みなさんこんにちは。下町バットマンです。
映画好きならお分かりだと思いますが、ブログ名や名前にバットマン関連のものを入れているように、ぼくは映画「ダークナイト」が大好きです。
ブログを立ち上げた時からいつ記事を書こうかずっと考えていたのですが、先日東京のキネカ大森という映画館で「ダークナイト」を鑑賞してきたので、これを機にネタバレなしの解説&考察記事を書いてみることにしました。
「ダークナイト」というとぼくのようなファンが多い反面、アンチもたくさんいるいわくつきの映画。
しかし、本作はぼくの映画人生を大きく変えた作品であり、「ダークナイト」を高校生の時に観ていなかったら、年間200以上映画を観ることもなかったし、ブログも立ち上げていなかったことでしょう。
やっぱり、ぼくは「ダークナイト」を多くの人に見てもらいたいわけですよ。
アンチコメントに踊らされず、まずは自分の目でしっかりと見定めてほしい。
特に男性と映画好きには、死ぬまでに一回は絶対見てほしいですね。
今回は「ダークナイト」を鑑賞してもらいたいがために書いたので、この記事では物語の核心に迫るネタバレはしておりません。
しかし、予備知識なしで鑑賞したいという方もいると思うので、自己責任でお読みください。
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- ダークナイトライジング
- バットマンビギンズ
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目次
映画「ダークナイト」の作品概要
あらすじ
クリストファー・ノーラン監督&クリスチャン・ベール主演による「バットマン・ビギンズ」の続編。ゴッサム・シティに現れた史上最悪の犯罪者ジョーカー。バットマン=ブルース・ウェインは、協力するゴードン警部補や新任地方検事ハービー・デントらと共にジョーカーに立ち向かうが……。ジョーカー役のヒース・レジャーは撮影直後に急逝するも、その演技が絶賛され、第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞した。
引用:映画.com
よく前作の「バットマン ビギンズ」は観たほうがいいか?という質問をされるのですが、できれば観てほしいですね。
その方がバットマンの人となりやキャラクター達の細かな心理描写を理解できるので。
ただ、「ダークナイト」単品でも余裕で楽しむことはできます。(ぶっちゃけ本作だけ独立しているようなものなので)
時間がねぇ!!という方は、まずは「ダークナイト」から鑑賞しましょう。
そしてハマったならば、「ビギンズ」や三作目の「ダークナイト ライジング」を鑑賞してみてください。
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 アメリカ合衆国
- 公開年 2008年
- 上映時間 152分
- 配給 ワーナー・ブラザーズ映画
- 監督 クリストファー・ノーラン
- 脚本 ジョナサン・ノーラン/クリストファー・ノーラン
- キャスト クリスチャン・ベイル/ヒース・レジャー/アーロン・エッカート/ゲイリー・オールドマン/モーガン・フリーマン/マイケル・ケイン/マギー・ギレンホール/エリック・ロバーツ/キリアン・マーフィ
監督はみなさんご存じのクリストファー・ノーラン。代表作は「メメント」「インセプション」「インターステラー」など。今年の9月に新作の「ダンケルク」が公開されます。
主人公のバットマンを演じるのは「ターミネーター4」や「ダークナイトシリーズ」で知られるクリスチャン・ベール。
悪役のジョーカーを演じるのは、「ダークナイト」撮影後に急死したヒース・レジャー。
また、ゲイリー・オールドマンやモーガン・フリーマン、マイケル・ケインなど、ハリウッドの名だたるベテラン俳優も数多く出演しています。
また、ヒロインを演じたマギー・ギレンホールの弟は、「ミッション:8ミニッツ」で有名なジェイク・ギレンホール。(結構知らない人が多いので補足しておきます。)
【ネタバレなし】映画「ダークナイト」がいかに素晴らしいかを、7つのポイントに分けて解説!!
