みなさんこんにちは。下町バットマンです。
先日、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングがタッグを組んだ「ナイスガイズ!」を見てきました。
アクション、コメディ、そしてヌードとなんでもありの映画で、騒がしいながらもぼくは楽しむことが出来ました。
「ハングオーバー」のようなアホで愉快な作品が大好きな方はきっとハマるはず。
ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。
「ナイスガイズ!」の作品概要
あらすじ
あらすじ
シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕っ節の強い示談屋ヒーリーとコンビを組み、失踪した少女の捜索をすることに。そこへマーチの13歳の娘ホリーも加わることになり、3人で捜索を続ける。しかし、簡単に終わるはずだったその仕事は、やがて1本の映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす巨大な陰謀へとつながっていく。3人は襲い来る殺し屋に命を狙われながら、事件解決にひた走るが……。
引用:映画.com
キャスト・スタッフ紹介
- 制作国 アメリカ合衆国
- 制作年 2016年
- 上映時間 116分
- 監督 シェ―ン・ブラック
- キャスト ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング、アンゴーリー・ライス、マット・ボマー
「ビューティフル・マインド」や「ロビン・フッド」で知られるラッセル・クロウと、「ドライヴ」や「ラ・ラランド」のライアン・ゴズリングがタッグを組んだ本作。
また、リブート版「スパイダーマン ホームカミング」に出演することが決定した、若干15歳の若手女優アンゴーリー・ライスや人気海外ドラマン「SUITS/スーツ」で有名なマット・ボマーも出演しています。
採点
評価基準
- S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
- A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
- B・・・・・まあ、普通。
- C・・・・・微妙。人にはオススメしない
- F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!
採点 A
こんな人におすすめ!
- 腹から笑いたい方
- ライアン・ゴズリングのファンの方
- おっぱいが大好きな方
ナイスガイズ!の主要登場人物
ジャクソン・ヒーリー/ラッセル・クロウ
出身:NYブロンクス(アイルランド系)
職業:示談屋(元海軍)
家族:なし(妻の浮気が原因で離婚)
身長:182cm
愛車:1968・オールズモビル・トロネード
武器:SIG-Sauer P230(自動拳銃)/Ithaca 37(散弾銃)
/Winchester Model 1912(散弾銃)/Brass knuckles(別名メリケンサック)
ファッション: アンティーク風ターコイズ・ブルーのレザージャケット
+アロハシャツ+ジーンズ+スニーカー+ティアドロップ型サングラスで流行は気にしない。
常にメリケンサックを保持している示談屋。
気性が粗く、なんでも暴力で解決しようとする。しかし、意外にも常識人で女性や子供に優しい。
ひょんなきっかけで私立探偵マーチと出会い、タッグを組むことになる。
ホランド・マーチ/ライアン・ゴズリング
職業:探偵(マーチ探偵社社長/住所:1234 Mainstreet・Los Angeles)
家族:娘(妻とは死別)
身長:184cm
愛車:メルセデス・ベンツ SE コンバーチブル W111
武器:Smith& Wesson M36(回転式拳銃)
ファッション: 2ボタンのバッドウイング・ラペルスーツ+化繊の柄プリントシャツ
+太めのネクタイ+革ブーツで感じよく見えるスタイル。
アル中で女が大好きな私立探偵。
臆病な性格で、とてもだらしない。
娘のホリーと二人で仮屋に暮らしているが、ホリーからは常に軽蔑されている。
過去に頭を強く打ったせいで味覚がない。
ホリー・マーチ/アンゴーリー・ライス
職業:中学生(13歳)
家族:父
身長:157cm(成長中)
ファッション: Tシャツ+デザインデニム+VANSスリッポン
+ネックレス&ブレスレットのカジュアルスタイル。
愛読書:「賭博者」(ドストエフスキー)「鳩のなかの猫」(アガサ・クリスティ)
好きな音楽:セックス・ピストルズ
マーチの娘。
13歳にしてはかなりしっかりしていて、ヒーリーとマーチの助手として彼らを手助けしていく。
