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【ネタバレ感想】「散歩する侵略者」すべてが中途半端なSF作品

                          

 

みなさんこんにちは。下町バットマンです。

タイトル通りアクション、恋愛、コメディ、宇宙人すべてが中途半端で眠くなりました。

また、

  • 長澤まさみ
  • 松田龍平
  • 長谷川博己
  • 前田敦子
  • 東出昌大
  • 小泉今日子

といった豪華キャストが集結しているのですが、それぞれの持ち味が生かされておらず、残念な結果に終わっています。

ただ、ショッキングなオープニングと恒松祐里のアクションは素晴らしかったです。

 

ここでは、

  • 作品の概要
  • キャラクター紹介
  • ラストまでのあらすじ/結末
  • ネタバレ感想

を紹介していきます。

 

ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。

 

「散歩する侵略者」の作品概要

あらすじ

数日にわたって行方がわからなくなっていた夫・真治が、まるで別人のように優しくなって帰ってきたことに戸惑う妻・鳴海。それ以来、真治は毎日どこかへ散歩に出かけるようになる。

同じ頃、町で一家惨殺事件が発生し、不可解な現象が続発。取材を進めるジャーナリストの桜井は、ある事実に気づく。不穏な空気が町中を覆う中、鳴海は真治から「地球を侵略しに来た」という衝撃的な告白を受ける。

引用:映画.com

 
 

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国 日本
  • 公開年 2017年
  • 上映時間 129分
  • 配給 松竹・日活
  • 監督 黒沢清
  • キャスト長澤まさみ/松田龍平/長谷川博己/前田敦子/満島真之介/児嶋一哉/光石研/東出昌大/小泉今日子/高杉真宙/恒松祐里/笹野高史

監督は「CURE キュア」や「クリーピー 偽りの隣人」などで知られる巨匠・黒沢清。

主演を務めるのは、今や国民的大女優となった長澤まさみと「探偵はBARにいるシリーズ」で有名な松田龍平。

また、「家政婦のミタ」で一躍有名になった長谷川博己がジャーナリスト役で出演。

他にも、前田敦子や満島真之介、高杉真宙といった若手注目株も参加しています。

ベテラン枠も非常に豪華で、小泉今日子、光石研、笹野高史といった名優達が集結しており、アンジャッシュの児嶋一哉も俳優として参加しています。

 

 

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 C

 

 

こんな人には向いていません

  • シュールという言葉が嫌いな方
  • ハリウッドのようなSF作品を求める方
  • 黒沢清作品が苦手な方
 
 
 

「散歩する侵略者」の主要登場人物

映画『散歩する侵略者』オリジナル・サウンドトラック

加瀬真治/松田龍平

地球に侵略をしにきた宇宙人に身体を乗っ取られる。

人の頭の中にある概念を吸収し成長していく。

しかし、概念を抜きとられた人間は精神に異常をきたしてしまう。

気の抜けた言動と行動で妻の鳴海を翻弄していくが、最後は鳴海から愛という概念を教わり、彼女を心の底から愛するようになる。

元々、侵略にそこまで興味がなく、また愛を吸収したため侵略を中心し、鳴海を死ぬまで愛すると誓った。

 

加瀬鳴海/長澤まさみ

真治の妻。

職業はイラストレーター。

浮気していた夫・真治の性格が突如変化し、戸惑う。

最後は真治が宇宙人であることを確信し、彼に愛の概念を与える。

その行為により宇宙人の侵略は未遂に終わるが、鳴海は廃人と化してしまう。

 

桜井/長谷川博己

社会派のジャーナリスト。

米軍基地の取材で鳴海たちが住む町に訪れ、そこで宇宙人の天野と出会い行動を共にするようになる。

天野や立花あきら、真治といった宇宙人と接していくうちに、宇宙人を信じるようになる。

最後は天野の中にいた宇宙人に身体を乗っ取られ、戦闘機のミサイルに突っ込み死亡する。

 

天野/高杉真宙

宇宙人。

青年の身体をのっとり、桜井を利用して地球征服を開始する。

他の宇宙人同様、無機質な性格だが様々な概念を吸収したため、人間的な感情も持ち合わせている。

最後は政府組織に銃殺される。

 

立花あきら/恒松祐里

宇宙人。

少女の身体をのっとり、征服を開始する。

戦闘能力が異様に高く、訓練された警察官を簡単に殺すことが可能。

最後は鳴海の車に轢かれ、息絶える。

 