自己犠牲を払い続けるヒーロー「バットマン」
やっぱり鑑賞するたびに思うのは、「ダークナイト」におけるバットマンは、普通のヒーローとは違った魅力がたくさんあるわけですよ。
本来、ぼくたちが想像するアメコミヒーローというと、颯爽と現れて敵を倒し最後は美女をお姫様抱っこして空へ飛んでいくといったイメージですか、本作のバットマンには、従来のヒーローが持っている華はありません。
「ダークナイト」はヒーロー映画というよりも、「情熱大陸」や「プロフェッショナル仕事の流儀」のような、ヒーローの苦悩を描いたドキュメンタリー作品として捉えてもらった方が良いのかもしれません。(もちろんフィクションですが)
「ヒーローは完璧じゃない。ヒーローだって普通の人間のように悩んで、悲しんで、苦しむんだ」
もちろん、ダークナイト以外のヒーロー映画でも、ヒーローの苦悩や悲しみは描かれていますが、本作はそういったヒーローの影をとことん掘り下げている。
いや、むしろヒーローの影の部分に焦点をあてているわけですよ。
バットマンは劇中で何度も自己犠牲を払います。どれだけ自分が苦しもうとも、愛する人や仲間、そして市民のためにあらゆる感情を捨て、戦い続けていきます。
フィクションであったとしても、ぼくはバットマンを男として尊敬します。
今の時代、男の哀愁味とか自己犠牲を払ってまで人を助けるとか、そういったひと昔前の男くさくて、不器用なヒーローって中々世間に浸透し辛いけど、ぼくはそういったヒーローや男が大好きなんですよね。
絶対ぼくは、バットマンみたいに自分の生活や愛する人を捨ててまで、世のため人のために行動するなんてカッコ良い生き方ができない。
だからこそ、ぼくはバットマンに尊敬の念を抱くのでしょう。
ジョーカーとかいう今世紀最大の悪役を生み出した「ヒース・レジャー」
スティーブ・ジョブズ、マイケル・ジャクソン、フレディー・マーキュリーなど、何かを成し遂げた人は大体が短命。
本作の悪役ジョーカーを演じたヒース・レジャーもその1人で、今世紀最大の悪役を生み出したあとに悲運の死を遂げました。
一説によると、ヒース・レジャーは数週間ホテルにこもってジョーカーという悪を生み出すために、ひたすた役作りに没頭していたそうです。(ファンの間では有名なエピソードですね。)
こちらの動画では、ヒース・レジャーの壮絶な役作りの裏側を知ることができます。
字幕が無いので分かりづらいですが、内容をまとめるとこんな感じになります。
- ヒース・レジャーがジョーカーの役作りのために使っていたノートが見つかった
- そこにはジョーカー演じるにあたって、参考にした資料がたくさん張りつけられていた
- 撮影が終わる前に、ヒースはジョーカーの写真が張りつけられているページの裏に「bye-bye」と書き込んでいる
また、ティム・バートン版の「バットマン」でジョーカーを演じたジャック・ニコルソンはヒースが撮影に挑む際、「あまり役作りに没頭するな」と警告したのは有名な話。
結果、彼は悲惨な最期を迎えてしまったわけですが、32もの映画賞を受賞。その中にはアカデミー賞助演男優賞も含まれています。
ヒースは、自分の命と引き換えに漫画のキャラを演じたのでした。(役作りとかいうレベルを超えていますね。)
肝心のジョーカーの感想に関しては、「とにかく見て!」というしかない。
ただ、それだけだと考察記事として味気ないので、強いて言うならヒース・レジャーのジョーカーはフィクションの次元を超えています。
回りくどい言い方になってしまいますが、フィクションとか映画とかそういった次元を超えて、1つの狂気としてスクリーンの中に佇んでいるのです。
ジョーカーは金も女も名誉も欲しがりません。そして、死さえも恐れていません。彼はまるで病原菌のように、ただただ悪事を働くために存在する知的生命体。
何もしらない子供がみたら、アメリカのニューヨークの街には、ジョーカーという悪い奴がうろついていると勘違いするでしょうね。
「あの禍々しさの根源は一体なんなのか」
「そして、ヒース・レジャーはジョーカーを生み出し、演じきったあとにどんな景色を見たのか」
ジョーカーは、一生語り継がれる悪役であることは間違いないです。
ここぞという時に流れる、ハンス・ジマーが手掛けた音楽が最高すぎるんだよ…..
