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「ブルーに生まれついて」【感想】ジャズに興味をもてずにはいられなくなる映画

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みなさんこんにちは。下町バットマンです。

イーサン・ホーク目当てで鑑賞した「ブルーに生まれついて」ですが、ジャズに興味をもつきっかけとなる作品になりそうです。

もちろん、イーサン・ホークの演技もすばらしく、中には彼の演奏で泣いている人もいました。

ここでは、「ブルーに生まれついて」の感想を紹介していきます。

 

「ブルーに生まれついて」あらすじ、キャスト紹介、採点

「ブルーに生まれついて」あらすじ、キャスト紹介

あらすじ

黒人ミュージシャンが主流だった50年代のモダンジャズ界で、甘いマスクとソフトな歌声で女性を魅了し、一世を風靡したチェット・ベイカーだったが、やがて麻薬に溺れ、どん底の日々を送ることとなる。しかし、1人の女性との出会いにより、ベイカーは再生の道へと踏み出していく。

http://eiga.com/movie/83140/

  • 監督 ロバート・バッドロー
  • キャスト イーサン・ホーク、カルメン・イジョゴ
  • 上映時間 97分

 

採点

評価基準

  • S・・・・・これぞ後世に語り継がれていく名作!!DVDも買う!
  • A・・・・・素晴らしかったです。DVDでたら借ります。
  • B・・・・・まあ、普通。
  • C・・・・・微妙。人にはオススメしない
  • F・・・・・ふざけんな!金返せ!!!

採点 A

 

こんな人におすすめ!

  • モダン・ジャズに興味のある方
  • 哀愁を感じることができる映画を探しいる方
  • イーサン・フォークのファンの方

 

 

「ブルーに生まれついて」感想

イーサン・ホーク無しでは語れない映画

ブルーに生まれついて 感想画像引用:http://eiga.com/movie/83140/gallery/3/

実在した伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーの半生を描いた作品です。

酒、女、麻薬。人としてはクズだが、アーティストとしては超一流で、ジャズの帝王マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気をほこったチェット・ベイカー。

ある日、彼は麻薬のツケを払っていなかったことから売人たちに暴行され、顎の骨が砕け、前歯もすべて折れてしまう。

トランペッターの命を失い、一時は演奏ができなくなったことからどん底に落ちた彼が、ライバルや父親との確執。そして麻薬を断ち切り、再び表舞台で演奏するために奮起するというのが大まかなあらすじです。

 

「事実に基づいた」といった触れ込みの、いわゆるノンフィクション映画はあまり好きではありません。

実際、見てみるとかなり脚色していたり、もしくは事実に基づきすぎて地味な作品になっており、金返せとなるから。

ジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」なんかまさしくそうですね。

ただ、本作ブルーに生まれついては事実とフィクションがうまい具合に融合しており、「痛いほどの音楽と愛」というキャッチコピーがピッタリの心打たれる作品に仕上がっています。

というのも、やはり本作で主演をつとめ、チェット・ベッカーを演じたイーサン・ホークのおかげといっても過言ではないですね。

ぼくが彼のことを知ったのは、オールタイムベストにも入る「ガタカ」というSF映画をみてから。

イーサン・ホークほど「哀愁」という言葉が似合う男はいないと思っていて、影のある哀しい男を演じさせるなら、ハリウッド界でNo.1です。

本作でも、世間に見放された哀しいミュージシャンを演じており、イーサン・ホークじゃなかったら、そこらへんにある、箸にも棒にもかからない伝記映画になっていたことでしょう。

どうやったらあんなに男の哀愁を晒し出すことができるのでしょうか。

是非教えてほしいものです。

 

イーサン・ホークの哀しくて美しい演奏

ぼくはオーケストラは聞くものの、モダン・ジャズの世界はまったく分からないので、チェット・ベイカー?バードランド?

なにそれ美味しいの?状態で鑑賞しました。

ジャズの世界を語るのに避けて通れない人物マイルス・デイヴィス。「ジャズの帝王」と呼ばれる彼くらいはぼくも知っています。

そんな彼を凌ぐ人気をほこり、黒人アーティストが主流の1950年代のモダン・ジャズ界で唯一白人として成功したのが、チェット・ベイカーです。

ラッパー界でいう、エミネムみたい存在だとぼくは認識しています。

さて、イーサン・ホークはそんな伝説のトランペット奏者を演じるにあたって、実際に半年間にわたってトランペットのトレーニングをしてきたそうで、本作での演奏は実際にかれが吹いています。

ぼくはトランペットには触れたこともないので、偉そうには語れませんが、感動したのは事実。

エンドロールが流れても席を立つ人がまったくおらず、ところどころですすり泣く音が聞こえてきたことから、どうやらイーサン・ホークの演奏には、人の心を動かす”何かが”あるみたいです。

音楽の素晴らしさに関しては文章だけでは表現できないし、Youtubeの予告でもまったく伝わりません。

ただ、宣伝文句どおり、痛いほど五感に直接訴えかけてくるトランペットのメロディーと、哀しげな表情で演奏するイーサン・ホークに圧倒されてしまいました。

実際、いまもチェット・ベイカーの曲を聞きながら記事をかいています。(影響されやすい性格なもので..。)

プロのトランペット奏者やミュージシャンもこぞって本作を賞賛しているので、プロ目線からみても素晴らしい音楽映画なのでしょう。

 

チェット・ベイカーという男のロマン

鑑賞後にチェット・ベイカーを調べたのですが、本当にどうしようもない人間だったみたいですね。

映画なのですべてを鵜呑みにはしませんでしたが、どうやら本当に人としてはクズだったそうで。

酒、浮気、麻薬、逮捕とトランペットがなかったら確実に浮浪者になっていたか、そこら辺でのたれ死んでいたでしょう。

ただ、彼にはトランペットがありました。

どんなに人を裏切り麻薬に溺れても、彼の演奏をきけば誰もが注目し、賞賛をおくるわけです。

トランペット1つで周りを黙らされる。

もう惚れ惚れしますね。

 

ラストの重要な選択の場面でも、迷わず自分が本当に愛するものをチョイスした彼に、同じ男して共感できたし、ロマンをかんじました。

世の女性のみなさんは本作を見終わっても、「これだから男は…..。」と飽きれてはダメです。

理解できないと思いますが、男にはどうしても譲れないものが1つや2つはあるんです。

逆に、そういった男のこだわりを理解できる女性は間違いなくモテます。

ええ、確実に。

 

 

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