品川/笹野高史

厚生労働省の役人。

銃火器をもった謎の武装集団を引き連れている。

宇宙人を捕まえるために天野たちを追い詰めていくが、最後は概念を抜きとられ、精神が崩壊した。

 

 

「散歩する侵略者」のラストまでの展開・結末

プロローグ

1人の少女が金魚を買い家路につくがその数分後、少女以外の家族は惨殺される。

そして、血まみれの少女は不敵な笑みを浮かべながらどこかへ向かうのであった。

 

ラストまでのあらすじ

イラストレーターの加瀬鳴海は、夫・真治の性格が急変したことに驚く。真治は交通事故を境に廃人のように感情がなくなり、自分は宇宙人であるといいだしたのだ。

また、真治は鳴海に地球を侵略するためにガイドを申しでるが、鳴海は事故の影響で頭がおかしくなったと思い、無視する。

一方、社会派のジャーナリストの桜井は、米軍基地の取材のために加瀬夫婦が暮らす町に訪れる。

桜井は一家惨殺事件(プロローグの)現場で、宇宙人を名乗る天野という青年に出会う。

そこで天野は一家惨殺事件の生き残りで、同じ宇宙人の立花あきらの捜索と地球侵略のためのガイドを桜井に頼み、2人は桜井のバンを活用して行動を共にするようになる。

その頃、鳴海は真治の謎の言動や行動に悩まされており、真治は近所の青年や鳴海の妹、会社の社長といった身近な人物たちから様々な概念を吸収し、新たな知識を得ていく。

しかし、概念を盗まれた人間は何かに解放されたかのように人格が急変し、おかしな言動や行動を繰り返すようになるのであった。

同じころ、桜井と天野は立花あきらと合流し、そこで桜井は宇宙人の詳細を知ることになる。

宇宙人たちは人間の体を乗っとり地球を侵略しようとしていること。人の頭の中の概念を吸収し、成長していくということ。しかし、概念を取られた人間(例えば家族や仕事など)はその概念を失い、精神が崩壊してしまうこと。

最初は半信半疑の桜井だったが、徐々に彼らを信頼するようになり、廃工場で天野達と共に地球を侵略する装置を製造していくことに。

天野に頼まれ部品を買いに町へ買い出しにでた桜井だったが、そこで厚生労働省の役人・品川と出会い、天野と立花の居場所を聞かれる。

うまくはぐらかす桜井。そんな桜井に品川は何かあった時のためにと発信機を渡すのだが、それをきっかけに桜井たちは政府から追われるようになる。

その頃、鳴海は真治を再度病院に連れていくが、病院は宇宙人によって概念を奪われた狂人たちでごった返しており、鳴海は真治が本当に宇宙人なのではないかと信じるようになる。

そして、加瀬夫婦にも政府の追っ手が迫っているのであった。

 

結末

加瀬夫婦は政府にマークされ追われるも、なんとか逃げ切ることに成功する。

しかし、そこに同じく政府の追っ手から逃れ、仲間に会いにきた桜井・天野・立花が現れ、真治を連れていこうとする。

真治と遠くへ逃げることを決意した鳴海は立花を轢き殺し、その場を立ち去る。

立花は死んでしまうが地球を侵略する装置は完成したため、桜井と天野は廃墟へ向かい、二人で装置を起動するが、そこに品川と政府の追っ手が現れる。

天野は抵抗するも銃殺され、天野の体内にいた宇宙人は桜井の身体へ乗り移るも、戦闘機の爆撃によって死亡する。

しかし、装置は起動したため、宇宙人の侵略がはじまってしまう。

一方、鳴海と真治はホテルで世界の終焉を待っていた。

絶望した鳴海は自分から愛の概念を奪い、殺してくれと真治に頼み込む。最初は躊躇していた真治だったが、根負けし鳴海から愛の概念を奪う。

すると、愛を学んだ真治は侵略の意思をなくし、それに伴って宇宙人の侵略も止まる。

しかし、愛を奪われた鳴海は感情をなくし、廃人と化してしまうのであった。

それから1年後。人類は宇宙人の侵略によって大きなダメージをくらっていたが、徐々に復興していた。

しかし、鳴海はあれから一向に回復することがなく、それを見た真治は最後までずっとそばにいると鳴海に愛を誓うのであった。

 

 

