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【ネタバレ感想】映画「アサシンクリード」が予想以上に面白くてびっくらこいた!

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みなさんこんにちは。下町バットマンです。

マイケル・ファスベンダー主演の「アサシンクリード」を鑑賞してきました。

例の如く、ゲーム原作の映画はハズレが多いので期待しないで観に行ったのですが、予想以上におもしろくてびっくりしました。

15世紀のスペインを堪能できる映像美と、迫力のあるアクション、そして独特の緊張感をもったイーグルダイブが素晴らしかったです。

 

ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。

 

映画「アサシンクリード」の作品概要

あらすじ

記憶を失った死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作により祖先の記憶を追体験させられることとなる。カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンで、禁じられた秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来する中で、カラムは自身の遺伝子に秘められた、人類の歴史を変えるある秘密を知る。

引用:映画.com

本作は、2007年にユービーアイソフトから発売されたテレビゲーム「アサシンクリード」も元に制作された映画です。

 

キャスト・スタッフ紹介

  • 制作国 アメリカ合衆国
  • 公開年 2017年
  • 上映時間 115分
  • 配給 20世紀フォックス映画
  • 監督 ジャスティン・カーゼル
  • キャスト マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/ジェレミ―・アイアンズ

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 B

 

こんな人におすすめ!

  • 原作ゲームファンの方
  • アクション映画が好きな方
  • ルネサンス期のヨーロッパが好きな方

 

映画「アサシンクリード」の主な登場人物

カラム・リンチ(アギラール・デ・ネルハ)/マイケル・ファスベンダー

本作の主人公。

アサシン教団の血を引くもので、殺人を犯して刑務所に入っていた。

死刑執行直後にアブスターゴ財団に引き取られ、エデンの果実を探すために利用される。

祖先はアサシン教団に属していたマスターアサシン。

 

ソフィア・リッキン博士/マリオン・コティヤール

面倒見がいい美しい科学者。

エデンの果実を活用して、人間の暴力性を取り除き、世界を平和に導こうとしていた。

しかし、最後はテンプル騎士団と父アランに善意を利用されていたことに気づき、失望する。

 

アラン・リッキン/ジェレミー・アイアンズ

ソフィアの父で、アブスターゴ財団のCEO。

表上ではソフィアの計画に賛同し、エデンの果実を探していたが、真の目的はエデンの果実を使って人の意思をコントロールし、人類を支配することだった。

最後はカラムに暗殺される。

 

マリア/アリアンヌ・ラベッド

15世紀のスペインでのカラムの仲間。(正確にはアギラールの仲間)

彼女もアサシン教団の一員である

 

気になるラストまでの展開・結末

気になるラストまでの展開

今から約500年前。テンプル騎士団とアサシン教団は対立関係にあった。テンプル騎士団は遺伝子操作によって人の意思を操作できるエデンの果実を使って人類を支配しようとしていたのだが、それを止めるべく影でアサシン教団が暗躍していたのだ。

場面は主人公カラム・リンチの幼少期へと変わる。彼は好奇心旺盛な少年で、いつも危険な遊びを繰り返していた。ある日、家に帰ると母親が死んでいるのを発見。殺したのは実の父で、彼はアサシンの格好をしており、カラムに今すぐ逃げるよう呼びかける。そうこうしていると、家に謎の集団が押しかける。なんとかその場から逃げ出したカラムは全力で疾走するのであった。

それから30年後、カラムはとある刑務所にいた。彼は殺人の罪を犯して収監されており、その日は死刑執行日だったのだ。死の覚悟を決めて刑の執行を待っていたカラムだったが、気が付いたら彼は謎の施設で横たわっていた。ここでソフィア・リッキンという美しい科学者と出会う。

そして、そこで彼は遺伝子の中に眠る祖先の記憶の疑似体験ができるアムニスという機械を使って、アサシン教団でマスターアサシンとして活躍していた祖先のアギラールの記憶を疑似体験することになる。

彼が連れ込まれた施設は、テンプル騎士団が設立したアブスターゴ財団と呼ばれる科学研究所で、ソフィアの父アランが取り仕切っており、アランとソフィアはエデンの果実を探していた。実はエデンの果実のありかを唯一知っているのがアギラールで、アブスターゴ財団はエデンの果実を手にするために、アギラールの子孫であるカラムを施設に連れてきたのだ。

アムニスを使って、中世のスペインと現実の世界を行き来するカラム。現実世界ではソフィアから助言をうけ、過去では同じアサシンのマリアに助けられていく。また現実世界ではアムニスの副作用苦しみ、過去ではテンプル騎士団の迫害を受けながらも、カラムはエデンの果実の真相を探っていく。しかし、そこには恐ろしい陰謀が隠されていた。

 

ラストの展開

紆余曲折がありながらも、なんとか中世のスペインでエデンの果実を手に入れたカラム。しかし、その際にテンプル騎士団のオヘダに仲間のマリアを殺されてしまう。なんとかオヘダを倒し、エデンの果実をもって逃亡を図るカラムだったが、橋の真ん中に追い込まれてしまう。しかし、彼はそこで橋の下の川に飛び込む。