本作「ダークナイト」の楽曲を手がけたのは、ハリウッド映画界で様々な功績を残してきたハンス・ジマー。
彼は今までに、
- パイレーツ・オブ・カリビアン
- ミッション・イン・ポッシブル
- ライオンキング
- インセプション
- ザ・ロック
など様々な名作の楽曲を手がけてきました。
彼がダークナイトのために生み出した音楽は、作品の雰囲気と見事シンクロしており、悲壮感と力強さを併せ持った素晴らしい音楽となっています。
ぼくは一時期、ずっと本作のサントラばかりを聞いていたのですが、本作の音楽は聞いているだけで力がみなぎってくる、不思議なパワーを秘めているんですよ。
それでいて、劇中ではここぞというタイミングで音楽が流れるんですよね。
もう、たまんないすよ。
ヒーロー映画とは思えないほど重厚でシリアスな脚本。だが、そこがいい!!
さて、ぼくのようなファンも多い反面、アンチがたくさんいることでも有名なダークナイト。
そんな彼れらの意見をみてみると
「ヒーロー映画なのに内容が重い」
「戦闘シーンが暗すぎて何がなんだかわからない」
「長い」
といった文句が多いです。
たしかに、序盤で飽きてしまった人からしたら約2時間半という長尺は苦痛でしょうし、バットマンが肉弾戦を繰り広げるアクションシーンは素晴らしいとは言えません。
ただ、ヒーロー映画なのに内容が重いという部分については少し意見を言わせて欲しい。
ヒーロー映画といえばポップでド派手なイメージの方が強く、実際そういった作品の方が人気があるのは否めません。
確かにダークナイトは重厚でシリアスな脚本が際立ちますが、本作はある意味アメコミ映画の概念をぶち壊した作品。
今まであまり描かれなかったヒーローの闇に焦点をおき、だれもが触れようとしなかった正義の盲点を突いた脚本は素晴らしいとしかいいようがない。
それこそ、もしノーラン監督が大作のプレッシャーに負け、少しでも本来のアメコミ映画のようなポップな演出を施していたら、ここまで世界的な大ヒットにはならなかったでしょう。
また、少しネタバレになってしまいますが、最愛の人の死や善人が平気で悪に染まっていく過程など、現実世界でもありえる陰惨な出来事をうまくアメコミ映画に混在させたのは、ノーラン監督のアーティストとしての力量でもあり、欲をいえばそこは評価してほしいところ。
また、映画評論家の町山智浩さんは本作のことをこのように仰ってました。
「ダークナイトは重くて危険な犯罪ドラマ。決して子供が見るような映画ではない」
仰る通りで、ほとんどのヒーロー映画がティーン向けなのに対し、たまには本作のような重厚でシリアスな、大人しか楽しめないアメコミ作品があってもいいと思うんですよね。
女性や子供からしたらつまらないものでも、大人の男性が1人で楽しめるヒーロー映画が年に1本や2本はあってもいいはず。
【神は細部に宿る!】ディテールにこだわった作品作り
本作のメガホンをとったクリストファー・ノーラン監督といえば、丁寧で緻密な作品作りで有名。
「インセプション」や「インターステラー」といった他の作品をみれば、映画にそこまで詳しくなくても、肌感覚でわかるかと思います。
本作はノーラン監督の最高傑作と言われており、細部までこだわり抜かれて製作された「ダークナイト」は、第81回アカデミー賞で7部門ノミネート、2部門受賞の快挙を成し遂げました。
有名な逸話ですが、本作はほとんどCG技術が使われていません。
- ジョーカーが乗ったトレイラーが横転するシーン
- ビルが大爆破するシーン
- ヘリコプターが墜落するシーン
- そして、例のバットモービルのシーン
正確にいうと細かな部分はCG処理が施されているものの、なるべくCG技術に頼らず、予告編でも流れるあの大迫力のアクションシーンを撮影したのです。
CGに頼らないアメコミ映画ってすごく斬新だと思うんですよね。