【ネタバレ】「散歩する侵略者」の感想

【全体の感想】すべてが中途半端

ドラマ、恋愛、アクション、セリフ、脚本なにかもが中途半端でした。

宇宙人と激しくドンパチするわけでもなければ、主人公とヒロインの恋愛要素を大々的に描くわけでもない。

かといって、宇宙人と人間の神秘的な交流を描くわけでもなく、全体的にゆるい空気をまとったままふわっと終わりました。

黒沢監督なりに現代社会に警報を鳴らしたかったのか、宇宙人(とはいっても見た目は人間)を使って

  • 家族
  • 仕事

といった、現代人が目を背けがちなテーマを哲学的に語らせているのですが、どれもピンとこないので、ひたすら眠気が襲ってきましたね。

なんかそれっぽいこと言っているんですけど、まったく心に響きませんでした。

それに加え、なんか全体的に古臭いんですよね。

宇宙人が人間の身体をのっとって侵略を開始したり(ウルトラマンの宇宙人かな?)、BGMが30年前のSF作品を彷彿とさせるような「ピロンピロン」といった機械的な音だったり。

まあ、邦画のSF作品だとハリウッドみたいにCGに頼れないので、レトロなアイデアに頼るのはいいとしても、それならもっと宇宙人に個性をもたせてほしかったです。

生意気な子供2人とコミュ症なおっさんだけってねぇ…。

 

 

キャストの無駄遣い

引用:映画.com

 

本作には長澤まさみや松田龍平、長谷川博己といった主要キャスト以外に、

  • 小泉今日子
  • 満島真之介
  • 光石研
  • 東出昌大
  • 前田敦子
  • 笹野高史

といった豪華なキャストが集結しているのですが、それぞれ5分程度しか出番がなく、はたして彼ら彼女は必要だったのかと、首を傾げるキャスティングとなっていました。

一応、笹野高史は物語のキーパーソンになっていたのですが、キャラがまったく立ってなく、「クリーピー 偽りの隣人」の時の刑事役と区別がつきません。

小泉今日子に至っては本当に最後に医歯役としてチョロっと出てきて、わけわかんないこと言うだけですからね。

どうせなら、このキャストをフルに使って、宇宙人と人間の心理戦を見たかったのですが、どうやら巨匠・黒沢清は自分のエゴを優先させてしまったみたいです。

ただ、前田敦子が妙に色っぽかったのはよしとします。

 

 

長澤まさみに物申したいことがある

 

「あれ?プロポーズ大作戦の頃から演技がさほど変化していないような……」

長澤まさみというと、20代のほとんどは山Pと共演した「プロポーズ大作戦」を連想させるかと思います。

ぼくは邦画も国内ドラマもほとんど見ないので、気づいたら大女優の位置にいたのですが、演技の引き出しやレパートリーが少なすぎやしないかと。

とくに怒る演技に関しては昔と同じで妙にクサく、「あー、演じてる演じてる」と客観視して見ている自分がいました。

もちろん容姿は昔と変わらず可愛いと美しいを兼ね備えた最強の顔面だし、プロポーションも再興なんですけど、やっぱり長澤まさみにしか見れないですよね。

世間では、元SMAPの木村の演拓哉の演技はキムタクにしか見えないなどと言われていますが、ぼくからしたら長澤まさみの方が十分、全部一緒にしか見えないです。

 

 

良かった点

 

唯一良かった点を挙げるとするならば、ところどころ会話の中にシュールな要素が含まれていたところでしょうか。

ミタさんでパパを演じた長谷川博己が大真面目に

「みなさん聞いてください!人類は宇宙人に征服されてしまいます!」

「あぁ!宇宙人だ!!」

と大声で叫ぶシュールさにはクスッときたし、それをみた長澤まさみの呆れ顔もよかったです。

あとは、アブノーマルな役に定評のある松田龍平も良かったですね。

宇宙人に乗っ取られた設定なので、感情の起伏がまったくなく、常に真顔なのですが、松田龍平のあの気の抜けた顔と声量にぴっりたりで、作品のいいアクセントになっていました。

ただ、笑うタイミングがわかりづらいボケばかりなので、シュール耐性がないと笑えないでしょう。

実際、館内で笑っていたのはぼくだけでしたからね。

あとはショッキングなオープニングと、ジェット・リー並みのアクションを披露してくれた恒松祐里の存在感もよかったです。

 
 
ばりばりアクションができる女優さんって日本にはほとんどいないので、これからの活躍が楽しみです。

 

 
 

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