みなさんこんにちは。下町バットマンです。
南国の島が舞台のディズニー映画「モアナと伝説の海」を鑑賞してきました。
正直ガキ子供向けだろと舐めていましたが、スペクタルな映像と開放感のある音楽が最高で、気づいたら子供達に交じって目をキラキラさせながら映画を楽しんでいる自分がいました。
ハワイの文化をモチーフに作られた作品なので、ハワイ好きにもおすすめ。
ただ、内容に関しては…..といった感じ。
ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。
目次
「モアナと伝説の海」の作品概要
あらすじ
かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられていた。そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生。海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 アメリカ合衆国
- 公開年 2017年3月10日
- 上映時間 107分
- 配給 ディズニー
- 監督 ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー
- キャスト アラン・テュディック/ドウェイン・ジョンソン/レイチェル・ハウス/テムエラ/モリソン/ジョマイン・クレメント
監督は「アラジン」や「リトル・マーメイド/人魚姫」など様々なディズニー映画を手掛けたきたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー。
彼らが黒人のプリンスを題材にした映画を製作するのは、2009年に公開された「プリンセスと魔法のキス」以来となります。
またアメリカ版の声優にはザ・ロックことドウェイン・ジョンソン、日本版では歌舞伎俳優の尾上松屋さんなどが参加しています。
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 B
こんな人におすすめ!
- ディズニー映画が好きな方
- デートムービーを探している方
- 南国の雰囲気を堪能したい方
「モアナと伝説の海」の主要キャラクター
モアナ/アウリー・クラバーリョ(吹屋比久知奈)
引用:ディズニー映画公式サイト
海を愛し、海に選ばれた16才の少女。 幼いころの“ある体験”がきっかけで、海と特別な絆で結ばれ、海からも 愛されるようになった。いずれ父の跡を継いで、島の人々のリーダーになることを期待されており、ちょっぴりプレッシャーを感じながらも、期待に応えようとがんばっている。海に選ばれたことにとまどい悩み傷つきながらも、愛する人たちと世界を救う冒険の旅に出る。
引用:ディズニー映画公式サイト
マウイ/ドウェイン・ジョンソン(吹尾上松也)
引用:ディズニー映画公式サイト
風と海をつかさどる半神半人。恐いもの知らずで自信満々。神に与えられた巨大な釣り針で、自然現象を自由自在に操り、どんな生き物にも姿を変える変身の達人。かつては偉大な英雄だったが、テ・フィティの<心>を盗んだことから、神の釣り針を失い、その力を使えなくなった。ふたたび英雄になるため、モアナと一緒に冒険の旅に出る。
引用:ディズニー映画公式サイト
タラおばちゃん/レイチェル・ハウス(吹夏木マリ)
引用:ディズニー映画公式サイト
モアナのよき相談相手であり、親友でもあるモアナの祖母。島の歴史や伝説に詳しく、それを子供たちに語り伝えている。不思議な言動が多く、島では変わり者と思われているが、モアナが海に選ばれた特別な少女であることに気づいている唯一の人物。モアナに運命を伝え、自分の心に従うよう助言する。背中にエイのタトゥーがある。
引用:ディズニー映画公式サイト
ヘイヘイ/アラン・テュディック
引用:ディズニー映画公式サイト
モアナがかわいがっているニワトリ。知能指数はゼロに等しく、できるのは前に進むことと、エサをついばむこと、叫ぶことだけ。まわりからは役立たずと思われているが、モアナは見た目よりも賢いと信じている。目の前にあるものはなんでも飲み込んでしまう困ったクセがあり、たびたび騒動を巻き起こす。うっかり舟に乗っていたことから、モアナと旅を共にすることに…。
引用:ディズニー映画公式サイト
タマトア/ジェマイン・クレメント(吹ROLLY)
引用:ディズニー映画公式サイト
海底にある魔物の国《ラロタイ》で暮らす巨大なカニのモンスター。光輝くものを集めるのが大好きで、かつてマウイが失くした神の釣り針を手に入れ、自慢のコレクションに加えている。自己中心的でうぬぼれが強く、キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿を、とても美しく最高にカッコイイと思っている
引用:ディズニー映画公式サイト
トゥイ&シーナ/テムエラ・モリソン、ニコール・シャージンガー(吹 安崎求&中村千絵)
引用:ディズニー映画公式サイト
モアナの両親。父親のトゥイは島の村長でタラの息子。
2人ともモアナが航海することに反対しており、村長を継いでほしいと思っている。
テカ/テ・フィティ
引用:あいむあらいぶ
マウイがテ・フィティ島の心を盗んだために誕生してしまった溶岩の魔物。本作のラスボス。
正体は、心を盗まれて怒り狂ったテ・フィティ島そのもの。