ジョン・ボーイ/マット・ボマー
職業:殺し屋
身長:182cm
愛車:1966・ポンティアック・GTO
武器:Walther P38(自動式拳銃)/Sterling L2A1(短機関銃)
ファッション:3ボタンのスリーピース・スーツ+カフリンクスのシャツ
+プリングルのネクタイで、常に洗練されたフォーマルスタイル。
殺し屋。ブルー・フェイスとオールドガイと呼ばれる手下を引き連れている。
非常に残忍な性格で平気で人を殺す。
アメリア・カットナー/マーガレット・クアリー
職業:大気汚染抗議団体主催
家族:母
身長:173cm
愛車:フォルクスワーゲン・タイプ181
ファッション:ホルターネックシフォンドレス+ゴールドのピンヒール・ベルト
+エアラインバッグでふんわりとしたボヘミアン風スタイル。
ヒーリー達が探している女性。
母親の悪事に気づいており、大気汚染の抗議活動を行いながら、密かに抗議用のポルノ映画を制作していた。
ジュディス・カットナー/キム・ベイシンガー
職業:カリフォルニア州司法省長官
家族:娘
身長:170cm
アメリアの母親
本作の黒幕。
気になるラストまでの展開・結末
ラストまでのあらすじ
有名ポルノ女優が車で一軒家に突っ込み、変死するという奇怪な事件が起きる。
↓
それから数日後。アル中で私立探偵のマーチは、老人の顧客をメインに探偵の仕事を行っていた。ある日、アメリアという女性を探すよう顧客の老婆に頼まれ調査にあたるが、左手を怪我をして病院に運ばれてしまう。
↓
それと並行して示談屋のヒーリーはアメリアからボディーガードとしての仕事を頼まれていた。ヒーリーはまず、アメリアの周辺を嗅ぎ回っているマーチをターゲットに捉え、彼の家に押しかける。ヒーリーはマーチを暴力で脅し、アメリアに近づかないよう忠告する。そして、そこでマーチの娘ホリーと出会う。
↓
ヒーリーはそのまま自宅に帰るが、そこで謎の2人組みの男に襲われる。なんとか返り討ちに成功するも自分の身に危険が迫っているのを察知し、マーチと娘のホリーを半ば強引に仲間に加え、アメリアの捜索を続行。
↓
しかし、捜査を進めていくうちに、アメリアがポルノ映画を製作していたこと、そしてその映画の製作に加わった人間が次々と殺されている事実を3人は知ることになる。また、ヒーリーを襲った謎の2人組はジョン・ボーイという暗殺者率いる殺し屋集団ということが発覚。ジョン一味はヒーリーとマーチの命を狙っていた。
↓
アメリアの母で司法省長官のジュディスに娘のボディーガードとして雇われることになったヒーリーとマーチ。なんとかアメリアの居場所を突き止め、彼女の確保に成功。マーチの家で一旦匿うことになる。母のジュディスに連絡をいれたところ、秘書のタリーから次は大金を運ぶよう依頼される。
↓
素直にお金を受け取ったマーチとヒーリーは大金を目的地に運ぼうとするが、トランクケースの中身がただの紙切れということに気づく。実はこれは2人を家から追い出す陽動作戦だったのだ。
↓
一方、アメリアが匿われているマーチの家に、殺し屋ジョン・ボーイの影が迫っていた。
ラストの展開・結末
マーチ家に医者になりすまして乗り込んだジョン・ボーイ。しかし、ホリーはアメリアを抹消しにきた殺し屋と気づき銃で応戦するも、返り討ちにあってしまう。
しかし、ちょうどいいタイミングでヒーリーとマーチが家に到着。ジョンの秘密兵器マシンガンに苦戦するも、なんとか追い払うことに成功する。しかし、アメリアは隙をついて家から逃走。同じく逃走中のジョンに見つかってしまい殺されてしまう。
こうして、ポルノ映画を製作した人間は全員殺されてしまったように思えたが、映写技師の青年だけが生き残っていることに気づく一同。
そして、ヒーリーとマーチはこの一連の事件の真実を知ることになる。実は、アメリア達はデトロイトの公害のせいで多くの動物や昆虫達が絶滅の危機に晒されているのを知り、映画を使って抗議をしようとしていた。しかし、この事実が世に知れ渡ってしまったら、デトロイトで車を製造している自動車会社の信用がなくなってしまう。そこで、裏で自動車会社のオーナーがアメリアの母親で司法省長官のジュディスを買収し手を組んで、映画製作に携わった人間達の暗殺計画を行い、またフィルムを完全に抹消しようとしていたのだ。
そこで、ヒーリーとマーチ達は最後のフィルムが保管されている自動車会社のパーティー会場に乗り込む。実は最後の生き残りである映写技師の青年は、この盛大なパーティーで例の映画を流し、最後の抗議に臨もうとしていたのだ。
