みなさんこんにちは。下町バットマンです。
タイトル通り、中々の酷さでびっくりしました。
完全にアメリカ仕様になっており、頭脳戦という言葉はそこにはなく、ただのアクション・コメディと化していました。
日本人を怒らせるために制作した、B級映画でしたね。
ただ、死神リュークだけは良かったです。
ここでは、
- 作品の概要
- 登場人物紹介
- 感想
をネタバレなしで紹介していきます。
ネタバレはしていませんが、自己責任でお読みください。
目次
デスノート(DEATH NOTE)とは?

『DEATH NOTE』(デスノート)は、原作 – 大場つぐみ・作画 – 小畑健による日本の少年漫画作品。2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』(2004年1号 – 2006年24号)に連載。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。
引用:wikipedia
「デスノート」は週刊少年ジャンプで連載されていた大人気コミック。

全部で12巻と少ない巻数ながらも、その緻密なストーリーと個性あふれるキャラクター達がウケ、全世界で3000万部以上の売り上げを記録。
もちろん、僕も大好きな作品で手元に全巻揃っています。
また、「デスノート」といえば映画やアニメも有名で、とくに2006年に公開された、藤原竜也×松山ケンイチの実写版は原作ファンも認めるほど、クオリティが高く面白いことで有名。
「ぼくはキラじゃないんだ信じてくれよぉぉ!!!!」
「しおり!しおり!どうしてだよぉぉ!!!」
といった名言も残しました。(あー、懐かし)
- DEATH NOTE デスノート
- DEATH NOTE the Last name
- L change the WorLd(名探偵Lのスピンオフ作品)
- デスノート(2015年に放送されたドラマ版)
は動画配信サービスdTVで「無料」で鑑賞することが可能です。

「Death Note/デスノート」の作品概要
あらすじ
死神が落としたノートを駆使し、悪人を葬り去る闇の存在となったライト・ターナー(ナット・ウルフ)。だが謎の名探偵L(キース・スタンフィールド)、そして1人の同級生の存在が、その運命を大きく変えていく。
引用:Netflix
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 アメリカ合衆国
- 公開年 2017年
- 上映時間 100分
- 配給 Netflix
- 監督 アダム・ウィンガード
- キャストナット・ウルフ/キース・スタンフィールド/マーガレット・クアリー/ウィレム・デフォー
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 C
- 原作ファンの方
「Death Note/デスノート」の主要登場人物
ライト・ターナー/ナット・ウルフ
本作の主人公。
高校生で父親は警察官。
母親をマフィアに殺された過去をもち、犯罪者やチンピラを憎んでいる。
デスノートを拾ってしまったことで、平凡な日常から悲惨な運命に巻き込まれていく。
原作と比べると冷静さの欠片もなく、そこそこアホな部類に入るアホ。
ミア・サットン/マーガレット・クアリー
本作のヒロインで、原作でいうミサミサのポジション。
学校のマドンナ的存在で、デスノートを拾ったライトと結ばれていく。
エゴイストな性格で、途中何度もライトと衝突することになる。
L/キース・スタンフィールド
世界的名探偵。
名前や年齢、住所は一切不明だが、とあるプロジェクトによってつくられた天才児であることが劇中で判明する。
ワタリというアジア人の秘書と常に行動を共にしている。
ライト同様そこそこのアホで、原作ファンは憤慨すること間違いなし。
リューク/ウィレム・デフォー
デスノートの保持者である謎の死神。
所有者しか姿を確認することができず、原作同様、禍々しい見た目だがかなりのおしゃべり。
りんごが大好物。
唯一まともだったキャラクター。
【ネタバレなし】「Death Note/デスノート」が酷すぎる4つの理由
ライトもLもアホ

