテージ一家は医療業を営む富裕層だが、裏では秘密結社として暗躍しており、黒人の身体を手に入れその体に自分たちの脳を移植し、延命を行っていたのだ。

それを聞いたクリスは逃げようとするも、スプーンの催眠術で意識を失ってしまう。

一方、予定日になっても帰ってこないこないクリスを心配した親友ロッドは、警察に捜索願いを出すも受け入れられず、独自で調査をはじめていく。

クリスが再び目を覚ますと再度テレビがつき、そこにクリスの保有権を獲得した画廊のオーナーが映っており、クリスに手術の準備を伝える。

そして、再度スプーンの催眠術で気を失いかけるが、縛り付けられていた椅子の綿を取り出し、それを耳に詰め、気を失ったフリをする。

すると、そこにローズの弟が現れクリスを手術室に連れていくため縄を解くが、クリスはスキをついて弟を殴り倒す。

また、手術室にいた父親や母親などを殺害し、車で逃げ出すことに成功するも、その際に使用人のジョージーナを弾いてしまう。

幼い頃に母親を轢き逃げで失った過去を持つクリスは、放っておくことができず、意識を失った彼女を車に乗せる。

しかし、ジョージーナも移植手術を施されており、見た目は黒人でありながらも中身はローズの祖母で、クリスを襲撃し、車は電柱に突っ込んでしまう。

車から逃げ出すクリスだったが、そこにショットガンをもったローズとウォルターが駆けつけ、クリスを襲う。

しかし、クリスはローガンの出来事を思い出し、フラッシュをたいて写真を撮る。

するとその使用人は我に返り、ローズをショットガンで殺害、そして自害する。

そして、そこに親友のロッドが駆けつけ、クリスはアーミテージ一家から脱出することに成功するのであった。

 

 

【ネタバレ】「ゲット・アウト」の感想

【全体の感想】 衝撃度は低め

ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン3 ゲット・アウト 光沢プリント

本作の制作を担当したジェイソン・ブラムの「ザ・ギフト」に度肝を抜かれたので、本作もかなり期待していたのですが、ハリウッドが評価するほどの作品ではありませんでした。

シュールな展開や子ネタは面白かったものの、衝撃度はそこまで高くありませんでしたね。

そもそも、予告とポスターでだいぶヒントを与えてしまっているので、ほとんどのお客さんはラストの予想がついてしまうかと。

黒人の主人公クリスが白人の恋人ローズの実家にまぬかれ、そこで変態一家に襲われ人体実験されるも、最後は逃走することに成功する。

このように、ハリウッドのパニックホラーにありがちなプロットで、そこまで衝撃をうけるつくりにはなっていないわけです。

そもそもハリウッドのパニックホラーは何十年も前から、

  1. 見知らぬ土地に訪れる
  2. 得体の知れない何かに追いかけられるor捕まる
  3. 監禁されてそこから逃げ出す
  4. 無事生還or続きが…

という流れから脱却できていないんですよね。

それとなにやら細かい伏線回収が多いみたいですが、作品自体が微妙なので二回目はいいかな。

 

ホラー映画ではなく、コメディ映画!?

ただ、監督がコメディアンということもあって恐怖と笑いが絶妙にブレンドされており、シリアスな音楽と展開なのにクスッと笑わせてくるシーンが、いくつか目立ちましたね。

「夜中に使用人の黒人がペプシマン走りで突っ込んでくる」

「クリスの友人ロッドがユーモアに溢れており、シリアスなシーンでもギャグを連発」

「登場人物たちの表情が絶妙にキモく、完全に笑わせにきてる」

マンチェスター・バイ・ザ・シー」と一緒で、緊張と緩和を活用した、笑っていいのかわからない絶妙な空気感は最高でした。

それにしても、日米問わずコメディアンの人たちが制作する映画って、良くも悪くも既存の枠組みから外れているものが多くて、面白いものは本当に面白いんですよね。

例えば、北野武監督作品なんかも、ヒューマンドラマやバイオレンスをごり押ししているのに、独特の間でシュールな笑いを入れてくるんですよね。

ぼくはこういったピントがズレた笑いが大好きなので、その面では評価します。

 

アリソン・ウィリアムズの顔面力が凄まじい

 

Just when you thought it was safe. #GetOut

Get Outさん(@getoutmovie)がシェアした投稿 –

主人公クリスのガールフレンドを演じたローズの顔面力と表情が最高に良かったです。

いや、めちゃくちゃ美人なんですけど、とにかくこの笑顔が不気味すぎて、開始3分で「こいつ裏切るな」と確信しました。

完全に目が笑っていないわけで、素だとしても役作りとしても、この顔面力はとんでもないわけです。

ここまでマジキチスマイルという言葉が似合う女優さんが埋もれていたとはね…。

ちなみに、これが普段のアリソン。

やっぱり目が笑ってない泣

恐るべし。

 

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