みなさんこんにちは。シタマチです。(下町バットマンから改名)
監督はぼくの大好きな「パシフィック・リム」を手がけたギレルモ・デル・トロ監督。
しかも、第90回アカデミー賞で最多13部門にノミネートされたということで、かなり期待していたのですが、ただただ気持ち悪いだけでした。
まずなにより、怪物とその叫び声が妙に心地悪く気分が悪くなりました。
予告から漂ってくるメルヘンチック臭は予想通り悪い方向へと進み、一部のサブカル女子しか楽しめない作品になっています。
唯一良かった点は悪役のマイケル・シャノンの怪演。
それだけでした。
この記事では、
- 作品の概要
- 主要登場人物紹介
- ラストの展開
- ネタバレ感想
を紹介していきます。
ここからネタバレ全開になります。自己責任でお読みください。
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目次
【受賞記念!】「シェイプ・オブ・ウォーター」第90回アカデミー賞で4部門受賞!
引用:Twitter
本作「シェイプ・オブ・ウォーター」は第90回アカデミー賞で、
- 作品賞
- 監督賞
- 美術賞
- 作曲賞
の4部門を受賞しました。
おめでとうございます。
今年度のアカデミー賞作品に関しては、一部の作品のみ感想を書いているので、映画鑑賞の参考にしてみてください。
「シェイプ・オブ・ウォーター」の作品概要
あらすじ
1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な生き物を目撃する。
イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くように。幼少期のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、2人は少しずつ心を通わせていく。
そんな矢先、イライザは“彼”が実験の犠牲になることを知る。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 アメリカ合衆国
- 公開年 2018年
- 上映時間 124分
- 配給 20世紀フォックス映画
- 監督・脚本 ギレルモ・デル・トロ
- 映倫区分 R15+
- キャスト サリー・ホーキンス/マイケル・シャノン/リチャード・ジェンキンス/ダグ・ジョーンズ/オクタビア・スペンサー/マイケル・スタールバーグ
監督は「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」で知られるギレルモ・デル・トロ。
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主演を務めるのは、「僕と世界の方程式」や「サブマリン」で知られるサリー・ホーキンス。
また、「ノクターナル・アニマルズ」や「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノン、「ドリーム」のオクタビア・スペンサーも出演しています。
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
- 採点 C
「シェイプ・オブ・ウォーター」の主要登場人物
イライザ/サリー・ホーキンス
本作の主人公で孤児院出身。
幼い頃に負った傷が首にあり、話すことができない。
政府の極秘研究施設で働いており、そこで怪物と出会う。
怪物と接していくうちに恋心を抱くようになり、怪物を連れ出し自分の家で匿っていく。
最後は研究所の警備ストリックランドに見つかり、銃で撃たれるが、怪物の治癒能力で復活。
また、同時に首の傷が呼吸器官に変化し、怪物と二人きりで海で暮らしていく。
ストリックランド/マイケル・シャノン
イライザが働く研究所の警備員。
非常に横暴な性格で差別主義者。
妻子持ちだが、イライザに言い寄る。
最後は怪物を逃したイライザを追い詰めるも、怪物に首を切られ絶命する。
不思議な生き物/ダグ・ジョーンズ
アマゾンからアメリカに連れてこられた、半魚人のような怪物。