ヒーリーとマーチ達は会場に訪れるも、ジュディスの秘書タリーや殺し屋のジョンに見つかってしまう。会場の客を巻き込んだ壮大な銃撃戦を展開するも、フィルムを確保し、ポルノ映画の上映に成功。また、政府や大企業の不正を暴くことに成功する。そして、途中何度も危ない目に遭いながらもなんとか死闘を制し、ジョン達殺し屋一味を捕まえる。しかし、フィルムはどこかに消えてしまった。
こうして事件を解決に導いたヒーリーとマーチは、2人で仲良く酒場で談笑するのであった。
【ネタバレ感想】「ナイスガイズ!」
なんでもありのアクションコメディ映画
思わず声をだして笑ってしまうジョークから、エキサイトなアクション、そしておっぱいボロンまで、なんでもありのドタバタアクションコメディ映画。
コメディ6アクション4といった感じで、ほぼコメディ要素で構成されていて、昭和の刑事ドラマのように騒がしくて忙しい作品。
序盤からかっ飛ばしている映画で、一軒家にポルノ女優が乗った車が突っ込むところから物語は始まります。
その家に住んでいる少年が心配になって外まで見に行くんですけど、そこには”美乳”をボロン(この効果音重要)とだしたポルノ女優が血を流して横たわっていて、「ビックボーイ、私の上に乗りたいの?」といって死んでしまいます。
観ているこっちからしたら「はぁ!?」って感じで、まったく訳がわからないんですけど、この時点でグッと心を掴まれている自分がいて、開始3分でこの映画は面白いと確証しました。
こんなテンションで映画はずっと続いていくわけですが、終始、館内から笑い声が鳴り止まず、中には過呼吸になるまで笑っている人もいましたからね。
ポップコーンよりもお酒と相性が抜群の映画です。
ポンコツなライアン・ゴズリングが最高によかった。
本作はラッセル・クロウとライアン・ゴズリングがタッグを組んだバディムービー。
ハリウッドを代表する新旧の名優がタッグを組んでいるわけですが、マーチを演じたライアン・ゴズリングのポンコツっぷりが半端なかったです。
ライアン・ゴズリングというと、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」の影響もあって、クールで色気のあるミステリアスな雰囲気をもった俳優さんというイメージがあったんですよ。
けど、本作では腰巾着でアル中のどうしようもない私立探偵という役柄。なんというか、名探偵コナンの毛利小五郎を彷彿とさせるダメっぷり。
「酒を飲みながら猫のような甲高い声で大爆笑したり」
「パーティー会場では水槽に潜って美女をおっかけたり」
「窓ガラスを割って侵入しようとしたら手首の動脈をきって死にそうになったり」
「ラ・ラ・ランド」の公開前にこんなん上映して大丈夫なのか?というくらい暴れてましたからね。本作の演技こそアカデミー賞で評価されるべきだと思います。
その分、どうしてもラッセル・クロウの存在感が薄かったですね。
まあ、2人揃ってぶっ壊れてたらバディムービーとして成立しないので、一歩引いた冷静な役柄なのは仕方ないんだけど、ラッセル・クロウを起用するのは贅沢すぎるでしょ。
それならマット・ボマーを相方にして、目つきがクソ悪いラッセル・クロウを悪役にもってくればちょうどよかったのではないでしょうか。
てか、本作のラッセル・クロウの雰囲気というかオーラは完全に悪徳警官でしたからね。怖すぎるよ。
天才女優現る!アンガーリー・ライス
マーチの娘ホリーを演じたアンガーリー・ライスの存在感がまた絶妙でしたね。
ヒーリーやマーチといった頭のおかしい2人のおっさんの架け橋になり、子供にしてはしっかりしているという役柄なんですけど、大人じゃなければ子供でもない、あの難しい役どころを完璧に演じていました。
子役から1人の女優にシフトチェンジするのってかなり大変なんだろうけど、彼女ならかつてのナタリー・ポートマンのように、順調にキャリアを積んでいけるような気がします。
なんでも、リブート版「スパイダーマン ホームカミング」の出演も決まったようで。
ハリウッドはまた新たな才能を見つけたようですな。
まとめ
ライアン・ゴズリングの壊れっぷりとアンガーリー・ライスの天才っぷりがとにかくすごかったです。
現代っ子には分かりずらい、ひと昔の前の小ネタがたくさん出てきますが、アルコールとの相性は最高に良い映画。
劇中歌として70~80年代の洋楽がたくさん流れるのですが、その中でも「セプテンバー」(パーリヤってやつ)は本作の雰囲気に合っていて最高に良かったです。
愉快な映画でした。
▼当サイトから登録の多い無料期間ありの動画配信サービスランキング
【1位】映画・海外ドラマ・アニメに特化!U-NEXT!
《31日間無料!14万本の動画が無料見放題!(業界No.1)》
【2位】国内・海外ドラマに特化!Hulu!
《14日間無料!&6万本の動画が無料見放題!》
【3位】オリジナル動画が豊富!Amazonプライム・ビデオ!
《30日間無料!オリジナル動画が無料見放題!》