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【ネタバレ感想】「ゲティ家の身代金」惜しい!あと一歩で名作になったサスペンスドラマ!

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みなさんこんにちは。シタマチです。(下町バットマンから改名)

「エイリアン」で知られる巨匠リドリー・スコットと今やハリウッドを代表する女優ミシェル・ウィリアムズのタッグということで、期待して鑑賞。

結果、良くも悪くもまとまりの良い作品で、あともう少しパンチが効いていれば高評価をつけれたかなという印象。

ハイセンスな映像と音楽、そして巧みな演技が光るキャスティングの努力は賞賛しますが、物語が地味すぎた。

どうしたリドリー・スコット。

この記事では、

  • 全体の概要
  • 登場人物紹介
  • ラストの展開
  • ネタバレ感想

を紹介していきます。

ここからネタバレ全開になります。自己責任でお読みください。

 

【ネタバレ】「ゲティ家の身代金」の作品概要

あらすじ

73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに、1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってくる。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになる。

引用:映画.com 

 
 

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国 アメリカ合衆国
  • 公開年 2018年
  • 上映時間 133分
  • 配給 KADOKAWA
  • 監督リドリー・スコット
  • 原作 ジョン・パーソン
  • キャスト  ミシェル・ウィリアムズ/クリストファー・プラマー/ティモシー・ハットン/ロマン・デュリス/マーク・ウォールバーグ

監督は「エイリアンシリーズ」や「オデッセイ」で知られるリドリー・スコット。

主演を務めるのは、「グレイテイスト・ショーマン」や「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズ。

他にも、「手紙は憶えている」のクリストファー・プラマーや「トランス・フォーマー」シリーズのマーク・ウォールバーグも出演しています。

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!

採点 B

 

【ネタバレ】「ゲティ家の身代金」の主要登場人物

アビゲイル・ハリス/ミシェル・ウィリアムズ

誘拐されたポールの母親。

地方検事の娘で、気性は荒いが頭はキレる。

ポールが小さい頃に、ゲティの息子で父親のジャンが麻薬中毒になったため離婚し、女手一つでポールとその兄弟を養っていた。

ポールを救うために、元CIAでゲティの部下であるチェイスと共に、誘拐犯とゲティを相手に翻弄していく。

最後はゲティから身代金をもらい、ポールの救出に成功。

また、ゲティが息を引き取ったため、莫大な財産を相続する。

ジャン・ポール・ゲティ/クリストファー・プラマー

アメリカで石油を当て、サウジアラビアの石油の採掘権を掌握し、世界一の富豪となった人物。

お金持ちありながら非常に倹約家であり、最終的には身代金を値切り、身代金を節税対策の1つにまでした。

ただ、孫のポールのことは愛していた模様。

最後は寿命で息を引き取る。

フレッチャー・チェイス/マーク・ウォールバーグ

元CIAで、現在はゲティの側近として警護や交渉を行っている。

ゲティから直々にポールの捜索を依頼され、ハリスと共にポールを探していく。

交渉術に長けており、結果、誘拐犯とゲティを説得し、事態を収拾させた。

ポール・ゲティ三世/チャーリー・プラマー

ゲティ家の3世で、ローマの街を歩いていたところを誘拐される。

途中、勇気と知恵を振り絞って誘拐犯のアジトから逃げるも捕まってしまい、結果的に片耳を削ぎ落とされてしまう。

最後は誘拐犯の一人チンクアンタの助けと、ゲティの身代金の支払いもあり、解放され母のハリスと再会する。

【ネタバレ】「ゲティ家の身代金」のラストの展開

舞台は1973年のイタリア・ローマ。

石油を当て、当時世界一の金持ちと言われた石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ポールが誘拐される。

誘拐犯グループ・ンドランゲタは1700万円の身代金を要求するが、ゲティはそれを拒否。

マスコミが騒いでいる中で身代金を払ってしまうと、ほかの親族も誘拐されてしまうと危惧したからである。

しかし、ゲティは秘密裏に元CIAで側近の部下チェイスにポールの捜索を依頼。

また、ゲティが身代金払わない知ったことでポールの母親ハリスも合流し、チェイスとハリスの二人はイタリア・ローマで現地の警察と協力し、捜査を始めていく。

一方、誘拐されたポールは誘拐犯のアジトで監禁されていたが、そこで誘拐犯のリーダー・チンクアンタと知り合い、誘拐犯と人質という立場でありながらも、親睦を深めていく。

その頃、チェイスとハリスは地元警察と協力し、ポールの在り処を発見するが突入作戦は失敗。

ポールはチンクアンタに連れ去られてしまい、ンドランゲタのリーダーで投資家と呼ばれる人物にに売り渡されてしまう。

そして、投資家が新たにゲティ家に身代金を要求するのであった。

一方、ハリスは義理の父ゲティに身代金の要求を頼むが拒まれ、チェイスの捜査も虚しく捜査も難航していく。

しかし、ここでポールがスキをついて誘拐犯のアジトから脱出を図る。

運良く警察に助けてもらい、母のハリスに電話して助けを求めるが、実は街全体がンドランゲタと癒着しており、ポールは再び誘拐されてしまう。

また、ゲティ家が中々身代金を払わないことに腹を立てた投資家は、ポールの耳をそぎそれを警察に送る。

いよいよ後がなくなったハリスとチェイスは、ゲティにポールの耳が削がれた記事が掲載された新聞を大量に送付。

また、チェイスは元CIAの交渉術を駆使し、身代金を400万ドルまで値下げし、ポールに情が移ったンドランゲタの一味・チンクアンタの力を借りて、ポールの脱出に力を入れていく。

