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【ネタバレ感想】「未来を花束にして」すべての女性、マイノリティ、そして頑張っている人に見てほしい映画

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みなさん。こんにちは下町バットマンです。

キャリー・マリガンやメリル・ストリープなど、豪華な役者達が出演することで話題になった「未来を花束にして」をみてきました。

もう涙腺崩壊。タイトル通り、すべての女性、マイノリティ、そして頑張っている人に見てほしい映画です。

この記事では、

  • 作品の概要
  • 登場人物紹介
  • ラストの展開
  • ネタバレ感想

を紹介していきます。

ここからネタバレ全開になります。自己責任でお読みください。

 

 

「未来を花束にして」作品概要

あらすじ

あらすじ

1912年、イギリス・ロンドン。洗濯工場で働く24歳のモードは、同僚の夫と幼い息子の3人で暮らしていた。ある日、女性参政権運動活動家である友人に代わって公聴会で証言し、「今とは異なる生き方があるのでは?」という疑問を持つようになる。それがきっかけとなり、モードはWSPU(女性社会政治同盟)のリーダーであるエメリン・パンクハーストの演説を聞き、デモにも参加するようになる。しかし、女性の政治活動を不満に思う男性も多く、夫からは家を追い出され、息子と会うことも禁じられ、さらに工場長からもクビを宣告されてしまう。

引用:映画.com

 

スタッフ・キャスト紹介

  • 製作国 イギリス
  • 公開年 2017年
  • 上映時間 106分
  • 監督 サラ・ガーヴロン
  • キャスト キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、メリル・ストリープ

 

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 A

 

こんな人におすすめ!

  • 闘う女性を見たい方
  • キャリー・マリガンが好きな方
  • 映画館でぼろ泣きしたい方

 

「未来を花束にして」の登場人物紹介

モード・ワッツ/キャリー・マリガン

未来を花束にして 感想

画像引用:http://mirai-hanataba.com/

本作の主人公。

4才で唯一の肉親である母親を亡くし、7才から工場のパートとして働くように。そして12才で正社員となり今にいたる。

最初は女性社会政治同盟(WSPU)の過激な活動に乗り気ではなかったが、いろんな困難を乗り越えていくうちに熱心な活動家になる。

愛する夫と子供がいるが、反乱活動が原因で家から追い出される。

 

イーディス・エリン/ヘレナ・ボナム=カーター

未来を花束にして 感想画像引用:http://mirai-hanataba.com/

女性社会政治同盟(WSPU)の中でもかなり熱心で過激な活動家。

普段は夫が経営する薬局で薬剤師や診察を行っている。

 

エメリン・パンクハースト/メリル・ストリープ

未来を花束にして 感想画像引用:http://mirai-hanataba.com/

女性社会政治同盟(WSPU)のリーダー。

彼女の言葉に多くの女性たちが賛同し、いたるところで女性達のデモや暴動が行われた。

 

サニー・ワッツ/ベン・ウィショー

未来を花束にして 感想画像引用:http://mirai-hanataba.com/

モードの夫。根は優しい性格だが、女性社会政治同盟(WSPU)やその活動に熱中するモードを良く思っていない。

最終的にモードを家から追い出し、挙句の果てには育児に疲れ、1人息子のジョージを養子にだしてしまう。

 

アーサー・スティード警部/ブレイダン・グリーソン

未来を花束にして 感想画像引用:http://mirai-hanataba.com/

女性社会政治同盟 (WSPU)の活動を取り締まる警部。幾度なくモードと対峙する。

本作に出てくる男性の中では良識をもった方だが、法がすべてだと思っているため、女性達によるデモ行為に厳しい処罰を与えていく。

 

気になるラストまでの展開【完全ネタバレ】

劣悪な環境下の工場で、幼い頃から重労働を課せられていたモードは希望のない生活に憔悴しきっていた。彼女の唯一の癒しは愛する夫と子供だけ。20世紀のイギリスでは女性参政権が認められておらず、ほとんどの女性はモードのように奴隷のような生活を送っていた。

ある日、モードは女性社会政治同盟(通称WSPU)が、反発デモとして窓ガラスを割る現場に遭遇する。そこから彼女達の演説や同僚バイオレットのススメもあって、モードはWSPUに興味を持ち始めるようになる。

ひょんなきっかけで、公聴会で話す機会をえたモードは、自分の置かれている環境や今の社会へ対する本音をぶちまけ、自分には工場勤務意外にも他の生き方があるのではないかと気づくようになる。

そこから、モードはWSPUの活動に入れ込むようになる。しかし、夫のサニーはよく思っておらず、彼女がデモを起こしたことで逮捕されたことをきっかけに、サニーはモードを家から追い出し、愛する息子との接見も禁止する。また、彼女の存在は警察に知れ渡るようになり、スティード警部は市民監視システムを用いて、危険分子と認定されたWSPUとモードをマークするようになる。

生きる希望を失いかけたモードだが、WSPUのリーダーパンクハーストの演説に勇気を貰い、彼女は自分の意思を貫くために活動を続ける。刑務所で拷問に近い行為をうけながらも、モードはWSPUの仲間達と諦めずに訴え続けていたが、そんな彼女に最大の不幸が訪れる。

モードの行動による世間からの冷たい目と育児に疲れはてた夫のサニーが、愛する1人息子のジョージを養子にだしてしまったのである。またしても失意の底に落とされてしまったモードだったが、それでも活動を続け、最終手段としてある作戦を計画する。

