みなさんこんにちは。シタマチです。(下町バットマンから改名)
あの「トランスポーター」シリーズで知られる、アクション界の巨匠リュック・ベッソンが制作。
しかも、ネイビーシールズ×ナチスという、ぼく的黄金ワードの組み合わせのだったので去年から楽しみにしていたのですが、無難&地味で、なんとも言えない気持ちになりました。
俗に言う「ポップコーンを片手に映画」で、何も考えずに見るには最適ですが、アクション好きには物足りない作品になっています。
なぜ、見づらくて地味な水中戦をメインのアクションシーンにもってきてしまったのか。
「96時間」のようなスタイリッシュなアクションを望んだぼくが馬鹿でした。
この記事では、
- 作品の概要
- 登場人物紹介
- ラストの展開
- ネタバレ感想
を紹介していきます。
ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。
目次
「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」の作品概要
あらすじ
1995年、紛争末期のサラエボで大胆な戦略を展開するマット率いる5人のネイビーシールズのもとに、ある日、湖に重さ27トン、総額は3億ドルに及ぶナチスの金塊が眠っているとの情報が入ってくる。この金塊があれば、戦争に苦しむ避難民を救うことができると、メンバーの1人が恋に落ちたウェイトレスから懇願された5人は、金塊を奪取するため作戦を計画。敵陣の真っただ中に位置する水深45メートルの湖から、8時間という限られた時間で金塊を運び出すミッションがスタートする。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 フランス・ドイツ合作
- 公開年 2018年
- 上映時間 105分
- 配給 アスミック・エース
- 監督 スティーブン・クォーレ
- 原案・製作 リュック・ベッソン
- キャスト サリバン・ステイプルトン/チャーリー・ビューリー/シルビア・フークス/ジョシュア・ヘンリー/ディアミッド・マルタ/ディミトリー・レオニダス/ユエン・ブレムナー/J・K・シモンズ
監督は「イントゥ・ザ・ストーム」で知られるスティーブン・クォーレ。
そして、原案・製作を務めるのは、アクション映画界の巨匠で、「トランスポーター」シリーズや「レオン」で有名なリュック・ベッソン。
主演を務めるのは、「300 帝国の進撃」で主人公を務めたサリバン・ステイプルトン。
また、「ブレードランナー 2049」でラブ役を演じ話題になったシルヴィア・フークスや「セッション」でアカデミー賞を獲得したJ・K・シモンズも出演しています。
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 B
「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」の主要登場人物
マット・バーンズ/サリバン・ステイプルトン
アメリカ最強特殊部隊ネイビーシールズのリーダー。
強くて優しくて賢い、頼れる人物だが、時に上官を無視して危険な作戦でミッションを遂行していく。
結婚していたが、妻が交通事故を起こしたため娘が死んでしまい、現在は離婚して独り身である。
最後はミッションを成功させ、手に入れた金塊をララに託した。
スタントン・ベイカー/チャーリー・ビューリー
マット部隊の隊員の1人で、女癖が悪い色男。
ネイビーシールズとしてサラエボ紛争に参戦し、そこで現地のウェイトレス・ララと結ばれる。
また、彼女から湖に眠る金塊の話を聞き、国の再建のために一緒に入手してほしいと頼まれ、チームを巻き込んで金塊を手に入れる作戦を立てていく。
最後はマットや他の隊員同様、ララに金塊を託した。
ララ・シミッチ/シルヴィア・フークス
紛争中のボスニア・ヘルツェゴヴィナのバーで働くウェイトレス。
スタントンと出会い、結ばれていく。
真面目で心優しい性格で、紛争中の国を再建するために基金を設立。
また、マットやスタントン達に頼んで、金塊を入手する計画を持ちかける。
最後はアメリカ軍の配慮もあり、入手した金塊の半分を手に入れた。
「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」のラストの展開
1995年。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都ボスニアでは、独立問題を巡って、ボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人が紛争を繰り広げていた。
見かねたNATO軍(アメリカ、ヨーロッパを中心とする軍隊)は、ボスニア紛争に参入。
アメリカ最強の特殊部隊ネイビーシールズのマット部隊も現地入りする。
マット達の任務は、セルビア軍の将軍を拉致することで、大胆な作戦で任務に成功するも、セルビア軍から恨みを買うことになる。
そうとも知らず、部隊一の色男スタントンは、現地の美しいウェイトレス・ララと結ばれ、彼女から湖の底に眠る金塊の話を聞かされる。
この地はかつてナチスドイツ支配し、フランスから盗んだ芸術品や金塊を保管していのだが、ダムの爆発によってそれらがすべて湖の奥底に沈んでしまったのである。
祖父からこの話を聞き実際に潜水して確かめたララは、この金塊を使って基金を設立し、ボスニアを再建させたいとスタントンに懇願。
スタントンはリーダーのマットや他の隊員に相談し、金塊を平等に分けるという契約で極秘に作戦を実行していく。
早速、マットたちは作戦に必要な道具を現地で揃え、作戦を決行しようとするが、先日のセルビア軍の作戦が仇となり、国に送還されることになってしまう。
一度は諦めたマット達だったが、出国までの短時間で金塊を掘り当てる方法を思いつき、湖の奥底に潜っていく。
紆余曲折があり、なんとか金塊を手にいれたマット達だったが、そこに巡回中のセルビア軍が現れ、ネイビーシールズを襲撃していく。
しかし間一髪のところで、マット達の作戦を聞きつけた味方が駆けつけ、セルビア軍を撃破。
そして、ネイビーシールズとララは3億ドルもの金塊を入手することに成功する。
半分は元の場所(フランス)に戻されたが、残りの半分はアメリカ軍とマット達の配慮により、ララに手渡されるのであった。
【ネタバレ】「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」の感想
【全体の感想】教科書通りのアクション映画

教科書通りに製作し、上手くまとめたアクション映画だなという印象を受けました。
もちろん、ツッコミどころは満載ですが、それは後に詳しく説明するので、まずは良かったところから。
と思ったんですけど、あまりにも無難過ぎるアクション作品なので、目立つ描写がなかったんですよ。
ストーリーに関しては、タイトルが全部説明してくれていて、
- 紛争地域に問題児が集まったネイビーシールズ(特殊部隊)が派遣される
- 現地で知り合った美女の情報をもとに、金塊探索を開始
- 敵に邪魔されながらも金塊ゲット!めでたしめでたし!