しかし、ここでゲティが身代金を節税対策のために利用した事実と、また、身代金を払う代わりに親権をハリスから奪う要求をしてくる。

ハリスは息子を助けるためにその要求を飲むが、チェイスが強気な交渉術を駆使してゲティを罵倒し、その効果もあってゲティは親権もお金もハリスに譲る。

ハリスとチェイスは最後の交渉のために、ンドランゲタのアジトに向かい、紆余曲折がありながらもそこでポールを救うことに成功する。

また、そのタイミングでゲティは寿命がきてしまい、息を引き取ってしまう。

こうして、相続権のあったハリスとポールは莫大な財産を手に入れ、幸せな生活を手に入れるのであった。

【ネタバレ】「ゲティ家の身代金」の感想

全体の感想

ゲティ家の身代金 (ハーパーBOOKS)

「サスペンス×リドリー・スコット」

これはもう、ぼく的には見ない理由がないということで鑑賞してきました。

結果的には「まずまず」かなという印象。

ハイセンスな音楽と映像、そして名優たちが繰り広げる緊張感あふれる会話劇はよかったです。

ただその反面、ぼくの苦手な聖書の引用や謎が多い…….。

また、アクションではなく身代金の交渉やそれを取り巻く、汚い大人たちの人間に焦点を当てていたからか、悪く言えば地味な映画でしたね。

物語は、世界的大富豪ジャン・ポーツ・ゲティの孫ポールが誘拐されるところから始まります。

誘拐犯達は1700万ドルの身代金を要求。

ゲティなら難なく用意できる金額ですが、ゲティは身代金を払わないと公言。

そこで。ポールの母親ハリスとゲティからポールの救出を頼まれた元CIAのチェイスはポールを救うためイタリアで救出作戦を決行。

しかし、身代金を払わないとゲティやゲインに嫌気がさし、誘拐犯たちはポールの耳を切りとってしまうのが物語の流れです。

物語は二転三転していくし、最後はゲティが折れ、身代金を払ってポールが解放されるといったハッピーエンドのですが、どうも物語に重みがない。

正直、映像と音楽と俳優に助けられている間は否めず、中身は奇跡体験アンビリバボーにありそうな、中途半端なドラマって感じでしたね。

エンドロールでは「この物語は実話とフィクションを合わせて制作された」というメッセージが出てくるのですが、ならもう少し物語に緩急をつけてもよかったでしょ。

なんか脚色が中途半端だっため、全力でのめり込むことができませんでした。

それと、絵画やラストのくだりをいまいち掴めることができず、もう少しヒントが欲しかったですね。

 

名演の演技が光る!役者陣はさすがというしかない

引用:映画.com

アートを彷彿とさせる映像や音楽と同じように、キャスティングもさすがでしたね。

とくに、本作のメインキャストの一人でポールの母ハリスを演じたミシェル・ウィリアムズは素晴らしかったです。

気丈に振る舞いながらも、息子を想う優しき母を演じており、喜怒哀楽の表現が100点満足でした。

最近は「グレイテスト・ショーマン」や「マンチェスター・バイ・ザ・シー」など、母親役を演じることが多いですが、完全に板についてきましたね。

細かな表情の作り方や、心情の訴え方が巧みで、彼女に感情移入した女性は多いはず。

あとは、誘拐犯のリーダー・チンクアンタを演じたロマン・デュロスのキャラも良かったです。

最初は自分の私利私欲のためにポールを誘拐するも、最後は彼に情が移り、誘拐犯側の唯一の見方として、ポールと接していく姿にほっこりしてしまいました。

それに加えちょっとアホなところも良くて、真面目な会話のシーンでも彼の天然感がいい箸休めになっており、133分という長尺を乗り切ることができましたね。

ただ、いつもはガテン系で攻め入るマーク・ウォールバーグが無理してメガネをかけてインテリをノリノリで演じていたのは、笑うしかなかったですね。

あれは完全にコントでした。

 

大富豪の成功哲学を学べる映画!?

引用:映画.com

本作では実在した大富豪ジャン・ポール・ゲティの成功哲学を学べる映画でしたね。

常に自分の損得で動き、欲しいものを手に入れるために合理的に歩みを進めていくゲティの姿に学ぶことはたくさんありました。

とくに、無職の自分の息子に大きな役職を与えた際の「溺れるか、泳ぐか。どちらか自分で決めろ」という、いかにもアメリカ人らしいセリフには痺れてしまいました。

他にも、お金をケチるところにはとことんケチり、使うところは使う様も大富豪のソレ。

愛する孫の身代金を節税対策に利用するマインドにはぶったまげましたね。

そりゃあ、「自分が持っているお金を数えられるなら、その時点でそいつはお金持ちじゃない」なんて言っちゃうわけだ。

まさに旧世代の金持ちを体現した姿勢は、この時代だからこそ、生活の参考にすることができるかと。

自己啓発本が好きな意識高い系も見る価値がある作品だなと思いました。

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