【ネタバレ感想】「アクアマン」DCユニバース暫定1位！満足度が高いヒーロー映画

 

みなさんこんにちは。シタマチです。

今年一発目のDCヒーロー映画「アクアマン」

ボリューム満点の海中アクションに胸焼けを起こしつつも、DCヒーローアクアマンの誕生をテンポよく描いた良作でした。

これまでのDC作品を見ていなくても楽しめる親切な作品作りも評価できましたね。

DCらしさでもあるヒーロの葛藤や複雑な生い立ちを絡ませた人間ドラマにも焦点を当てていて、CGだけに頼らない脚本もよかったです。

ヒーロー映画好きは観ておかないと損するレベルの大作でしたね。

この記事では、

をメインに紹介していきます。

※ネタバレ全開の感想記事です。自己責任でお読みください。

アクアマンが所属する「ジャスティス・リーグ」とは？

アクアマンとは、DCコミックス原作のヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」のメンバーです。

ちなみに、「ジャスティス・リーグ」は2017年に公開され、全世界で大ヒットしました。

ジャスティス・リーグのメンバーは以下のようになります。(2019年現在)

シャザムに関しては、実写版の「ジャスティス・リーグ」ではまだメンバーに入っていませんが、原作では主要メンバーの1人なので、後々参加することになるでしょう。

「そもそもDCコミックスってなに？マーベルとなにが違うの？」

「ジャスティス・リーグについてもっと知りたい！」

という方は以下の記事を参考にしてみてください。

【DCコミックス映画の歴史】歴代作品と2017〜2020年までに公開される作品をまとめてみた

【ネタバレ感想】「アクアマン」の作品概要

あらすじ

海底に広がる巨大な帝国アトランティスを築いた海底人たちの王女を母に持ち、人間の血も引くアクアマンは、アーサー・カリーという名の人間として地上で育てられた。

やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。

引用:映画.com

アクアマンを見るにあたってどの作品をおさらいすべき？

アクアマンを見るにあたって、おさらいしとくべき作品はアクアマンが初登場する「ジャスティス・リーグ」で十分です。

本作同様、傍若無人に暴れまわるアクアマンを拝むことができます。

ちなみに、ぼくは復習のために動画配信サービス「U-NEXT」で鑑賞しました。

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本作を楽しめたかたは、是非「ジャステ・ィスリーグ」も楽しんでみてください。

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キャスト・スタッフ紹介

• 制作国 アメリカ合衆国
• 公開年 2019年
• 上映時間 143分
• 配給ワーナー・ブラザーズ映画
• 監督ジェームズ・ワン
• キャストジェイソン・モモア/アンバー・ハード/ウィレム・デフォー/パトリック・ウィルソン/ドルフ・ラングレン/ニコール・キッドマン

監督は「ソウシリーズ」で知られるジェームズ・ワン。

主演は「ゲーム・オブ・スローンズ」で一躍脚光を浴びたジェイソン・モモア。

ヒロインのメラを演じるのは「ジャスティス・リーグ」にも出演したアンバー・ハード。

また、「スパイダーマンシリーズ」のグリーン・ゴブリンことウィレム・デフォーや「クリード・炎の宿敵」のイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンも出演。

そして、ハリウッドを代表する大女優ニコール・キッドマンも出演しています。

採点 A

【ネタバレ感想】「アクアマン」の主要登場人物

アクアマン(アーサー・カリー)/アクアマン

一見ぶっきらぼうだが、実は最高に熱いハートの持ち主。命がげで戦う時もユーモアを忘れない、頼れる男。

海底アトランティス帝国と人間の2つの血を引き、海の生物すべてを味方にできる。世界の脅威をメラから知らされ、やむなく立ち上がるが…！

引用:公式サイト

メラ/アンバー・ハード

水を自在に操る力を持つ、赤い髪の美女。

海底国ゼベルの王女。地上に迫るアトランティス帝国の脅威を防ぐため、アクアマンの前に現れる。いい加減なアクアマンに手を焼きながらも、ともに世界を股にかけた戦いに身を投じていく。

