みなさんこんにちは。シタマチです。(下町バットマンから改名)
前半は悪い意味で期待を裏切られ、ラスト9分は良い意味で期待を裏切られました。
本当に予測不可能の大どんでん返し作品で、いろんな感情が入り混じり、涙を流してしまいました。
結果的には満足できたのですが、ストーリーが二転三転していき、またラストの解釈も人によって変わってくると思うので、言葉では表現しづらい作品ですね。
また、内容がフィクションの枠に収まらないということを知った時は、吐き気と悲しみがとまらなかったです。
是非劇場で見てほしいので、今回はネタバレなしで紹介していきます。
この記事では、
- 作品の概要
- 登場人物紹介
- ラストまでの展開
- ネタバレなし感想
を紹介していきます。
ネタバレなしの感想記事ですが、自己責任でお読みください。
目次
「ルイの9番目の人生」の作品概要
あらすじ
少年ルイ・ドラックスは、大変な難産の末にこの世に生を受けてから、毎年のように必ず事故にあい、そのたびに生死の境をさまよってきた。そして9歳の誕生日に崖から転落したルイは、ついに意識不明の重体になってしまう。担当医のパスカルは必死にルイを救おうとするが、両親やパスカルなど周辺の人々の身に、不可解な出来事が次々と起こり……。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 カナダ・イギリス合作
- 公開年 2018年
- 上映時間 108分
- 配給 松竹
- 監督 アレクサンドル・アジャ
- 原作 リズ・ジェンセン
- キャスト ジェイミー・ドーナン/サラ・ガドン/エイダン・ロングワース/オリバー・プラット/モリー・パーカー
監督は「ピラニア 3D」や「ボーンズ 容疑者と告白の角」で知られるアレクサンドル・アジャ。
主演のルイを演じるのは、今作が映画初主演のエイダン・ロングワース。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナンや「ロイヤル・ナイト」のサラ・ガドンが出演しています。
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 A
「ルイの9番目の人生」の主要登場人物
ルイ・ドラックス/エイダン・ロングワース
生まれてから毎年死にかけるという数奇な運命の元に生まれた少年。9歳の誕生日に9度目の事故にあい、昏睡状態に陥ってしまう。
引用:公式サイト
ナタリー・ドラックス/サラ・ガドン
ルイの母。常に命の危機にさらわれている息子を必死で守ろうとする。
引用:公式サイト
アラン・パスカル/ジェイミー・ドーナン
著名な小児精神科医。昏睡状態になったルイを担当する。
引用:公式サイト
「ルイの9番目の人生」のラストまでの展開
9歳のルイはとても不運な少年だった。
これまでの人生で8回も死にかけ、9歳の年にサンフランシスコの海辺の崖から転落してしまい、昏睡状態になってしまう。
また、なぜかその場に居合わせた父親のピーターも消息を絶ってしまい、彼はルイを殺した容疑で警察に指名手配されてしまう。
著名な小児神経科医のアランは、ルイの母親のナタリーと共にルイの看病を行っていくが、一向に良くならない。
そんな中で、アランは既婚者の身でありながら、ナタリーの魅力に惹かれ、彼女と浮気をしてしまう。
また、アランはナタリーや地元警察のダルトン刑事、そして過去にルイの担当をしていた精神科医ペレーズといった、ルイを取り巻く人間たちと接していくうちに、ルイという少年の過去を知っていく。
一方、ルイは昏睡状態の夢の中で、謎の怪物と会話をしていた。怪物がルイの生い立ちを聞きだすことで、ルイ視点の過去が見えだし、それは大人たちが思っているよりも複雑なものだった。
そして、一通の手紙がナタリーの家に届くことで、事態は急変。
ルイに関する衝撃の事実が判明していく。
【ネタバレなし】「ルイの9番目の人生」の感想
衝撃過ぎたラスト!涙なしでは語れない映画
ネタバレなしなので、抽象的な表現の感想になってしまいますが、鑑賞後は放心状態になってしまいました。
たしかに、大どんでん返しではあるんですけど、カタルシスのような気持ちいい要素とネガティヴな要素が混在していて、人によってコロコロ感想が変わる作品かと。
ぼくはいろんな感情が入り混じって、心の中がぐちゃぐちゃになり、泣いてしまいました。
恥ずかしながら脳がパニックになってしまったわけです。
物語は、
- 昏睡状態の現在のルイ
- ルイの過去
の2つのストーリーが交互に展開されていきます。
予告やポスターからしてミステリー色が強いのかと思っていたんですけど、蓋を開けてみたら前半パートは平凡過ぎて拍子抜けしました。
主人公のルイは9年間の間に8回死にかけているのですが、それをオープニングでサラッと描き、そこからはルイを取り巻く人間関係を中心に物語が進んでいきます。
- ルイはませていて変わった男の子だった
- 両親の仲は悪いがルイは親から愛されていた
- ルイの母ナタリーとルイの医者のアランが浮気をはじめた
といった具合に、前半は現在パートも過去パートもストーリーが普通過ぎて、「金返せ!」と帰りかけました。
しかも、「怪物はささやく」のように謎の怪物が登場し、夢の中でルイを導いていくんですけど、いまいちそいつの存在意義が分からなくて、混乱するんですよね。
ただ、後半になった途端に物語は二転三転していき、ラストはジェットコースターのように目まぐるしい展開になっていきます。
なるほど!あの前半の遠回り感は、ラストへと繋がる重要な伏線だったのかと、感服させられました。
思い出すだけで心が苦しくなり、泣きたくなってくるラストですが、病み付きになるような衝撃度もあって、言葉で表現するのがとにかく難しいんですよね。
本当、涙なしでは語れません。
サラ・ガドンの演技と存在感に圧倒されっぱなしだった108分!
引用:映画.com
ネタバレなしなので詳しくは書けないんですけど、ルイの母親ナタリーを演じたサラ・ガドンの存在感と演技は強烈でしたね。
画像よりもスクリーン映えする美しさを持ちつつ、演技派と呼ばれる巧みな演技力の持ち主で、海外ドラマ「11/22/63」で知って以来、リスペクトしている女優さんの1人です。
そんな彼女は本作でも女優としての才能を十分に発揮しており、ますます好きになってしまいましたね。
最初から最後まで、彼女の演技を細かく追っていくことで、より物語を楽しむことができるのでおすすめです。
サラ・ガドンがいたからこそ、本作は海外で話題になったろうし、彼女がいたからこそぼくは涙が止まりませんでした。
改めてラスト9分は凄かった…!
しつこいようですけど、是非劇場で見てほしいので、最後にラストの凄さを少しだけプッシュしておきます。
2017年に公開した「メッセージ」も2016年に公開された「ザ・ギフト」にも言えるんですけど、大どんでん返しが素晴らしい映画って、ミスリード演出が上手いんですよね。
人間の常識や思い込みの裏をかき、しかも現実的すぎず、非現実的すぎずなので、もう驚くことしかできないんですよ。
ぼくはこの3年間で600本以上は映画を見てきたんですけど、本作のような斬新なラストは、はじめてかもしれません。
もちろん、似たようなテイストの作品を見たことはあるんですけど、ラストまでの伏線が素晴らしいので、より衝撃を受け、泣いてしまったんですよね。
序盤は少し退屈かもしれませんが、ラストまでいけば全てに納得でき、そして当分は頭から離れない一作になるはずなので、是非劇場に足を運んで見てください。
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