アマンゾにいた時は神と崇められていたが、研究所では動物のように研究され虐待を受けていく。
話すことはできないが人間の言葉を理解し、イライザとは手話で会話していく。
最後はイライザと両想いになり、海の底で二人で暮らしていく。
「シェイプ・オブ・ウォーター」のラストの展開
舞台は1962年のアメリカ。当時のアメリカは冷戦下で、経済や宇宙開発で共産主義国のソ連と争っていた。
政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザは、幼い頃の事故で首に傷があり、聞くことはできるものの、話すことができず、普段は手話で会話していた。
彼女のことを理解してくれる近所の売れない画家ジャイルズや同僚のゼルダと慎ましく生活していたが、彼女の職場に謎の生物が運び込まれる。
その生物は研究のためにアマゾンから連れてこられた未確認生物で、警備のストリックランドから虐待を受けていた。
また、傲慢なストリックランドはゼルダに差別的発言をし、イライザの首の傷や生い立ちをなじるのであった。
ある日、虐待に耐えられなくなった怪物はストリックランドの指を噛みちぎってしまい、その後始末をイライザとゼルダが行っていく。
その際、イライザと怪物は知り合い、その日からイライザは怪物に卵を差し入れたりと、徐々に距離を縮めていき、恋心を抱くようになる。
一方、怪物の研究を任されていたホフステトラー博士は、窮地に立たされていた。
実は彼はアメリカ国内に潜むソ連のスパイと繋がっており、アメリカよりも優位に立つために、その怪物を捕まえるか、もしくは研究されないよう殺せと脅されていたのである。
また、同時期にホフステトラー博士は上層部から怪物を殺し、解体して研究をしろと命令されたしまう。
実は、ホフステトラー博士はイライザと同じく、怪物を美しいと思っており、同情心が芽生えていたのだ。
しかし、同じく怪物の殺害命令を聞いていたイライザが、怪物を外に脱出させる作戦を計画していることを知り、ホフステトラーは協力していく。
紆余曲折がありながらも、イライザはジャイルズ、ゼルダ、ホフステトラーの協力を経て、研究所から怪物を脱出させる。
そしてイライザは自分の家に怪物を匿い、愛を育んでいくのであった。
また、怪物には触れただけでどんな傷でも治してしまう治癒能力があることに気付く。
イライザは怪物との生活に幸せを感じ始めていたが、イライザの家では怪物を飼育する環境を整えることができず、怪物は徐々に衰弱していく。
そして、イライザは怪物を海に放つことを決心をするのであった。
一方、怪物を逃してしまった警備のストリックランドは上層部から圧力をかけられ、全力で怪物を探していく。
まずはホフステトラーに暴行を加え脅し、ゼルダの家に押しかけて脅迫していくうちに、イライザの家へとたどり着くが、そこには誰もいなかった。
運良く少し前に家を出ていたイライザとジャイルズは、怪物を海に放つため、埠頭に来ていた。
イライザと怪物は別れの挨拶をするが、そこにストリックランドが現れ、銃でイライザと怪物を撃ってしまう。
しかし、怪物は治癒能力で自分の身体を治し、ストリックランドを殺した後に、イライザを連れて海に飛び込んでしまう。
怪物がイライザの首の傷に手で触れると、その傷はえら呼吸のような呼吸器官と化す。
そして、イライザと怪物はいつまでも抱き合っているのであった。
【ネタバレ】「シェイプ・オブ・ウォーター」の感想
全体の感想
普通でした。
つまらなくはありませんが、なぜここまで絶賛されているのか分かりません。
アカデミー賞で13部門もノミネートされる作品ではないし、作品賞を獲得する作品ではありません。
物語は上手くまとまっているし、主人公とそれを取り巻く登場人物たちのドラマを丁寧に描いているのですが、グッと心に刺さる要素がないんですよ。
去年のアカデミー賞ノミネート作品は、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」や「最後の追跡」など心に響く作品なかりで、ぼくの映画欲を満たしてくれたのですが、本作にはそれがなかったです。