と、単純かつ王道のつくりになっており、 「酒と泪と男と女と金」という感じのアクション作品でした。
ラストも義理人情溢れる展開になっており、結局手に入れた金塊のすべてを国の再建のために基金を設立した美女に渡して終わりという。
ちょっと、ルパンぽくて個人的には嫌いじゃないです。
ただ、予告のおバカ雰囲気とは違っていてコメディ要素は少なく、まじめなシリアス描写や哀しい歴史的背景もあって、笑えるというよりかは、白熱できるといった方が適切ですかね。
でも、全体的にみると「週末にポップコーン片手に何も考えずに楽しめる映画」というありきたりな感想しか出てこないです。
アクション映画好きの男性が息抜きに観に行くのにはちょうどいいんじゃないすか。
ベッソン節炸裂ならず!アクションが微妙

本作の製作を担当するのは、「トランスポーター」シリーズや「96時間」シリーズで知られる、アクション映画界の巨匠リュック・ベッソン監督。
アクション映画好きなら、彼の名前がクレジットされているだけで、劇場に足を運びたくなるものです。
ただ、本作のアクションは期待以下のもので、残念でした。
ベッソン監督のアクションと言えば、細かなカット割りとストレスのないカメラワーク、そしてユニークな発想のアクション演出が特徴的で、とにかく見やすくて、楽しいんですよね。
男性なら誰もが白熱できる、エンタテイメントという言葉がぴったりのアクションを展開してくれます。
ただ、本作では陸上戦での肉弾戦はほとんどなく、なぜか見辛い水中戦がメイン。
そのため、全体的にアクションが地味で、中々白熱できるポイントがないんですよ。
それと、黒幕が呆気なく死ぬので、アクション映画に必須のラスボスと主人公のタイマン戦も今回はお預けなんですよね。
このいい加減さを見る限り、リュック・ベッソン監督はほとんど現場に顔を出さなかったのでしょう。
来ていたとしても、広末涼子の時のようにどこかの美少女を連れてきて、イチャイチャしていただけでしょうね。
最近のリュック・ベッソン作品は、どれも45点くらいなので、そろそろ本気を出してほしいです。
メインキャラクターが地味過ぎる!
メインキャラクターがみんな地味でしたね。
- 優しくて強くて頼れるリーダー
- チャラ男
- 頭脳屋
といったように、一応キャラクター設定はあるんですけど、結局みんないい人止まりなんですよね。
童貞かよと。
前述したように肉弾戦が少なく、ほとんど水中戦なので誰が1番強いかとかは分からないし、かといって一芸できる奴がいるわけでもない。
予告であんだけ「ならず者感」を出しておいて、あの地味さはダメでしょ。
陸海空に対応できる、アメリカ最強特殊部隊「ネイビーシールズ」なんだから、もっとド派手にドンパチやってくんないと。
それと、ヒロインのララを演じたシルヴィア・フークスは容姿は美しいんですけど、中途半端なお色気しか披露しないので、これがまた歯痒いわけですよ。
おっぱいの1つや2つくらい見してくれてもいいのに、無駄にかまととぶりやがって!
よくよく考えたら、アクション映画の醍醐味である、アクションとお色気が中途半端ってやばいな….。
ただ、主人公達の上官を務めたJ・K・シモンズは出番が少ない割に存在感がありました。
まあ、彼の場合は「スパイダーマン」シリーズの編集長役のように、デスクの前で怒鳴っているだけで画になるし、それで仕事したことになりますからね。
エンドロールが長い!
あと、エンドロールが無駄に長い!
「スター・ウォーズ」ような大作は、キャストもスタッフも多いので長いのは分かるんですけど、なんで本作のようなB級作品があそこまで長いのでしょうか。
映画のエンドロールって、「そろそろかな?」と終わるタイミングが分かるじゃないですか。
その「そろそろかな?」が3回はありましたからね。
残っていたお客さんはみな心の中で、何かしらのツッコミを入れたはずです。
これから観に行く方は、鑑賞前にきちんとトイレを済ませておきましょう。
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