闇の力で海を汚染しており、モアナ達が住んでいるモトゥヌイ島にまでその影響が及んでいた。
「モアナと伝説の海」のラストとまでの展開と結末
ラストまでの展開
1000年前、マウイと呼ばれる半神半人がいた。彼は釣り針状の魔法の武器を使って大鷲やサメなどに変身することができ、その能力を使って神秘の力をもったテ・フィティの心を盗み出す。
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しかし、テ・フィティの心を盗み出してしまったことによって邪悪な力が働き、溶岩の魔物テカが誕生してしまう。マウイはテカと戦うも敗れてしまい、テ・フィティの心と釣り針共に海に沈んでしまう。
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それから1000年後。モトゥヌイ島に住むモアナは海へ旅出ることを夢見ていた。しかし、父で村長のトゥイはそれを許さず、モアナは日々やるせない気持ちで過ごしていた。
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そんなモアナを見かねてか、唯一の理解者で祖母のタラは、モアナを島にある秘密の洞窟に連れていく。
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そこには、たくさんの大きな船が隠されており、モアナはそこでこの島の先祖の歴史を知ることになる。実はモアナの先祖達は、元々は大海原を航海する旅人だった。しかし、溶岩の魔物テカが誕生してからは、海は危険なものと認識されるようになり、先祖達は航海をやめ、島でひっそり暮らすようになったのだ。
↓
また、テカの影響で徐々に海が闇の力に侵食され、自分たちの住む島にまでその影響が及んでいることを知ったモアナ。世界を救うためには、テ・フィティの心を元あった島に返却するしかない。そこでモアナは、父親のトゥイに世界を救う旅に出る許可をもらいにいく。
↓
しかし、それを断固として許さないトゥイ。一瞬諦めかけたモアナだったが、まさかのタイミングで祖母のタラが亡くなってしまう。マウイを見つけ溶岩の魔物テカを倒し、世界を救えといった祖母の遺言を聞き入れ、モアナは1人で旅に出たのであった。
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相棒のニワトリヘイヘイと大海原を航海するモアナ。最初は初めての海に歓喜していたが、嵐に巻き込まれてとある島にたどり着いてしまう。
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そこでモアナは死んだと思われていたマウイと遭遇する。初めは喧嘩ばかりしていたモアナとマウイだったが、海賊や巨大カニのタマトアなどの攻撃を協働して回避していくうちに、2人の間に仲間意識が芽生えてくる。
↓
マウイの力の根源である魔法の釣り針とテ・フィティの心を手にした2人は、溶岩の魔物テカが待ち受けるテ・フィティへ向かうのであった。
結末
モアナとマウイを待ち受けていたかのように、突如現れた溶岩の魔物テカは、2人に猛攻撃を仕掛ける。なんとか攻撃を回避したモアナ達だったが、その際マウイの釣り針がボロボロになってしまう。
この釣り針がなければマウイは変身することがでぎず、テカと対等に戦うことができない。マウイはこれ以上の戦闘は危険と察知し、モアナを残して立ち去ってしまうのであった。
一人海に取り残されたしまったモアナ。しかし、祖母のタラの霊体や海に勇気付けられ、一人でテカと戦うことを決意する。
溶岩の魔物テカの弱点は水。モアナはそれを利用してなんとか攻撃をさけ、テ・フィティに近づこうとするが、中々うまくいかず絶体絶命の危機に瀕してしまう。
しかし、ここで立ち去ったと思っていたマウイが助けにくる。なんとか二人でテ・フィティにたどり着くが、そこには何も存在しなかった。
実は今まで戦っていた溶岩の魔物テカの正体がテ・フィティそのものだったのだ。自分の心を取られたテ・フィティは怒り狂い、溶岩の魔物になってしまったのである。
そこでモアナは海の力を借り、テカを言葉で説得。無事テカ改め、テ・フィティに心を返却し、再び平和が訪れた。
その後、モアナとマウイは別れを告げ、モアナは故郷に帰り、父親の意志を継いで村長になったのであった。
【ネタバレ】感想「モアナと伝説の海」
ディズニーのCGアニメーションを舐めてました
普段、小汚いおっさん同士が殴り合うアクション映画しか見ないので、たまにはということで人生で初めて、映画館でディズニーアニメーション作品を鑑賞してきました。
結果、普通に面白かったです。
ディズニーのCGアニメーションってすごいんですね。
ぼくは「アナ雪」や「ラプンツェル」を見たことがないので、最近のディズニー事情をよく知らなかったんですけど、さすが世界一銭稼ぎがうまいアニメ制作会社と言わざるを得ないほど、映像が素晴らしかったです。
ハワイを彷彿とさせるポリネシアンな南国の島、海、自然。そして、キャラクター達の質感や髪の艶など、全てが実写か!と勘違いするほどクオリティが高くてびっくりしました。
とくに、自然の画は誰もが惹きつけられるスペクタルで美しい映像に仕上がっていて、下手な旅番組を見るよりも本作を観た方が確実に心が癒されますね。