「ア○ンジャーズ」のようなCGをフルに使ったアメコミ映画を批判するわけではいですが、CGってある意味なんでもできちゃうチートなんですよ。
ぼくは本作のような、実写撮影にこだわった職人気質の監督やキャスト、スタッフが製作した映画が大好き。
他にも、ダークナイトにはノーラン監督やキャスト、スタッフのこだわりが随所で垣間見ることができます。
- 病院を爆破するシーンで、中々起爆しないためジョーカーが焦って何度もボタンを連打するシーンがあるが、あれは完全なアドリブ。ヒース・レジャーが素で焦っている仕草が良かったので、急遽追加されることになった
- ジョーカーは靴の裏に仕込んだナイフを多用してバットマンに攻撃を仕掛けるが、あれは「007」のジェームズ・ボンドのオマージュ。実はノーラン監督は007の大ファン。
- 当時世界に4台しかなかったIMAXカメラの1台を使用して、撮影。しかし、撮影に集中するあまり日本円にして2億5千万円のIMAXカメラを壊してしまった
- ダークナイトに出てくるエキストラの警察官たちは、ほとんどが現職の警察官
- 本作はアル・パチーノ×ロバート・デニーロが主演の「ヒート」を参考に作られており、撮影前には演者やキャストにヒートを見した。
- ジョーカーを演じたヒース・レジャーは、共演者が自分を殴る際よりリアリティを出すために本気で殴ってくれと頼んだ
- ノーラン監督は本シリーズの始動にあたって配給会社のワーナー・ブラザーズに出向き、約1時間もバットマンへの愛を訴え続け、製作の許可をもらった。
他にもこういった小ネタはたくさんあるので、細かいところまで配慮された映像や演出を堪能してください。
出てくるガジェットがとにかくカッコいい
バットマンと言えば登場する武器や機械などのガジェットがとにかくかっこいい。
ここら辺は男子にしか共感をもらえないかもしれないけど、やっぱりヒーロー映画に出てくるガジェットは魅力的じゃないとね。
ダークナイトに出てくる代表的な武器といえば、なんといってもバットモービル。
引用:コズミックトイボックス
シンプルなデザインでありながらも、力強さと高機能を兼ね備えた劇中最強の武器。
ウェイン・エンタープライズが開発した軍用試作車で、別名「TUMBLER(タンブラー)」とも呼ばれています。
マシンガンなどの銃火器やステルス機能を要し、ジャンプして障害物をかわすことも可能。
また、車内に取り付けられているバットポットは世界中の男子の心を掴みました。
そして、バットマンが着ているスーツも忘れてはいけません。
現実世界でこんな格好をしてうろついていたら、銃刀法違反で捕まること間違いなしですが、ダークナイトの世界観だからこそ許させるこのフォルムと出で立ち。
ちなみに、ここで紹介したものを全て揃えて本物のバットマンになるには、約77億円のお金がかかるそうです。(コスプレでいいなら、ドンキやAmazonで安く揃えることができます)
本物のバットマンになるには、まずはお金持ちにならなくてはいけませんね。
「ダークナイト」のお気に入りのシーン
最後に、お気に入りのシーンを紹介して終わりたいと思います。
物語の核心に迫るシーンは紹介しませんが、予備知識なしで鑑賞したいかたは自己責任でお読みくださいませ。
まずはこのシーン。
「ジャジャーン!」は最高に笑えるし、ジョーカーの人となりが一瞬で理解できるシーンとなっています。
そして、1番好きなシーンはこれ。
「おれを引け!」と死を全く恐れていないジョーカーがバットマンを挑発する場面は何度見ても鳥肌が止まらない。
また、振り返ったあとのジョーカーの表情がまたね……
他にもお気に入りのシーンはたくさんあるのですが、あまり動画を貼ってしまうと本編を楽しめなくなってしまうかと思うので、ここまでにしておきます。
あとは、本編を鑑賞して楽しんでください。
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