その衝撃によってアムニスは故障。しかし、カラムの意識はまだ中世のスペインで、彼は船の中でとある人物と話していた。実はこの人物こそがかの有名なコロンブスで、エデンの果実はコロンブスの遺骨と一緒に眠っていたのだ。

アランとソフィアはさっそくコロンブスが眠る墓を探し当てる。しかし、その時、施設内で暴動が勃発。実はこの施設にはカラム意外にもアサシン教団の記憶をもつ子孫がいて、彼らはアランがエデンの果実を使って人類を支配しようとしていることにいち早く気付いており、暴動の機会をずっと伺っていたのだ。

現実の世界に戻ってきたカラムは、施設内にいたアサシンの子孫達と手を組んでアランの陰謀を止めようとするが、間一髪のところで逃げられてしまう。

そしてコロンブスの墓を掘り起こし、エデンの果実を手にしたアランとソフィア。彼らはテンプル騎士団が集まる会合に行き、エデンの果実を使って人類を支配しようとしていた。

しかし、ソフィアはここで自分が父のアランに騙されていたことに気付いてしまう。実はエデンの果実は使い方によっては人間の暴力性を取り除くことができるといった作用があり、ソフィアはこの作用を活用して人類を平和にしようと考えていたのだ。

しかし、テンプル騎士団の長やアランは、表面上では彼女の意見に賛成しつつ、裏ではエデンの果実を悪用して人間の意思をコントロールし、人類を支配する計画を練っていたのだ。

ずっと信頼していた父に裏切られ失望してしまうソフィア。しかし、そこにカリム率いるアサシンの血を引く子孫達が集結。アランがエデンの果実を使用する寸前で、彼の暗殺に成功する。

一件落着に思えたが、実の父を殺され、なおかつ自分がずっと探し求めていたエデンの果実をカラムに奪われたと思い込みんだソフィアは、彼に復讐を誓う。

最後は寂しそうにスペインの街を眺めるカラムを背に、エンドロールを迎える。

 

【ネタバレ感想】「アサシンクリード」

映画館でみるべし!ルネサンス期のスペインを堪能できる映像美

アサシンクリード 感想引用:yahoo!映画レビュー

はじめに言っておくと、本作「アサシンクリード」は映画館でみるべき。

舞台は15世紀のスペイン。この時代のスペインはルネサンス期なので、大航海時代や宗教改革などヨーロッパがいろいろごちゃごちゃしていた時代なわけですが、その時代の街並みや人々の生活がハリウッド仕込みの映像美で再現されています。

特に主人公がアムニスという装置を使って過去にダイブするときの映像が印象的で、まばゆい光がスクリーン全体を覆ったかと思った瞬間、唐突に喧騒感溢れるスペインの街並みが俯瞰図で映し出され、まるで自分が鳥になったかのような体験ができるんです。

身近な例で例えるなら、ディズニシーにあった「ストームライダー」と同感覚の体験を味わうことができるわけですよ。

上空を縦横無尽に飛び回っているかのようなカメラワークはお見事の一言で、これはもう映画館でみるしかない。

また、「アサシンクリード」自体に興味がなくても、中世のヨーロッパの街並みが大好き!という世界史狂も絶対楽しめるはず。

とくに、彼氏に無理やり連れてこられた女子は、そういった忠実に再現されたルネサンス期のスペインの街並みや世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ゲームの世界をどれだけ再現できていたか

アサシンクリード 感想引用:映画.com

原作ファンからしたら、「ゲームの世界観をどれだけ忠実に再現できているのか?」といった部分が気になってくるかと思います。

「アサシンクリード」といえば、パルクールのように街中や屋根の上を縦横無尽に疾走したり、高いところから飛び降りるイーグルダイブが有名。

先に言っておくと、ここら辺の動作は何度もでてきます。(ただ、イーグルダイブとセットの例のワラは出てきませんでした…)

ぼくは原作ゲームを途中でやめたので偉そうには語れませんが、モーションはかなり再現できていたかと。

壁から壁へジャンプするときの動作や、イーグルダイブをする前の妙なドキドキ感、そして忍ばせいたアサシンブレードをシャキン!!とだすあの感じは、原作ゲームを相当研究して撮影したなという印象。

鑑賞後は普通にゲームをプレイしたくなりますからね。

てか、友達から借りパクした「アサシンクリード」を探しながら、この記事を書いてます。早くやりてぇ。

 

アクションシーンも申し分なし

(こちらはメイキング映像)

少し補足しておくと、アクションシーンも普通にかっこよかったです。

後ろからスッと忍び寄って敵を暗殺したり、忍ばせていた武器を使って敵を瞬殺していくといった、スタイリッシュなアクションは男の子の憧れですからね。

どっかの三流映画みたいに、戦闘シーンになるとなぜか映像のブレが激しくなったり、キャラクターの動作が無駄にカクカクしてるといった残念な演出は一切ありませんでした。

「シュビ!ズバ!バシュ!!ヒヒ〜ン」といったように、アサシン達が痛快に敵をフルボッコするシーンは見ていて気持ちいいものがあります。

あの流れるようなスピード感のあるアクションはたまりませんね。

ちなみに上の動画をみれば分かりますが、かの有名なイーグルダイブはCGではなく、実際に人が飛んでいるそうです…..。

アクション好きの男子は必見ですぞ!