また、舞台は南国でありながらもきちんとディズニー的な要素は残してあって、BGMや主人公の立ち、振る舞い、作品全体の雰囲気は完全にディズニーの”ソレ”で、無性にディズニーランドに行きたくなりました。
あのディズニー独特の魅力というかエネルギーって何なんでしょうね。
細かい所まで見る人がワクワクできるような演出を施しているんでしょうけど、やっぱディズニーマジックってすごい。
エンターテイメント界のキングなだけあります。
【魅力的な主人公】 南国のディズニープリンセス
本作のヒロインは、南国のディズニープリンセスモアナ。
白人以外のディズニープリンセス作品はヒットしないとよく言われていますが、ぼくは好感をもてました。
モアナは天真爛漫で明るくて、でもちょっとおっちょこちょいな元気な女の子。
ぼくは字幕版で観たんですけど、モアナの声優を務めたアウリー・クラバーリョの声や雰囲気が、モアナのキャラクターにぴったりなんですよ。
彼女が楽しんでモアナの声を吹き込んでいる風景が浮かんでくるくらい、声優の感性とモアナのモーションが完璧にリンクしていました。
いやー、変なところで奇をてらわないディズニーの作品作りは、全世界の映画監督が見習うべきですね。
どうせ子供向けの作品なんだし、ディズニーブランドがあるのである程度の集客は見込めるわけですよ。
だから、プリンセスはあのくらい元気で喜怒哀楽が激しい方が魅力的。
まるで本当に実在するかのように、キャラクターに命を吹き込むことができるディズニーの製作技術にはおったまげましたよ。
てか、普段アニメーション映画を全く見ないので今回初めて気づいたんですけど、あっちの俳優や女優さんって、声優も卒なくこなすことができるんですね。
マウイの声優を務めたドウェイン・ジョンソンなんかもかなり自然でしたからね。
「マウイの声優担当は、プロレスラーと俳優を兼業にしているゴリラみたいなおっさんなんだよ!」と子供達にいっても信じないかと。
その反面、日本の俳優さんで声優をうまく務められる人って中々聞かないですもんね。
まあ、文化の違いもあるんでしょうけど、海外の俳優達は恥じらいをすて、自然体で声優を務めることができているのでしょう。
スペクタルな映像とうまくマッチしている主題歌が最高
主題歌がすんごくよかった。
アナ雪のレリゴーがめちゃくちゃ流行ったように、本作の主題歌「How Fall I`ll Go」も大ヒットしてもなんらおかしくないと思いましたよ。
南国のスペクタルな映像と、楽曲を歌うアレッシア・カーラの開放感のある歌声がうまくマッチしていて、これはもうサントラ購入もん。(劇中では、モアナの声優を務めたアウリー・クラバーリョが熱唱しています。)
ぼくの後ろでずっとお喋りしていたお母さん達も、この楽曲が流れる時だけは静かにしていましたからね。
ちなみに、日本版では、
- 屋比久知奈さん
- 加藤ミリヤさん
がこの主題歌を歌っています。
屋比久知奈さんはぼくと同い年で、めちゃんこ歌がうまいです。
https://www.youtube.com/watch?v=inXMyvaa5IA
やっぱディズニーマジックってあるんだなと思った同時に、ちょっとだけディズニー映画に興味が湧きました。
てか、ディズニーランドに行きたい。
不満に思った点
文句を言うとしたら内容の部分ですかね。
正直、子供向けの作品にごちゃごちゃ言うのはあまりにも大人気ないので気は進まないのですが、まあディズニー特有の御都合主義は案の定でした。
基本的なストーリーの流れは一難去ってまた一難、そして悪を倒して平和が訪れるとありきたりな展開。
途中、モアナとマウイが喧嘩をするシーンがあるんですけど、そこがまた妙に長ったらしくて、せっかちなぼくは少しイラッとしてしまいました。
あと、細かいところを言わせてもらうと、モアナとマウイの関係性をもっと掘り下げてほしかった。
物語中盤までずっと言い争ってた2人が、終盤になると都合よく仲良くなるってのはどうかなと。
それ加え、別に2人ともお互いのことそこまで好きじゃないし尊敬してないから、短期の派遣バイトで偶然知り合って、しょうがなくその1日協力して働くバイト仲間みたいなノリなんですよね。
なのでラストの別れのシーンでも全然グッときませんでした。
子供はそんな細かいところまで気にしないだろうけど、大ヒットを期待するならモアナとマウイの2人の関係性をもっと丁寧に描いてほしかったです。
子供の付き添いで観に行くお父さんお母さんは、スペクタルな映像とディズニーマジックを感じることができる主題歌を楽しんでください。
最後まで席を立たないで
エンドロールはアホみたいに長いですが、膀胱が破裂しそうな人以外は照明がつくまで席を立たな方がいいかと。
なぜかというと、最後におまけのショートムービーがあるからです。
ショートムービーの内容は、物語の中盤で出てきた大カニのタマトアがひっくり返されたままで身動きがとれず、そこで皮肉交じりの愚痴を言うというもの。
そこまでディズニーが好きじゃない人からしたらどうでもいい内容ですが、ディズニーオタクからしたら思わずクスッとしてしまうものなので、必見ですぞ。
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ぼくのように「モアナと伝説の海」をみてディズニー映画を一気見したくなった方に朗報。
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