みなさんこんにちは。下町バットマンです。
12/23日公開の「バイオハザード:ザ・ファイナル」を鑑賞してきました。
あまりの駄作ぶりに絶句してしまい、見終わったあとは言葉が何も出てきませんでした。
そして同時に怒りもこみ上げてきたのです。
ここでは、
- 作品の概要
- ラストまでの展開
- ネタバレ感想
を紹介していきます。
ネタバレ全開の感想記事なので、自己責任でお読みください。
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目次
「バイオハザード:ザ・ファイナル」のあらすじ、キャスト紹介、採点
あらすじ
人類の大半がアンデッドと化した世界で、人類最後の希望となったアリスは、悪夢のような現実の全ての始まりの場所、ラクーンシティのハイブへ戻ることになる。しかし、そこでは全ての元凶である巨大企業アンブレラ社が、アリスとの最終決戦に向けて全勢力を結集させていた。
引用:映画.com
- 監督 ポール・W・S・アンダーソン
- キャスト ミラ・ジョヴォビッチ、アラ・ラーター
- 上映時間 107分
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 F
気になるラストまでの展開【ネタバレ全開】
ここでは、箇条書きでラストまでの展開を紹介していきます。
物語は世界が荒廃した全ての元凶、アンブレラ社と「T-ウイルス」の誕生の回想から始まる。
↓
普通の人の何倍ものスピードで老化が進む奇病に侵された娘アリシアを治すべく、アンブレラ社のマーカス博士は「T–ウイルス」を開発。
↓
アリシアの奇病は治ったが、「T–ウイルス」には人をアンデット化させる副作用があることが発覚。マーカス博士の同僚で、本シリーズの黒幕であるアイザックス博士は「T–ウイルス」を悪用することを計画。マーカス博士を殺し、その娘であるアリシアを引き取る。
↓
舞台は現代に戻り、前作で仲間たちと別れた主人公のアリスは、様々なアンデットや生物兵器と戦いながらなんとか生き延びていた。
↓
成り行きでアンブレラ社の人工知能レッドクイーンに出会い、平和な世界を取り戻すために「T–ウイルス」の抗体ワクチンをアンブレ社から盗み出し全世界にばらまいて、アンデット達を消滅するように頼まれる。
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世界を救うため、アリスはラクーンシティにあるアンブレラ社の地下研究所「ハイブ」へ向かおうとするが、アイザックス博士率いるアンブレラ社に捕まってしまう。
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なんとか逃げ出したアリスは、前作で仲間だったクレアやその仲間たちと合流。ラクーンシティのハイブへ潜入する。
↓
ハイブには様々なトラップが仕掛けられており、仲間たちは次々と死亡。アリスとクレアだけが生き残り、抗体ワクチンが保管されている場所にたどり着く。
↓
しかし、そこにはまっていたのは本物のアイザックス博士(序盤に出てきたのはクローン)と宿敵ウェスカー、そしてT–ウイルスのおかげでなんとか生き延びていたアリシアだった。
↓
アイザックス博士達との死闘を制し、抗体ワクチンを手に入れたアリス。そこでアリスは、実は自分はアリシアのクローンだったことを知る。彼女が全編を通して記憶喪失だったのは、アリシアのクローンだったからである。
↓
そして、アリスとクレアはハイブを爆破し、抗体ワクチンを全世界に散布。
↓
こうして「T–ウイルス」によって荒廃した終幕の世界は終わりを告げ、希望に満ちた新たな世界が始まるのであった。
細かい説明は省いてますが、全体のあらすじはこんな感じです。
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唯一の希望である冒頭10分
画像引用:http://eiga.com/