 

キャスト陣の感想

「マリアンヌ」「たかが世界の終わり」と立て続けに注目作に出演しているマリオン・コティヤールですが、本作にも科学者という役柄で出演しています。

「またかよ…」という声が聞こえてきそうですが、本作の彼女は妙に色っぽくてドキッとしてしまいましたね。

何度も言うけど、マリオン・コティヤールは絶対に前髪があったほうがにいい!

本作では、黒髪のショートヘアなんですけど無駄に似合っていて、もうずっとこれでええやんと思いました。

それと、マイケル・ファスべンダーとクリス・プラットとトム・ヒドルストンってパッと見区別がつかないのはぼくだけですか?

よく見れば違いはわかるんですけど、ここら辺の中堅俳優さん達ってみんな短髪でマッチョだから分かりづらいんですよね。

とくに、あまり映画に興味がない人たちからしたら、みんな一緒に見えるかと思います。

一応言っておきますが、本作の主役はクリス・プラットでもなければ、トム・ヒドルストンでもありません。

マイケル・ファスべンダーという、短髪でマッチョの俳優さんです。覚えておいてください。

【ダメだったポイント】説明不足な部分がとにかく多い。

映像やアクションは楽しむことができたのですが、肝心のストーリーは説明不足な点が多くて、少し混乱しました。

後で解説しますが、

  • エデンの果実
  • テンプル騎士団とアサシン
  • 時代背景

などは、ほとんど詳しい説明がされていなくて、イラッとした方も少なくないはず。

原作ゲームや世界史が好きな人ならなんとなくついて行けたと思いますが、初見で予備知識がない人からしたら辛いものがあるかと。

それと、こちらの記事にも書かれているように、伏線回収が全くされていないんですよ。

  • カラムのアニムスでの3回目の遡行終了後、カラムの近くに現れた歴代のアサシン教団の仲間たちの中に、ソフィアと同じ顔の女性がいたのはなぜなのか?
  • →恐らくソフィアの母であったでしょうが、説明がありませんでした。
  • 結局ソフィアの母親はどのような経緯・理由でアサシン教団に殺されたのか?
  • カラムの父は、なぜ母親を殺害したのか?(母親はどのような秘密を持っていたからカラムの父に殺されることを同意したのか?)
  • 結局アサシン教団とテンプル騎士団の間の争いはどう決着が着くのか?
  • カラムはエデンの果実を奪って、その後どうしたのか?
  • エデンの果実は実は偽物?(エデンの果実を保管していたハコが、2016年にコロンブスの墓から発見された時、別のデザインに変わっていた)

引用:あいむあらいぶ

いや、謎を残しすぎだろ!!

続編を作る気なんだろうけど、今作が大コケして製作できなくなったらどうするんだろう。

ここら辺は結構、不親切だなという印象を受けました。

 

映画「アサシンクリード」の解説

エデンの果実とは?

遺伝子操作によって人間の暴力性を取り除く力があるといわれている歴史的秘宝。一見、平和のために役立ちそうだが、人間の自由な意思も失わせることになる。テンプル騎士団が人類の支配力を強めるため、長年、その在りかを探し続けてきた。文明の記録が残る以前の時代から存在していたとされ、手にした者は例外なく世界を変えてきた。旧約聖書では、アダムとイブが食べることを禁じられた禁断の果実として記され、人間の神に対する不服従の起源とされる。

引用:映画「アサシンクリード」公式サイト

劇中では詳しい説明がなかったため、そもそも「エデンの果実ってなんですかい?」と戸惑った方がたくさんいるかと思います。

エデンの果実とは、簡単にいうと人の意思をコントロールできる神物みたいなもの。

  • ソフィア→エデンの果実を使って人間の怒りの感情をコントロールし、世界を平和に導ことした。
  • アラン→エデンの果実を使って人間の意思をコントロールし、世界を征服しようとした。

このように、同じテンプル騎士団の中でも意思や目的の違いがあったため、最終的にあのような結果になってしまったのです。

 

「テンプル騎士団」と「アサシン教団」の詳細

この2つの教団について詳しく知りたいなら、上記の動画を参考にしてください。

アサシンクリードの世界では、

  • アサシン教団→善
  • テンプル騎士団→悪

という立ち位置。

ちなみに、テンプル騎士団は実在した教団で、都市伝説関連の作品や本によく出てきます。

彼らはフリーメイソンの起源ともいわれており、今でいう銀行のシステムを開発したのもテンプル騎士団。

アサシン教団に関しては、きちんとした史実がないので実際に実在していたかは不明だそうです。

ただ、日本に忍者が実在したように、国は違えど何かしらの隠密機関があったとしても不思議ではありません。

 

まとめ

予想以上に面白くてびっくりしました。

映画を楽しめ方は、原作ゲームもプレイしてみましょう。

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