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【ネタバレ感想】「アウトレイジ 最終章」地味すぎる!欲求不満だバカヤロー!

                          

 

みなさんこんにちは。下町バットマンです。

バイオレンス描写がやけに少なく、「もっとドンパチやれバカヤロー!」と野次を入れそうになりました。

最終章にしてはかなりクールダウン気味で、シリーズの中では1番地味かと。

ただ、「バカヤロー合戦」と「シュールなギャグ」は健在なので、シリーズファンはそこそこ楽しめるかと思います。

ここでは、

  • シリーズのおさらい
  • 作品の概説
  • 登場人物紹介
  • ラストの展開
  • ネタバレ感想

を紹介していきます。

 

ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。

 

「アウトレイジ」シリーズのおさらい

『アウトレイジ 最終章』公開記念!3分でわかる「アウトレイジ」シリーズダイジェスト

 

アウトレイジ

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関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す。

そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。

引用:yahoo!映画

  • 公開年 2010年
  • 監督 北野武
  • 脚本 北野武
  • キャスト 北野武/椎名桔平/加瀬亮/小日向文世/北村総一朗/石橋蓮司/國村隼/三浦友和

 

アウトレイジ ビヨンド

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5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡(小日向文世)は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村(中野英雄)に刺されて獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。

引用:yahoo!映画

  • 公開年 北野武
  • 監督 北野武
  • 脚本 北野武
  • キャスト 北野武/西田敏行/三浦友和/加瀬亮/中野英雄/松重豊/塩見三省

 

「アウトレイジ 最終章」作品概要

あらすじ

関東最大の暴力団組織・山王会と関西の雄・花菱会との抗争後、韓国に渡った大友は日本と韓国を牛耳るフィクサー、張会長のもとにいた。

花菱会幹部の花田は取引のためやって来た韓国でトラブルを起こして張会長の手下を殺してしまい、張グループと花菱は緊張状態へと突入する。

激怒した大友は日本に戻り、過去を清算する好期をうかがっていた。その頃、花菱会ではトップの座をめぐる幹部たちの暴走がはじまっていた。

引用:映画.com

 
 

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国 アメリカ合衆国
  • 公開年 2017年
  • 上映時間 104分
  • 配給 ワーナー・ブラザーズ映画、オフィス北野
  • 監督 北野武
  • キャスト ビートたけし/大森南朋/大杉漣/西田敏行

前作に引き続き、監督&主演はお笑い界のBIG3・ビートたけしこと、北野武。

西田敏行、塩見三省、白竜、松重豊などの常連組に加え、大森南朋、大杉漣、ピエール瀧、原田泰造といった新キャストも参戦しています。

 

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 C

 

 

こんな人にはおすすめできません

 

  • バイオレンス描写を楽しみたい方
  • デート映画を探している方
  • 北野武作品が苦手な方
 
 

「アウトレイジ 最終章」の主要登場人物

【映画パンフレット】 アウトレイジ 最終章 監督 北野武 キャスト ビートたけし、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、原田泰造、池内博之、岸部一徳

【張グループ】

大友/北野武

シリーズの主人公。

前作で刑事の片岡を殺し、日本と韓国を裏で牛耳るフィクサーの張会長に匿われる形で、韓国で水商売を展開していた。

花菱会の幹部・花田と韓国で揉め事を起こしたため日本へ帰国し、すべてのケリをつけることに。

最後は張会長の怒りをかい、自殺する。

 

市川/大森南朋

大友の右腕。

日韓で大友と行動し、花菱の襲撃作戦にも参加した。

最後は1人で韓国へ戻る。

 

張会長/金田時男

張グループのトップ。

日韓で様々なビジネスを展開しており、大友のことを気に入っていたため匿っていた。

日本語と韓国語を話せるバイリンガル。

 

 

【花菱会】

野村/大杉漣

花菱会の現会長。

元々は証券マンだったが、前会長・布施の娘婿ということで会長を受け継いだ。

一昔前の極道と関西弁を嫌っており、様々なビジネスを展開して花菱会を立て直していった。

最後は西野の下剋上にあい、殺される。

 

西野/西田敏行

花菱会の若頭。

現会長の野村を嫌っており、下剋上を起こすべく水面下で行動していた。

最後は野村を引きずり下ろすことに成功し、花菱会の会長に就任する。

 

 

【山王会】

白山/名高達男

山王会の現会長。

山王会は花菱会の傘下に入っているため、西野のいいなりになっている。

最後は若頭の五味に裏切られ、殺された。

 

「アウトレイジ 最終章」のラストの展開

張グループに在籍している大友は、内紛を起こそうとしている花菱会の西田たちと手を組むことになる。西田の狙いは現会長の野村を引きずり下ろし、自分が会長になることであった。