前作が公開してから4年経っていたので、本作の冒頭は今までのシリーズのおさらいから始まります。
アンブレラ社のマーカス博士は、奇病(老化の進行が異常に早い)に侵された娘アリシアを救うためにT-ウイルスを開発します。
しかし、T-ウイルスには人の細胞を突然変異させ、アンデット化させる副作用があることが判明。
マーカス博士と共同発明者のアイザックス博士は、事態を収縮するために話し合いますが口論になり、アイザックス博士はマーカス博士を殺してしまいます。
そして、アイザックス博士はT-ウイルスを自分の野望のために悪用することを決意。
パート1のラクーンシティにあるアンブレラ社の地下研究所「ハイブ」で起こった悲劇へと続くわけです。
一方、主人公のアリスは気がつくと荒廃した町の中にいました。
日が照って埃だらけの町の中をあてもなく歩いていると、水中に潜んでいたアンデットに襲われてしまいます。
持ち前の身体能力で振り切った彼女ですが、次は地中から飛行型の大型クリーチャーが出現し彼女を襲撃。
苦戦するアリスですが、車や爆弾などをつかって撃退に成功します。
この冒頭のあらすじからアリスの戦闘までの一連のシーンは、スタイリッシュでテンポよく迫力満点。
「私はアリス。これは私の物語」
とアリスのホログラム映像が出てきたときは、「待ってました〜〜!!」と心の中で叫びました。
これはいいんじゃないの?と胸熱な展開に歓喜していたのもつかの間。
アンブレラ社の人工知能レッドクイーンから、世界を救うためにT-ウィルスの抗体ワクチンをアンブレラ社から盗みだすことをたのまれるも、衛星で監視していたアイザックス博士に捕まり一悶着。
しかし、アリスはそこからなんとか逃げ出し、パート3から参戦したクレア達と合流します。
そして、ラクーンシティの地下研究所「ハイブ」に潜入するのですが、このあたりからいつものくだらないB級ホラー映画に豹変していきました。
ちなみに、前作とは繋がっているようで繋がっていないというか…。
正直展開がぶっ壊れているので、なんとも言えないのですが、シリーズの詳細が気になる方は、こちらを参考にしてみてください。
【ネタバレ感想】「バイオハザード:ザ・ファイナル」に苛立ちを覚えた4つの理由
終始、何が起きているかわからないカメラワーク。辛かった…。
一番のクレームがコレ。
画面が終始暗くなおかつブレブレなので、基本的に何が起こっているのかわからないんですよ。
「あれ?なんか仲間減ってね!?」
「何から逃げてるの?何と戦ってるの?」
「てか、お前誰だよ!」
こんなシチュエーションが最後までずっと続きます。
ファイナルということで、よりダークでシリアスな演出を際立たせたかったのでしょうが、それがかえって裏目に出ていて、観にくいったらありゃしない。
ただでさえ、華も魅力もない登場人物で構成されている作品なのに、画面が暗いから名前も顔も覚えることができない。
というか、アンデットとの区別もつかない。
ずっと?マークが頭の中を駆け巡っていました。
デートで彼氏に連れてこられた女性は、本当に地獄だったと思います。
ただでさえ、女性が苦手なグロい、怖い、うるさいの三拍子が揃っている作品なのに、眼前で何が繰り広げられているのかがわからず、アンデットやキャラクター達の阿鼻叫喚だけを聞かされている状態なわけですから。
こんなアホみたいな映画に、彼女をデートで連れていく男は品もなければセンスもない。
性根の腐ったクソヤローです。
ぼくが女性だったら間違いなくフってますね。
ローラとウェスカーの存在意義がわからない
画像引用:http://eiga.com/
えー、はじめに言っておくと、ローラが演じた女戦士コバルトは序盤で死にます。
日本人へのファンサービス用につくられたおまけキャラなので死ぬのはわかっていたんですが、二言くらい喋って、最後はゾンビに噛まれ燃やされ、呆気なく死にます。
しかも、コバルトが死んでも誰も触れない、話題にもしようとしない。
ふつう仲間が消えたら、
「あいつはどうした!?」
くらいはあってもいいじゃないですか?
