みなさんこんにちは。下町バットマンです。
1/14にモノクロ版「マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション」が公開されるということで、オリジナル版を再鑑賞しました。
はじめて映画館で見た時の感想は、
「ながくてしつこい。ハリウッドスケールの鬼ごっこ」
と酷評した記憶があったのですが、あれから約2年再び鑑賞してみたら、
「希望に満ち溢れた素晴らしい作品」
「スポ根漫画に通ずる熱いメッセージを含んだ作品」
「主人公のマックスカッコよすぎ!!」
という新たな感想が生まれました。
ここではネタバレ全開の感想記事を紹介していくので、自己責任でお読みください。
ヒャッハー!!
目次
「マッドマックス 怒りのデスロード」あらすじ、キャスト紹介、採点
「マッドマックス 怒りのデスロード」あらすじ、キャスト紹介
あらすじ
資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。
引用:映画.com
- 制作国 アメリカ合衆国
- 公開年 2015年
- 監督 ジョージ・ミラー
- キャスト トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ゾーイ・グラヴィッツ、ニコラス・ホルト
- 上映時間 120分
採点
評価基準
採点 A
気になるラストまでの展開【ネタバレ全開】
ここでは、箇条書きでラストまでの展開を紹介していきます。
舞台は核兵器によって生活環境が汚染され、人類が築いた文明がなくなりつつある近未来。
↓
主人公で元警官のマックスは世界を放浪していたところ、その周辺地域を支配する独裁者イモータン・ジョーの手下に捕まって、ジョーが支配する砦に連行されてしまう。
↓
一方、ジョーの右腕とも呼ばれる女戦士フェリオサは、ジョーに捕らえられていた美しき女5人を秘密裏に逃亡させる計画を遂行するため、装甲したトラックウォー・リグを走らせていた。
↓
しかし、フェリオサの計画に気づいたジョーは自分の女を取り返すべく大群を引き連れてウォー・リグを追いかけることに。
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供血目的でジョーの援軍に加わることになったマックスだが、砂嵐のおかげでなんとか逃げ出すことに成功し、フェリオサ達と合流する。
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最初はお互いに警戒し合う仲だったが、フェリオサの信念や女の中の何人かが妊娠していることに気づき、手を貸すことになったマックス。
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途中からひょんなきっかけでジョーの部下ニュークスも加わり、マックス一行は、大自然に囲まれているといわれる唯一の希望「緑の地」へ向かうことに。
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ジョーの襲撃をうけながらも、力を合わせなんとか「緑の地」にたどり着いたマックス達。しかし、そこも環境汚染によって、荒廃した土地と化していた。
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希望を失い、失望するフェリオサ達だったが、マックスはとある作戦を計画する。
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それは砦に戻って、ジョー達が管理する食料、水、燃料、そしてジョーに捕らえられた群集達を解放し、平和を取り戻すというものであった。
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覚悟を決めたフェリオサ達はマックスの指示に従い、追ってきているジョー達を襲撃。仲間を何人か失いながらも見事ジョーを倒すことに成功する。
↓
こうして平和を取り戻したフェリオサ達。マックスは別れを告げず、旅を続けるために砦を後にするのであった。
細かい説明は省いていますが、全体のあらすじはこんな感じです。
【ネタバレ感想】「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が最高にイカしている4つの理由
狂気しか存在しないマッドな世界観
画像引用:映画.com
「俺の名はマックス」
この作品のすべてを象徴するような、トム・ハーディー演じる主人公マックスのシビれるようなセリフから物語ははじまります。
核戦争の放射能の影響で、食料、水、自然、血、何もかもが足りてないこの世界では、ほとんどの人間が良識というものを持ち合わせていません。
「体に何かしらの障害を抱えた奇形の男達」
「胎児出産や母乳専用として、男達に飼われている女達」
「独裁者のイモータン・ジョーに怯えながら暮らす、悲しき群衆達」
公開当初、様々なところで狂気しかないといわれた作品ですが、何度見てもこの作品の狂気には空いた口がふさがりません。
初見の時もそうでしたが、ぼくはマッドマックスのような荒廃した世界観が大好き。というか大好物なんです。
「ザ・ウォーカー」のデンゼル・ワシントンしかり、北斗の拳のケンシロウしかり。
絶望の世界だからこそ、一筋の希望として悪に立ち向かう主人公が光輝くわけですよ。
ぼくはディストピアと呼ばれるジャンルの作品が大好きで、とくにディストピア系作品の主人公は哀しみを背負っていることがほとんど。
本作は「背中で語る男の美学」を学ぶのに適した一本でもあります。
どう考えても、主人公のマックスが1番かっこいいに決まっている
画像引用:映画.com
公開当時はシャーリーズ・セロン演じるフェリオサがやけに持ち上げられていた記憶があります。
まあたしかに、子供を産む機械としてしか存在意義がなかった5人の女達に、新たな人生を与えようともがく彼女は男からみてもかっこいいです。
しかし、ぼくは口数が少なくて不器用でも、全力で悪に立ち向かうマックスが大好きなんです。
たぶん、本作しかみていない方からしたら、マックスの存在意義や目的が全く分からないと思うんですよね。
彼のデータといえば、名前と時折出てくる小さな女の子の存在だけですから。
いろんなところで解説されている作品なので、細かい詳細は省きますが、本作は1979年に初めて公開されたメル・ギブソン主演の「マッドマックスシリーズ」の4作目。
過去三部作をみれば、マックスというイカした男の過去がわかるわけです。
マックス・ロカンタンスキーはもともと家族を大事にする強くて優しい警官でした。しかし、荒廃した世界で暴君に妻と子の命を奪われたマックスは、アイデンティーを見失ない、心を閉ざしてしまいます。
そしてその後マックスは世界を放浪する旅にでかけ、本作の序盤に繋がるわけです。
見た目は野蛮でも、彼から優しさを時折感じることができたのは、このような過去があるから。
本作の唯一悪いところは、マックスの過去をしっかり描かなかった点です。
哀しみを背負いながらも、絶望の世界で必死に生き抜ぬくナイスガイなのに、中途半端にマックスの背景を娘の幻想だけで表現したから、ほとんどの観客が感情移入できなかったんです。
だからみんな「フェリオサがいい!」「フェリオサがいい!」ってツイートするんですよ。
すぐ隣に、トラウマを抱えながらも利益や見返りを求めず、寡黙に悪と戦い続ける、世の男性の手本のような熱い漢がいるのにね。
砂漠に咲く一輪の花!美しすぎる5人の女達!
