みなさんこんにちは。下町バットマンです。
一日遅れですが、盲目老人で話題のパニックホラー「ドント・ブリーズ」を観てきました。
世間が騒ぐほどの斬新さはなく、ぼく的にはいたって普通のパニックホラー映画だなという印象。
この記事では、
- 作品の概要
- ネタバレ感想
- ラストの展開
を紹介していきます。
ここからネタバレ全開になります。自己責任でお読みください。
目次
「ドント・ブリーズ」あらすじ、キャスト紹介、採点
「ドント・ブリーズ」あらすじ、キャスト紹介
あらすじ
強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。
引用:映画.com
- 監督 フェデ・アルバレス
- キャスト ジェーン・レヴィ、スティーブン・ラング、デュラン・ミネット
- 上映時間 88分
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 B
こんな人におすすめ!
- デートムービーを探している方
- 心臓が強い方
- 女子に抱き着かれたいスケベな方
悪ガキ達の恐怖体験を描いたパニックホラー
画像引用:yahoo!映画
ロッキー(中央)、アレックス(右)、マネー(左)の若者3人組は強盗や窃盗にいそしむ悪ガキ達。
アレックスの親がセキリティ会社に勤めているということもあり、顧客の自宅の鍵や個人情報を盗み放題。
それらをつかって彼らは留守の家に出向き、お金に代わるものを盗んでいました。
ある日彼らは盲目の老人が大金を隠しもっていることを知り、強盗に押し入ることを計画します。
本作の主人公達はスリルを求めると同時に、自分たちが置かれている貧困やネグレクトといった家庭環境からの現実逃避、そして思春期特有の空虚を埋めるたびに犯罪に手を染めていきます。
とくに、女子のロッキーはDV気質でネグレクトな母親に嫌気がさしており、幼い妹と2人っきりで暮らしたいがために、どうしてもお金が欲しかったのです。
しかし、主人公達が盗みに入った家の老人は、説教とゲンコツだけでは許してくれませんでした。
盲目の老人から逃げる恐怖
画像引用:http://eiga.com/movie/85518/gallery/
パニックホラー映画というと悪霊やゾンビといった、本来は存在しない異形のものに襲われるのが定番。
しかし、この作品の恐怖の象徴は「盲目の老人」です。
本来ならバレたとしてもすぐに逃げることができそうですが、
- 退役軍人であるため、老人でありながらパワーと人を殺す経験が優れている。
- 目が見えなくなった代わりに、鼻や耳といった他の五感が異常に発達している。
- 舞台は老人のマイホーム。主人公達より何倍も地の利を活かすことができる。
といった特殊な老人なのです。
また、老人は自分の娘を殺されており、しかも殺したのが金持ちの娘(シンディ)だったため、お金で強制的に問題を解決させられていた過去が。
これらの経験により、老人は精神に異常をきたし善悪の判別がつかなくなっていました。
このように、様々な要因が重なって、主人公達は盲目老人の家に閉じ込められてしまいます。
予告編をみて、「老人、しかも目が見えない相手に、なんでこんなに手こずってるんだよ!」と思ったそこのあなたも、なんとなく本作の恐怖が理解できたかと思います。
気になるラストまでの展開【ネタバレ全開】
ここでは箇条書きでラストまでの展開を紹介していきます。
老人の家に進入した主人公達。しかし、お金を盗むため拳銃をつかい、その音で老人に気づかれマネーが殺される
↓
老人がお金を盗まれていないか確認するさいに、ロッキーが暗証番号を確認。お金を盗んでアレックスと逃亡を図る。
↓
老人と番犬に執拗に追いかけ回されるロッキー達は、地下室へ逃亡。
↓
しかし、そこには老人の娘をひき殺した金持ちの娘シンディが監禁されていた。
↓
ロッキー達は彼女を引き連れ、地下室の裏口から逃げ出そうするが失敗。シンディは死んでしまう。
↓
そこからまた逃げては襲われるの繰り返し。
↓
そして、遂にアレックスが枝切りはさみで刺され、ロッキーも捕まってしまう。
↓
ロッキーが目をさますとそこは先ほどの地下室で、目の前には老人の姿が。そして彼はすべての真相を語りだす。
↓
老人がシンディを監禁していた理由は、自分の娘の代わりになる子供を産ませるため。ようするにシンディは老人の子供を身ごもっていたのである。
↓
しかし、シンディが死んでしまっため、代わりに老人の子供を産むよう告げらるロッキー。老人が保管していた自分の精子をロッキーに注入しようとした瞬間、生きていたアレックスが助けにくる。
↓
老人を弱らせ逃げようとするロッキー達だったが、かろうじで生きていた老人がアレックスを銃殺。
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その隙にロッキーは外へ逃げたすことに成功するものの、番犬と老人によって再び家へ連れ戻されてしまう。
↓
絶体絶命の中、ロッキーはセキリティシステムの警報を作動させ警察へ通報。また、耳のいい老人を音で撹乱させ、撃退する
↓
大金をもって逃げることに成功したロッキーは、妹と共に旅に出る。
↓
しかし、ふと見たテレビに映っていたのは、重症を負いながらも息のある老人が病院へ運ばれていくところだった。
基本的には老人の家で主人公達が逃げては襲われるの繰り返しです。
結局老人は死んでいないようですが、彼は盲目の身。
遠くへ逃げてしまったロッキーを捕まえるのは不可能でしょう。
たぶん。
「ドント・フリーズ」【感想】疲れるけど内容はいたって普通のホラー映画
密室の中で盲目の老人から逃げるといった設定には新鮮味を感じたものの、他のパニックホラー映画と差別化できていたかというと、そこまで出来ていませんでした。
“沈黙からのサプライズ”といったように、焦らして焦らして爆音で驚かせる演出はそこらへんにあるパニックホラーとさほど変わりません。
第一、精神的に異常をきたした狂人から限られた範囲内(家や周辺地域)の中で逃げまどうといった設定は、「悪魔のいけにえ」ですでにやっていますからね。
ラストで老人が保存していた自分の精液をロッキーに注入しようとするシーンは、恐怖を煽るための演出だったのかもしれませんが、ただただ気持ち悪いだけという。
「いや、そこまで求めてないよ…..。」
と引いている自分がいました。
奇をてらいすぎて、残念なことになってる映画の典型ですね。
ただ、どっと疲れたのは確かで、上映中はいたるところから悲鳴が聞こえ、隣の綺麗な女性は終始コイキングのように飛び跳ねていました。
彼女や気になる女性から抱き着いてもらいたいスケベな男子におすすめ。
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