原作の「デスノート」といえば、秀才派の夜神ライトと天才肌の探偵Lの手に汗握る頭脳戦が見どころの、読み応えのある名作。
また、藤原竜也×松山ケンイチの実写版「デスノート」も、緊迫した頭脳戦や役者たちの細かな役作りのおかげで大ヒットし、未だに根強い人気を誇っています。
しかし、本作のライトとLはとにかく喜怒哀楽が激しく、そしてアホ。
ライトは初めてリュークと出会った際、その容姿に驚いて「ヒヤァァァァア!」「ヒィィィィィ!」など、情けない声を平気で出すし、訳のわからないところで変顔しだす凡庸な高校生。
一方、国際色豊かにしたかったのか、原作では真っ白だったLは黒人俳優が演じており、これまた捜査に煮詰まると知的キャラを捨て銃をもち、肉弾戦に持ち込むアホさぶりを披露しています。
2人とも序盤はしたり顔で余裕ぶっているのに、後半になるにつれ焦り、顔面が崩壊していく様は見ていて楽しかったです。
アクションコメディと化したハリウッド版「デスノート」

クライムサスペンスとして知られる「デスノート」ですが、ハリウッド版は見事にアクションコメディと化しており、頭脳戦という概念が本作には存在しません。
多くの方が言っているようにB級映画のくくりに入る仕上がりで、顔だけ整った頭の悪い美男美女カップルが、何の目的もなくノートで殺しを行っていき、結局は警察に目を付けられてしまうというコメディぶり。
しかも、主人公のライトは母親をマフィアに殺され、犯罪者を憎んでいるといった余計な設定を追加したがために、キラの持ち味でもあるカリスマ性が欠如し、かわいそうで情けない高校生へとイメージダウン。
ライトはカリスマ性があるからこそ、ダークヒーローとしての魅力を発揮し作品が盛り上がるのに、あれじゃあ海外ドラマに1人は必ずいる、終盤に裏切るセコイ脇役と何も変わませんからね。
コソ泥感満載でした。
また、アクションも中途半端で、ダイナミックな銃撃戦やカーチェイスも無くCG自体もチープで、資金が豊富なNetflixが本当に制作したのかと疑うくらい、微妙でした。
それとノートのルールもアホみたいに多く、しかもどんどん追加されていくので、ストーリーは主人公達の都合のいいよう進んでいきます。
流石アメリカ様が制作しただけあるなと、呆れを通り越して感心してしまいました。
ウィレム・デフォー演じるリュークはよかった

本作でリュークを演じた俳優ウィレム・デフォーは、見事「デスノート」の世界観にハマっていましたね。
彼といえばサム・ライミ番「スパイダーマン」でのグリーン・ゴブリンのインパクトが強く、本作でも人外のリュークを見事に演じ切っています。
引き笑いや下品なしゃがれ声は、初代リュークを演じた中村獅童よりも器用に演じていたし、実際にリュークがいたらこんな感じなんだろうなと違和感なく見ることができましたね。
ただ、ヴィジュアルはもっとどうにかして欲しかったです。
より悪魔に寄せたかったのかは分かりませんが、日本版よりもブサイクで、スタイリッシュさのかけらもありませんでした。
ヘンテコな日本描写が鼻についた
一応、原作をリスペクトとしてなのか日本もでてくるんですけど、これがまた酷い。
1980年代にハリウッドが描いていた、エセ日本を彷彿とさせる演出になっています。
下品なクラブが出てくるだけで、どこぞの発展途上国だよ!とツッコミを入れざるを得ない出来でしたね。
しかも、Lを演じたキース・スタンフィールドに日本語をしゃべらせているものの、アホみたい下手で、あれなら英語で良かったと思います。
ちなみに、ちょっとだけですが「HEROES」で知られるマシ・オカもでており、Lの秘書のワタリもアジア人俳優が演じています。
他にも、ちょくちょくアジア人俳優が出てきて、本当にハリウッドも国際色豊かになったなと、その点は好印象がもてました。
「Death Note/デスノート」はNetflixで無料で鑑賞することができます!
本作「Death Note/デスノート」は、動画配信サービス「Netflix」で無料で楽しむことが可能。
「Netflixってなに?」
「そもそも動画配信サービスの仕組みがよくわからない!」
という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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