みなさんこんにちは。下町バットマンです。
試写会に当選したので、世間よりも一足先に「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 」を鑑賞してきました。
監督は「6歳のボクが大人になるまで」や「スクール・オブ・ロック」で有名なリチャード・リンクレイター。
キャストはgleeのライダー役で有名になったブレイク・ジェンナーや、
世界で最も美しい顔にもランクインしたゾーイ・ドゥイッチが出演しています。
目次
「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」あらすじ、キャスト紹介、採点
あらすじ、キャスト
あらすじ
このコメディー映画は、1980年代のテキサス大学野球チームの一年生の新たな友情関係、そして数々のやんちゃな行動を巧みに描いています。
大学の野球軍団が、ルームメイトや女の子と出会いを通じながら、自分たちの生きる道を見つけていく物語です。自由、そして責任を持ちながら、思い切った行動に出る主人公たちに、最高のノスタルジーを感じられます。
成績証明書の偽装、年齢詐称など、思い切りのいい行動にも注目です。彼らはのどかな時代にしがみつきながら野球を楽しんでいます。
http://ciatr.jp/topics/157018
- 監督 リチャード・リンクレイター
- キャスト ブレイク・ジェンナー、グレン・パウエル、ゾーイ・ドゥイッチ
- 上映時間117分
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 C
こんな人にはおすすめできません
- 非リア充の方
- リア充が嫌いな方
- エブリバディ・ウォンツ・サム!!という題名が気に食わない方
エブリバディ・ウォンツ・サム!! 感想
野球推薦で大学に入ることになった主人公を中心に、野球部員達が馬鹿騒ぎするだけの青春ムービー。
女、酒、ドラッグ、ここぞとばかりに下ネタをぶっ込み、同じようなシーンを延々と繰り返すだけの、くだらないコメディ映画です。
試写会だったからよかったものの、お金を払って見ていたら不機嫌になっていたかと。
リア充なら楽しめるコメディ作品
本作を楽しむ秘訣は、どれだけ主人公ジェイク(ブレイク・ジェナー)を中心にした野球部員達に共感し、
どれだけかれらの輪のなかに、自分も入っていけるかで楽しさはかわってきます。
それこそ、学生時代にかれらのようなスクールカースト上位または日本式でいうとリア充だった方、
もしくは、はなから諦めてこれは頭を空っぽにしてみる映画だと主人公達にすり寄っていける方は楽しめるかとおもいます。
しかしぼくははなからすり寄るきもなく、リア充的なノリ、もっというとアドレナリンやアルコールに頼って馬鹿騒ぎをする連中が嫌いなのでまったく共感できず、完全に置いてけぼりにされてしまいました。
それこそ主人公のジェイクをふくめ、本作の登場人物達はお酒、女、ドラッグにしか興味がありません。
野球部員に与えられた専用のハウス、クラブ、パーティー会場の3つをぐるぐる回るだけの映画で、
このシーンさっきもみたんだけど!!と、逆に面白くなってきます。
もちろん。同じ男として納得できる部分もあるわけですよ。
それこそ、男同士だとくだらない下ネタで盛り上がるのもわかるし、
卓球や意味不明なデコピンゲームなど、どうでもいいことでムキになって争うといった行為も若い男性の特権です。
ただね、文化の違いといったらそれでおしまいかもしれないけど、まったく映画に感情がはいってかないんですよね……。
だって、ぼくはリア充でもなければ、アメリカ人でもないし、野球の経験もないですもん。
こんな感じで1回自分が素になってしまうというか、冷静になってしまうと、バラエティやコメディって笑えなくなるんですよ。
いま、桜塚やっくんのネタをみてもあの事故の印象が強すぎて笑えないのと一緒です。
コメディやバラエティってそんなもんです。
一度置いてかれたらもう、その輪に入っていくことはほぼ不可能なんです。
そして何より気になったのは主人公のジェイクとヒロインのビバリー(ゾーイ・ドゥイッチ)の恋愛模様。
さすがに上手くいきすぎでしょ……。
好きな女の子の部屋の前に電話番号を書いた紙をおいといたら、電話がかかってきた!?
しかも、その日のうちに部屋に誘われた!?
イケメンフェイスで告白したらソッコーでOKもらえた!?
勘弁してくれよ……。たまったもんじゃない!!
とんとん拍子に恋愛が上手くいくのは、主人公がイケメンで野球部で、面白いからですよね?(そうですよね…..?)
「こんな光景、学生時代さんざんみてきたわと!」
同じような境遇を生きてこれなかった人は哀れになるだけ。
あくまでも青春を唄う作品なら、もうちょっと恋愛に紆余曲折があってもいいんじゃないですかねぇ。
それにこの部分って作品の全体部分と矛盾していて、中盤までは大学生のハッピーライフをなんの脚色もなくリアルに描いているのに、
終盤でいきなりフィクションチックな恋愛劇はありなんですか?(どーなのよ)
楽しめるのは同じ境遇を生きてきた人間か、人生に余裕のある年配の方々だけですね。
よかった点もあったけど………

唯一まともだったのは音楽とゾーイ・ドゥイッチ演じるビバリーだけでしょうか。
しょっぱなからアメトークでも使われているザ・ナックの「マイ・シャローナ」が流れたのは正直興奮しました。
もちろん、タイトルでもつかわれている、ヴァン・ヘイレンの「エブリバディ・ウォンツ・サム」 など、
普段からDeep PurpleやAC/DCなどの80年代のメジャーミュージックを聞いているぼくからしたら音楽はよかったですよ。
それと、ボケばかりが登場する本作において唯一まともでチャーミングなヒロインのビバリーは可愛かったですね。
ただ、やっぱり思い返せば馬鹿騒ぎしてるわりには派手さがない。
もっと自由な青春を唄う作品なら、非日常的に騒いでほしい。
完全に世の中の非リア充をバカにした問題作でしたね。
画像提供:映画.com
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