大友は部下の市川と共に西野の指示に従って、野村も訪れる花菱会のパーティーを襲撃し、そこで大勢の花菱会の人間を殺していく。しかし、野村の姿はそこにはなかった。

西野は野村がパーティーをばっくれたことをしり、急いで花菱の本家へと向かう。

そこで西野は野村に破門を言い渡す。実は西野は水面下で行動し、花菱会の幹部を自分の懐に入れていたのだ。

こうして野村は殺され、また彼の直属の部下として動いていた幹部の花田も大友の手によって殺されてしまう。

また、大友はすべての因縁にケリをつけるべく、かつての仲間木村を殺した元山王会組員・四方も殺すのであった。

しかし、日本に帰ってきて好き勝手やり過ぎた大友は、今まで自分を匿っていてくれた張会長の怒りをかってしまう。

大友は張会長の右腕・李に殺されそうになるが、自分でケジメをつけるべく、自身の拳銃で自殺するのであった。

 

【ネタバレ】「アウトレイジ 最終章」の感想

【全体の感想】地味すぎる!欲求不満だバカヤロー!

完全に消化不良で、物足りないなと感じました。

とくに過去作品と比べると、バイオレンス描写がショぼく「どうした世界の北野!」と心配になってしまいましたね。

前作までは血や肉片が飛ぶのがあたりまえで、医者での拷問や指ラーメン、「野球やろっか?」など、斬新な演出を随所で楽しめたのですが、本作にはそういった遊びが全くなく、ラストにしては盛り上がりに欠けるかと。

一応、

「野村(大杉漣)を肩まで地中に埋めて車で頭部をハネる」

「縛られた花田(ピエール瀧)の口に爆弾を突っ込み、導火線でじわじわ殺す」

といったユニークな殺害描写はあるものの、どうも物足りないんですよね。

本作はどちらかというと、

  • 張グループ
  • 花菱会
  • 山王会

の頭脳戦をメインに描いているからか、どうも地味な仕上がりになってしまっているわけです。

最後なんだからもっと大暴れしてほしかったな。

 

バカヤローとシュールなギャグは健在!

ただ、所々にシュールなボケが仕組まれていて、思わずニヤニヤしてしまう場面はいくつかありました。

個人的に1番面白かったシーンは、花菱会の河野という男が出所してきた際にパーティーを開くのですが、なぜか垂れ幕には「河野くんを励ます会」と書いてあって、完全にふざけているなと。

普通、祝賀会とか出所祝いとかなのに、しょうもない(いい意味で)ボケを入れてきた北野監督のことをますます好きになってしまいました。

この前試写会で鑑賞した「ゲット・アウト」にも感じたのですが、コメディアン(お笑い芸人)出身の映画監督って、シリアスだろうが感動のシーンだろうが、なりふり構わずボケてくるんですよね。

しかも、嫌らしいことにピントのズレたギャグなので、そのボケについていけない人もいて、結果「つまんなかった」と思ってしまう残念な人もいるわけです。

ただ、アウトレイジファンの方ならきっと理解できるはずなのでご安心を。

また、

  • 登場人物たちのバカヤロー、コノヤロー合戦
  • キャンプを楽しんでもらおうと思って(マジキチスマイル)
  • 花火を楽しんでくれよ(マジキチスマイル×2)

この3つのシーンは完全にファンサービスのシーンなので、今から見に行く方は見逃さないよう、注意してください。

 

そもそも「アウトレイジ」シリーズは雰囲気を楽しむ映画!?

個人的な感想は終わりにして、俯瞰してみると「アウトレイジ」シリーズって雰囲気を楽しむ映画だと思うんですよね。

「ヤクザ世界の独特のしきたりやルール」

「強面俳優たちの凄み合戦」

「バイオレンスな演出」

といったように、まるで自分がヤクザの世界にいるような疑似体験をできるだけであって、物語やドラマ性を求めるのはナンセンスなわけです。

ハリウッドのアクション映画と一緒で、この手の雰囲気を楽しむことができる人しか満足できないんですよ。

北野監督自身も一作目を制作した時点で、「任侠映画にありがちな義理人情を取っぱらい、リアルなヤクザ映画を撮ってみたかった」といっていたので、ヤクザのドキュメンタリーとしてみるのが正解なのかなと。

ただ、それを思うともっとゴア描写があってもよかったのでは?と不満に思いましたね。

 

あとはやっぱり監督(たけし)の滑舌が…

ぼくは北野武/ビートたけしの事を心から尊敬しています。

お笑い界でも映画界でもあそこまで成功できたのは殿ぐらいだけだし、お笑い芸人も映画監督も心から尊敬している職業なので。

ただやっぱり歳だからか滑舌が悪く、「ちょっと何言ってるかわからないです…」と悲しくなる場面が多々ありました。

所ジョージの頭をピコピコハンマーでしばいていた頃の元気なビートたけしはどこにいってしまったのか….。

ただやっぱり、画面を通してみてもオーラは凄かったです。

誰よりも輝いていました。

 

まとめ

「アウトレイジ」シリーズは本作で完結。

北野武監督の次回作に乞うご期待!

 

 
 

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