それはイギリス国王が訪問する競馬のダービー会場に忍び込み、全世界に発信されるテレビに向かって女性の参政権を訴えるというものだった。

WSPUの仲間であるエイミーと会場に訪れたモード。しかし、中々国王に近づくことができない。そこでエイミーは、競走馬が駆け回るレースの最中に突っ込んで、自分たちの活動を訴えようとする。しかし、無残にもエイミーは馬に跳ねられ死んでしまう。

それから数年後の1918年。エイミーの死やWSPUの活動のおかげもあって、イギリスははじめて女性参政権を認めたのであった。

 

 

【ネタバレ感想】「未来を花束にして」

20世紀のイギリスでは、女性達は奴隷同然だった

未来を花束にして 感想画像引用:映画.com

20世紀のイギリスでは、女性達に参政権が認められていませんでした。

女性達は政治に参加することができなかったため、男性が全ての法律や条例を決めていたのです。

つまり、政治家は女性の意見や考えを無視した法律をつくるため、完全な男社会が成立していたのです。

女性達は最低賃金で朝から晩まで働き、家に帰ったら家事や子供の世話。お洒落なんて皆無で、それどころか毎日の重労働で手はひび割れ、体中は火傷の痕だらけ。

もちろん、セクハラという概念もないので、男性上司に体を求められば断ることもできなかったのです。

実はぼくは、前々からこの作品が気になっていました。

なぜかというと予告の最後に流れる

「すべての娘たちはこの歴史を知るべきであり、すべての息子たちは胸に刻むべきだ。」

というメリル・ストリープの言葉がずっと頭に残っていたから。

実際恥ずかしながらも作品が良すぎて、涙腺が崩壊しました。

まさか、「007」や「キングスマン」など。紳士の象徴ともされる国にこんな恐ろしい汚点と黒歴史があったとは。

この映画観ていなかったら、イギリスの男性=全員ジェームズ・ボンドのような紳士という、誤った解釈をし続けていたことでしょう。

本作に出てくる男性の大半は、紳士とも真逆の鬼畜ばかりで、女性を奴隷としか思っていませんからね。

まあ、実話を元に作られた作品といっても、実際どこまでが本当なのかはわかりません。

しかし、女性が暴行されるシーンや強姦されかけるシーンなど、ショッキングな映像が多いので、女性の方は注意してください。

 

キャリー・マリガンの演技が凄まじすぎる

主演のモードを演じたキャリー・マリガンの演技が凄まじすぎて、驚愕しました。

ぼくが初めて彼女をしったのは、レオナルド・ディカプリオと共演し、ヒロインを演じた「華麗なるギャツビー」

未来を花束にして 感想画像引用:http://eiga.com/movie/57190/

そのころは、トリンドル玲奈の上位互換くらいの認識しかありませんでした。

ただ、初めて本作のポスターを見た時は仰天しました。

そこにうつるキャリー・マリガンは完全に役に憑依していて、本当にあの可憐な彼女なのかと、何度も確認しましたからね。いくらなんでも老けすぎ。

ポスター/スチール 写真 A4 パターン7 未来を花束にして 光沢プリント

劇中では常に憔悴仕切っていて、見ているこっち側も辛くなるほど、泣いて、叫んで、訴えていて、何度も心を揺さぶられました。

個人的に気になったのは、彼女が演じるモードが泣いたり、悲しむたびに映画館のいたるところから女性達のすすり泣く音や、むせび泣くような声が聞こえてきたこと。

大半のお客さんは女性だったのですが、キャリー・マリガンの演技に魅せられたのでしょうね。

実際、エンドロールが流れてからも席を立つお客さんはほぼゼロでした。

本当にキャリー・マリガンの演技がフィクションの世界の他人事には思えなくて、男のぼくでさえ主人公のモードに感情移入し、一緒に泣いたり笑ったりしていました。

ぼくは素人だから演技の良し悪しみたいのはよくわからないけど、演技が上手いって彼女みたいな役者のことをいうんだろうなぁ。

 

すべての女性、マイノリティ、そして頑張っている人に見てほしい映画

本作には何度も

「あきらめないで、戦い続けて」

「言葉より行動をおこせ!」

といった言葉が出てきます。

どっかの自己啓発本から引用してきたような言葉ですが、仮にぼくがこの言葉を発したとしても、何の意味はもたないでしょう。

しかし、世間から冷笑され、血が出るまで殴られ、刑務所に入れられ、そして、大切な仲間が死んだとしても、最後まで女性参政権を求め続けた本作の女性達からこの言葉を聞かされると、重みが違ってきます。

力でも権力でも勝てない男性に、命をかけてまで立ち向かった女性達の歴史やエピソードは決して無駄になる知識ではなく、むしろあなたのプラスになるはず。

映画を見たからといって人生が変わることはなくても、「日々の生活の糧にはなる」といった持論をぼくはもっています。

例えそれが一過性のものでも、週末に映画をみて勇気や元気をもらえた経験って誰しもが一度や二度はあると思うんですよね。

「戦うことに疲れた人」や「何かしらの事情で差別や偏見をうけている人」は騙されたと思って本作を是非見てほしい。

一時的なものかもしれませんが、本作の女性達の勇姿はきっとあなたの糧や支えとなるはずです。

ぼくは中学生の自分にみしてあげたいですね。マイノリティの家庭に生まれ、学校も楽しめず、日々悶々としていた自分に。

 

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