ぼくは常々いっているように、映画を鑑賞するにおいて、ヒロインや女性キャラクターを重要視します。
その点において本作にでてくる5人の女、いや女神達は100点満点。
とくにぼくのお気にはロージー・ハンティントン・ホワイトレイ演じるスプレンディドと、ゾーイ・グラヴィッツ演じるトーストですかね。
ロージーは「トランスポーター」のジェイソン・ステイサムのガールフレンドとして有名。
「あー、こんな必死に演技しながらも、夜はジェイソンに抱かれているのか」と、いつも通りゲスな妄想を働かせながら鑑賞していました。
トーストに関しては、純粋におっぱいが大きかったから気に入っただけです。
画像引用:http://igcn.hateblo.jp/entry/2015/07/07/185123
たぶん、この記事を読んでいる男性の皆様は共感してくれていると思いますが、基本的に彼女の胸にしか目がいきませんからね。(すんげー、いい乳してるのよ。)
真面目なシーンでも彼女の胸ばっか気になってセリフが入ってこない。
これはぼくの煩悩のせいではなく、作り手の演出の問題ですからね。
ぼくは何も悪くない。
この作品は基本的にむさ苦しいんです。舞台は荒廃した砂漠だし、登場人物みんなハゲてるし。
原宿でクレープ屋の列に並んでいる、ローリーズファーム系女子には間違ってもおすすめしてはいけません。
そんな狂気にまみれた世界観だからこそ、彼女達のような美しい女神がより一層輝くわけです。
例えば、高校野球の女子マネージャーってよく見たら普通なんですけど、球児達の中に紛れたら、なんかめっちゃ可愛いじゃないすか。
それと一緒の感覚なんですよね。
だからこそ男性に強くおすすめしたい作品でもあるわけですが….。
スポ根マンガに通ずる、希望に満ち溢れた作品
冒頭でいったように、初めて見たときは全くダメでした。
「鬼ごっこをハリウッドスケールにしただけじゃん」って思ってたし、なんか同じようなシーンの繰り返しだし。
ただ、ぼくも少しは人として成長できたのか、2回目の今回は本作から希望のメッセージを読み解くことができました。
冷静にみると、本作はスポ根マンガに通ずるものがあるかと。
マックス、ニコラス・ホルト演じるニュークス、そして、フェリオサと5人の女達。
はじめはみんな目的も意思もバラバラで、最悪なムードから成り行きで旅がはじまります。
しかし、イモ―タン・ジョー達の襲撃やトラックの故障など、様々な困難を共にしていくうちにそれぞれに仲間意識が芽生え、ラストでは家族のように団結し、平和を取り戻すために戦いました。
とくにニュークスに関しては、序盤はただのケダモノだったにも関わらず、女の一人ケイバブルと触れ合うことで、初めて愛という感情を見出し、最後はジョーのためではなく「世界の唯一の希望」である仲間達のために自己犠牲を払いました。
公開当初から彼を賞賛する声はすごかったですが、ぼくは2回目でやっとそれに気づくことができましたね。
このように、いかに劣勢でも諦めず団結して強大な敵に立ち向かっていく。
スポ根に通ずるベタなテーマですが、それに気付けたおかげでこの作品のよさを知ることができました。
今後は、いろんな人におすすめしていきたいと思います。
まとめ サントラもかっこいいよ!
狂気というテーマの印象が強い作品ですが、全編を通してみると、非常に胸熱な野郎のための感動巨編になっています。
ちなみに、ぼくは本作のサントラも好きで、作品の臨場感と非常にマッチしていると思うんですよね。
どうです?カッコよくないですか??
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