途中合流したアリスはまだしも、元からの仲間だったクレア達さえガンスルーですからね。
ちょっとは触れてやれよwww
もう、ジワジワきちゃって1人でニヤニヤしていました。
日本人も舐められてものです。
それと、オリジナルゲームでお馴染みの悪役アルバート・ウェスカー。
彼はシリーズファンから根強い人気があり、アリスとの対決シーンは、ぼくが唯一期待していた部分。
しかし、本作では戦いません。
戦わないどころか、格好つけて出てきて、クサいセリフを吐いて、最後は足をドアに挟まれ、爆破に巻き込まれて死んでしまいます。
「いや、ダセぇ…..。」
どーせ登場させるなら、瞬間移動やタイラントに変形してアリスとドンパチやってくださいよ。
なにもしてないじゃないすか。全作までの勢いはどうしたのよ。
ローラとウェスカーは果たして本当に必要だったのか??
監督に問い合わせたいものです。
暴かれるアリスの正体。やっぱりね!
画像引用:http://eiga.com/
シリーズ全作を見てきた方はお分かりだと思いますが、主人公のアリスは全編を通して記憶喪失キャラという設定でした。
パート1では、元々アンブレラ社の特殊戦闘部隊に所属していたことが判明しますが、それ以前(幼少期など)の記憶が彼女の中には1つも残っていないし、思い出せないのです。
なぜならば、彼女は前述したT-ウイルスの生みの親マーカス博士の愛娘で、奇病を患っていたアリシアの遺伝子から作られたクローンだったのです。
前作までもたくさんのクローンアリスが出てきましたが、「まさかの本体と思っていたお前もクローンだったのかよ!」と誰もがツッコミたくなるとんでない展開に。
アンダーソン監督はとにかくクローンを出しておけばいいと思っていて、パート3でかっこよく死んでいったカルロスをクローンで生き返られせたときは、「は?」っと苛立ちを覚えたものです。
結局、不死身とかクローンとかやっちゃうとなんでもありになっちゃうから、映画そのものがつまらなくなるんですよ。
かっこ良く散っていった仲間が、「よっ!」とかいって笑顔で戻ってきたらキモいし、腹立つじゃないですか?
あの感動はなんだったんだよ!と変に悲しくなってくるんですよね。
まあ、アリスはクローンの中でも史上最強だったわけですが、この展開には納得いかず。
ちなみに、本体であるアリシアは、最終的に爆発に巻き込まれて死んでしまいます。
最後まで駄作であり続けたB級ホラー
画像引用:http://eiga.com/
2016年の年末は、「ファンタスティック・ビースト」や「ローグ・ワン」など、ぼくが小さい頃から観てきた映画の続編や関連作品が立て続けに公開されました。
「バイオハザードシリーズ」に関してもぼくが小さい頃から見ていた作品で、パート1〜5まで全作映画館で鑑賞してきました。
パート4からですかね。雲行きが怪しくなってきたのは。
パート3までは鼻息を荒くしながらみていたのですが、あまりにも幼稚で突拍子もない展開が続くので、いつからか惰性で見るように。
そのため今回も期待をせずに映画館へ足を運んだのですが、それでもやっぱりダメでした。
パート2のジルやネメシスの完成度が懐かしいですね(遠い目)
ちなみに、前作まで登場していたジルやクリス、レオン、エイダは出てきません。
細かい説明もないので彼らがどうなったのかもわかりません。(ここら辺の設定も本当に雑)
そして、最後は結局アリス達が勝利して、抗体ワクチンが全世界に行きわたり、アンデットやクリチャー達が徐々に滅んでいくといった趣旨の展開で幕を閉じます。
ぼくはAmazonポイントでチケットを買ったので、タダで鑑賞したようなものですが、お金を払ってみていたら2ちゃんねるにスレを立てていたことでしょう。
今年映画館でみた作品の中だったら、確実にワースト1位です。
最後まで駄作であり続けたB級ホラー映画でしたが、約15年間を通して身体を張り続け、オリジナルキャラを全力で演じたミラ・ジョヴォビッチに敬意を表して終わりたいと思います。
お疲れ様でした。
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