みなさんこんにちは。下町バットマンです。
世間の皆さまより先に、11/19(土)公開の「世界の果てまでヒャッハー!」を試写会でみてきました。
ポスター、冊子、シール等の限定グッズがもらえて満足。
作品自体も最高に面白かったので、さっそく感想を紹介していきます。
※この記事では「世界の果てまでヒャッハー!」のネタバレをしています。物語の核心には迫っていませんが、自己責任でお読みください。
目次
「世界の果てまでヒャッハー!」あらすじ、キャスト紹介、採点
「世界の果てまでヒャッハー!」あらすじ、キャスト紹介
結婚を考えている恋人ソニアを連れ、男友だちとブラジルのリゾート地にバカンスにやってきたフランク。しかし、滞在先のビーチでフランクと友人たちは姿を消してしまう。取り残されたソニアは、その場に残されていたハンディカメラの映像を確認しながら、いなくなった男たちの行方を追うのだが……。
http://eiga.com/movie/84595/
- 制作国 フランス
- 監督 ニコラ・ブナム、フィリップ・ラショー
- キャスト フィリップ・ラショー、アリス・ダヴィッド、クリスチャン・クラヴィエ
- 上映時間 93分
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 A
- 腹から笑える映画を探している方
- 南国気分を味わいたい方
- ルーギャーのチャンネーが大好きな方
「世界の果てまでヒャッハー!」感想 【ややネタバレあり】
フランスで大成功したファウンド・フッテージ映画
画像引用:映画.com
フランスで興行収入2週連続No. 1、8週連続Best10入りをはたした話題作。
「ランボー」や「127時間」のようなサバイバルや「ハングオーバーシリーズ」のような馬鹿騒ぎ、そして「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようなミステリー要素を連想させるPOV形式(ハンディカメラ映像)など、いろんな映画の要素をとりいれたコメディ映画になっています。(書いてて疲れた)
そんないろんなもん詰め込んで大丈夫なの?と思われる方もいる思いますが、安心してください。
最高にヒャッハーできる、最高なコメディ映画に仕上がっています。
あらすじは少しややこしいので箇条書きで説明していきます。
- 主人公フランクは、婚約者のソニアとおバカな友人達計6人をつれてブランジルへバカンスに。
- フランクはバカンスの他に、ホテルの経営者でソニアの父親ジャンに結婚を認めてもらうという目的があった。
- しかし、ジャンには軽くあしらわれそれどころかソニアの祖母で体の不自由なヨランドの世話を押し付けられる。
- 婚約者のソニアとも喧嘩をしてしまったフランクは、ヨランドとおバカな友人達を連れ、ジャングルの秘境ツアーに。しかし、ここで消息が途絶える。
- 心配したソニア達が行方を探していると、彼らが使っていたビデオカメラを発見。しかし、再生したらそこにはとんでもない映像が映っていた。
本作は「ファウンド・フッテージ」と呼ばれるジャンルの作品で、撮影者が行方不明になったため、埋もれていた映像を回したら衝撃の事実が隠されていたという、フィクション作品です。
物語はビデオを見る側と探検ツアー側の両視点が交互に移りかわる形で進んでいきます。
世界の果てまでイッテQ(今思ったらタイトルめっちゃにとる)のように、ロケ隊のVTRをスタジオのタレント達が鑑賞しているイメージを想像してもらえればわかりやすいかと。
ちなみに、ファウンド・フッテージ映画の元祖は1982年公開の「食人族」という映画です。
本作が面白い理由は「コメディアン」という職業にある
Twitterでもいったように、今年度みたコメディ映画の中でNo. 1でした。
試写会で鑑賞したのですが、人生初のライブでの爆笑の渦を体験。とにかく周りの笑いが止まらないので、最後らへんはむしろイラッとしたのを覚えています。
本作が面白い理由の1つは、メインキャストがコメディアンで構成されているからです。
主演のフィリップ・ラショーはフランスで5人組のコメディユニットを組んでいるそうで、他にもそのユニットのメンバー、タレックとジュリアンが仲間として出演しています。(日本でいうネプチューンやジャングルポケットみたいなもんですかね。)
ぶっちゃけ、ちゃんとした俳優さんはヒロインのアリス・ダヴィッドとフランスの名優で「最高の花嫁」などで知られるクリスチャン・クラヴィエくらい。
このように、コメディアンで構成されたキャストなだけあって、1つ1つの動きや会話の間、そして躍動感といったものが完璧なんですよね。
もうここら辺は流石としか言いようがなくて、息のあった掛け合いやアドリブなんかは普段からやってないとできません。
下手に注目の役者を使わず、観客の笑いのツボを心得ているコメディアンを中心にキャストを組んだのは大成功だと思いました。
日本にしろ海外にしろ、二枚目俳優がコメディ系の映画やドラマで頑張っておちゃらけることってよくあるけど、ぶっちゃけサブいことのほうが多いじゃないですか。
なんかもう見ているこっちが恥ずかしくなってきて、チャンネルを変えたくなるあの感じ。(映画館だとより地獄です。)
でも逆に、日本のお笑い芸人さんしかり、本作のコメディアン達しかり、彼らは映画やドラマに出てもあまり違和感がないんですよね。
きっとかれらは普段からコントやショーで何かを演じている分、役者という職業に抵抗がなく、また、変にカッコつける必要もないので自然体で演じることができるのでしょう。(逆は無理ですが)
あとは、現場の楽しさや高揚感がビンビン伝わってきたのもよかった。
「これ演技じゃなくて素で笑ってるなとか」「いまのアドリブだよね」とか。本人達が全力で楽しんで全力で演技している分、みているこっちもワクワクしてくるんですよ。
15m以上の高さの崖からとび降りたり、スカイダイビングをするシーンがあるのですが、本作ではスタントマンやVFXを使わず、演者本人達が実際に飛んでいるんだそうです。
なんでも、撮影の合間にみんなでこっそりとジャンプやダイブの練習をしていたそうで、その躍動感と一体感、そして彼らの本気で楽しんでいる顔は眩いほどキラキラしていました。
昔、ダウンタウンの浜田さんが、「作り手が全力で楽しまないと人を本気で笑わすことはできない」といっていましたが、本作をみてその言葉の意味を理解しました。
内向的で騒ぐのがキラいなボクでも、あの輪に入れるならブラジルに飛んでいきます。それくらい素敵で愉快な雰囲気に包まれていました。
ロケーションも最高!冬に南国気分が味わえる!?
画像引用:映画.com
高校生の頃ハワイにいって以来、ぼくは南国の土地に強い憧れをもっています。(夏生まれってのも関係あります。)
本作の舞台は、世界中のセレブ達がこぞって訪れるブラジルの「イタカレ」というリゾート地です。
アダム・サンドラー主演の「50回目のファーストキス」もそうでしたが、南国が舞台ってだけで評価が甘くなっちゃうんですよね笑
青い空と太陽に照らされたビーチ。ナマケモノやチーターといった現地にしかいない珍しい動物達。
あれだけの絶景を大スクリーンでみれるだけでも、日々の疲れは吹っ飛びます。
とくにいまの季節はぼくの大っ嫌いな冬ですからね。腹の底から笑いたい方や、南国気分を味わいたい方は、コロナでも片手に映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ただ、女性が苦手とする生々しい下ネタや人種差別的な発言がバンバンでてくるので、そこだけは気を付けてください。
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