ぼくは新宿のTOHOシネマズで見たんですけど、土地柄もあると思うのですが2~3人ほど途中で帰ったし、エンドロールに入ったら大半のお客さんがバタバタと帰宅。
ただ、パッと見たところ、帰宅してた客はほとんどが男性だったので、男性にはあまり向いていないんでしょうね。
男には、シャッキッングな見た目の半魚人とおばさんの恋愛は心に刺さらないみたいです。
怪物が気持ち悪くて、物語に集中できなかった
引用:Twitter
ぼくが本作を楽しめなかった点は大きく分けて2つ。
- 恋愛がテーマの作品が好きじゃない
- 怪物に感情移入できなかった
1つ目はぼくの好みの問題なので飛ばしますが、2つに目に関しては結構共感してくれる方も多いかと。
まず、純粋に怪物の見た目が気持ち悪いんですよ。
ギレルモ・デル・トモ作品に登場するクリーチャーって、どれも生理的に気持ち悪く、ぼくは結構トラマウになっちゃうんですよね。
「パシフィック・リム」の怪物とか、「パンズ・ラビリンス」のこいつとかね。
引用:YouTube
本作の謎の怪物もムキムキで結構デカイくせして、目だけクリクリしていて、そのギャップが無理でした。
「パシフィック・リム」とか「パンズ・ラビリンス」のクリーチャーはまだいいんですよ。
クリーチャーが敵だし、ホラー色もあるので、見た目が気持ち悪いほどストーリーは盛り上がるし、倒した後の爽快感と解放感も心地いいから。
ただ、本作はテーマが恋愛なので、ぼくみたいに怪物の見た目に拒否反応を起こしてしますと、主人公に全く感情移入ができないわけです。
それに鳴き声も耳をつんざく心地悪いもので、女性の断末魔や黒板に爪を立ててひっ掻く音と似ていて、気分を害しました。
しかも、物語の終盤では主人公と怪物が肉体的に交わるシーンもあって、まじかと絶句してしまいましたね。
さすがにオナニーが日課で、男性とまともな恋愛をしたことがなくても、何も怪物と生行為に及ぶのはないだろと。
こればかりは理解不能で、本作にときめく女性の心理が理解できません。
マイケル・シャノンの怪演は素晴らしかったよ
引用:YouTube
マイケル・シャノンは本作でもやってくれました。
「マン・オブ・スティール」のゾット将軍で悪い奴の代表格となり、「ノクターナル・アニマルズ」の怪演で世界から「こいつはヤバイ!狂ってやがる!」と認知された彼ですが、本作でもとんでもないことになっています。
傲慢でレイシストでパワハラ全開。
夜勤明けなのに家に帰ったら奥さんと一発かましちゃう、とんでもない警備員を演じているのですが、物語が進むにつれ、狂気を帯びていきます。
物語の序盤で謎の怪物に指を食いちぎられ、きちんと治療しなかったせいで指が腐っていくのですが、それに苦しみながら人をバンバン殺していく様は、まさに悪鬼!
額に汗をかき、顔を歪ませながら腐った指を引きちぎるマイケル・シャノンの顔がドアップで映ったときは、館内から悲鳴があがりましたからね。
なんていうか、彼の怪演は日本の演技派と呼ばれている俳優たちが逆立ちしても勝てない迫力で、本作の一番のクリーチャーは間違いなくマイケル・シャノンです。
絶対人を殺してから撮影に挑んでいるだろうという邪悪さは賞賛にあたいするもので、アカデミー賞にノミネートされていないのが残念。
ただ、奥さんとのセックスシーンで肛門にモザイクをかけられていたのは笑いましたね。
しかもそのモザイクも20年前くらいの安っぽいAVみたいで、エロ動画先進国の日本では笑いものになるだけ。
あんだけおっぱいがボロンボロン出てくるんだから、マイケル・シャノンの尻も映してやれよと苦笑してしまいました。
ついでにラストシーンの美しさも良かった
ついでに行っておくと、ポスターにもなっているラストシーンの青を基調とした映像と儚さも良かったです。
また、その後えら呼吸を取得したイライザは、怪物と共に人目に触れない海底で過ごしていることが語られたいましたが、ここで序盤のシーンに繋がるのかとオシャレな倒叙方はぼく好みでした。
まあ、でも褒めるところは本当にそれくらいで、名作ではないし何で世界中で絶賛されているのかは最後まで不明でしたね。
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