みなさんこんにちは。下町バットマンです。
3/25日に公開されるギリシャ映画「ストロングマン」を鑑賞してきました。
感想は「つまらなかった」の一言。
とりあえず、ぼくの感想を読めばすべてを察するかと思います。
ネタバレの感想記事です。自己責任でお読みください。
目次
映画「ストロングマン」の作品概要
あらすじ
ギリシャのエーゲ海でクルージングを楽しむ6人の中年男性。船がアテネに帰港するまでの間、6人の中で誰が最高の男(ストロングマン)かを決めるゲームがスタートする。ズボンのベルト位置、料理の知識、コレステロール値などなど、互いの一挙一動を評価し合い、あらゆる面で優れているポイントに点数をつけるというバカバカしいゲームに6人は冗談半分なノリで楽しんでいた。しかし、次第に男たちのギアが入り、ゲームは男の意地とプライドを懸けた争いへと発展していく。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 ギリシャ
- 公開年 2017年
- 上映時間 105分
- 配給 ファインフィルムズ
- 監督 アティナ・ラシェル・ツァンガリ
- 脚本 アティナ・ラシェル・ツァンガリ、エフティミス・フィリッポウ
- キャスト ヨルゴス・ケンドロス/パノス・コロニス/ヴァンゲリス・ムリキス
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 F
こんな人にはおすすめできません
- 老若男女の日本人
【ネタバレ感想】「ストロングマン」
展開や設定がよくわからない
本当につまらなすぎて何度も席を立ちそうになりました。
音楽がほとんどなければ、会話もつまらない。それでいてギリシャ語のクセも凄くて、ぼくはもうお手上げ状態でしたね。
こんなに退屈な映画があるとは、ある意味驚愕しました。
そもそも設定がよく分かんないんですよ。
誰が1番最高の男か!を決める「ストロングマンゲーム」を男6人が狭い遊覧船の中で始めていくわけですが、説明が全くなければ「よーいドン!」もないわけで、いま何をしているのかが分からない。
あらすじを読む限りだと、ストロングマンゲームというのは船がアテネの港につくまでに、どれだけ男前な行動ができるかをお互いが評価し点数をつけ、1番高得点を採ったものが優勝という遊びだそうです。
そこで、6人の男達が些細なことでいちいち競争していくわけですが、その内容が意味不明。
- 寝相がすごくいい
- コーヒーはブラックで飲む
- 悲鳴を上げたらすぐにかけつける
- 血糖値は常に正常
- イカフライが作れる
いや、おもんな!
ギリシャにはユーモアという言葉がないのでしょうか?
いや、たぶんこのプロット自体は悪くないんですよ。ハリウッドや日本がリメイクすれば、ワンシュチエーシャンものとしてある程度面白いものができるとおもいます。
ただ、本作では髭もじゃで禿げているおっさん達が、ただ単に醜い競争を繰り広げているだけで、まったく笑えない。
それでいて、ちょくちょく勃起とかインポとか下ネタも挟んでくるんですけど、まったく面白くない。ただただ下品なだけ。
発想が中学生すぎて、終盤は悲しみと頭痛が襲ってきました。
会話がつまらない
基本的に狭い船内の中で、おっさん達がずっと喋っている作品なのですが、その内容もまったく面白くないし、笑えない。
愛想笑いもできないレベルで、汚いおっさん達が幼稚でくだらない会話を延々と続けているだけでした。
「ちんこが勃たなくて子供ができない」
「小石を集めているんだけど、純粋にまん丸なものが見つからない」
「掘られたいやつはいるか!!」
ロンドン映画祭で最優秀作品賞を受賞したとか絶対嘘だろ!と思うほどの退屈なセリフと展開の数々。
あまりにどうでもいい事ばかり話すので、劇中のセリフをほとんど思い出すことができない。
というか、わざわざ映画にする必要があったのでしょうか。
素人がYoutubeにあげたショートムービーならまだしも、プロがつくった作品とは到底思えない。
このレベルで金を撮ろうといった心意気が許せないですね。
これだけトークスキルやら漫才やらと、話すことに関してはめちゃくちゃ秀でてる日本で、本作は流行らないと思いますよ。
とにかくむさ苦しい
約2時間、禿げと髭もじゃのおっさんしか出てこないので画面に華がなく、また景色もずっと変わらないので、息苦しくてしょうがなかったです。
一応、ギリシャではアイドル的な扱いをうけているサキス・ルヴァ―スという俳優さんも出演しているのですが、あのレベルならハリウッドにゴロゴロいるので特段何も感じませんでした。
これはもう、外国人フェチの女性かそっちの気がある男性しか楽しめないです。
せめて、ギリシャ美女を1人か2人は用意してほしかったですが、まあそんな配慮もなかったので、ひたすら苦痛でしたね。
【まとめ】 ぼくが嫌いなテイストの作品でした
本作は、ギリシャの国民的な童謡や遊びが使われていそうですが、そのことについての解説がまったくないので、ジャップのぼくはポカーン状態でした。
本当、不親切な映画です。
そもそも、ラストも凄く曖昧で、いわゆる答えを観客に委ねる系の映画。
ぼくは、こういった白黒ついてない作品が苦手なので、今回は楽しむことができなかったのでしょう。
とりあえず、日本での公開は3/25日らしいので一応伝えておきます。