引用:公式サイト

オーム/パトリック・ウィルソン

アトランティス帝国の若き王。

海を汚し、海の平和を壊す人類を憎む。オーシャンマスターを名乗り、手段を選ばず地上と海をあわせた地球丸ごとの征服を狙う。

引用:公式サイト

アトランナ/ニコール・キッドマン

アクアマンの母。男勝りの戦士にして、アトランティス帝国の元女王。

引用:公式サイト

灯台守として働いていたトーマスは、ある日家の前の海岸に1人の美しい女性が倒れているのを発見する。

実は彼女は海底王国アトランティスの女王アトランナで、トーマスは彼女を助け、2人は結ばれていく。

数年後、2人の間にはアーサーという男の子が生まれるが、そこにアトランティスの刺客が現れる。

実はアトランナは政略結婚から逃れるために地上に逃げてきたのだ。

アトランナは刺客を倒すも、また刺客が来ることを恐れ、トーマスとアーサーを守るために泣く泣くアトランティスへ帰っていくのであった。

それから月日は経ち、アーサーは成人へと成長し、自分の能力を駆使して、アクアマンとして海の平和を守っていた。

ある日、アーサーは海賊に襲われている潜水艦を助けるが、その際海賊のリーダーを間接的に殺してしまう。

また、その息子であるデビッド・ケインはアクアマンに逆恨みをし、復習を誓うのであった。

場面は変わり、アトランティス王国では人間に戦争を仕掛けるための計画を立てていた。

現アトランティスの王で女王アトランナの息子であるオームは、平気で海を汚し、海洋生物を傷つける人間を恨んでいたのだ。

そこで、オームは人間である海賊のデビッド・ケインと手を結んで、デビッドに潜水艦を使わせて、わざとアトランティスを攻撃させる。

そして、それを口実にオームは同盟国の王を説得し、ついに人類への宣戦布告を告げるのであった。

それを知ったオームのいいなずけであるメラは、唯一地上で誰にも縛られず活動している王家の正当後継者アーサーに助けを求める。

メラはアーサーに異母兄弟のオームが人間界を滅ぼそうとしていると告げるが、関わりたくないアーサーはそれを断る。

アーサーは自分の母アトランナを連れ去り、さらに無法地帯に送って殺したアトランティス王国に強い嫌悪感を抱いていたのだ。

しかし、オームの人間への理不尽な攻撃を目の当たりし、放って置けなくなったアーサーはオームを説得するために、メラと共にアトランティスへ向かう。

そこで、アーサーは王家の参謀で過去にアーサーを王家の後継者として鍛えたバルコと再会して、オームの策略を止めるために話し合う。

バルコは、かつてのアトランティスの初代の王様が使っていたトライデント(三又)を手にすれば、アトランティスを統治できるとアーサーに告げる。

しかし、そこにアトランティスの刺客が現れ、アーサーを逮捕してしまう。

アーサーはオームの元へ連れていかれ、そこでオームはアーサーに「お前が勝てば地上への攻撃はしない」と決闘を申し出る。

アーサーはその決闘を承諾し、オームとの決闘を始めるが、オームは先代から預かった槍や王家で鍛えられた戦闘スキルを駆使して、アーサーを追い込む。

アーサーが殺されそうになった時、メラが助太刀に現れ、アーサーとメラの2人はアトランティスから逃亡。

そして、アーサーは奥の手として初代の王様が使っていた伝説の武器トライデントを探す旅に出るのであった。

2人は途中、アトランティスの刺客やブラックマンタと化した海賊デビッド・ケインの追っ手に追われながらも、サハラ砂漠、イタリアのシチリアを周りトライデントの手がかりを掴んでいく。

そして、2人は最後の手かがりとして化け物が巣食う海溝王国に向かうが、そこで化け物に襲われ、地球のコアに飛ばされてしまう。

そこは、恐竜などが生存している古代文明が広がる世界で、そこでなんと母のアトランナに再会する。

実はアトランナはアトランティスに帰ったあと、オームを生んで一時は女王としての公務を全うしていたのだが、脱走してここにたどり着き、20年間ひっそりと暮らしていたのだ。

再会を喜ぶアーサーだったが、アトランナはここにトライデントがあることを告げる。

しかし、トライデントは怪物カラゼンが守っていて簡単に取り出すことができない。

そこで、アーサーは直にカラゼンに会いに行き、カラゼンを説得してトライデントを見事取り返すことに成功。

こうして、黄金のコスチュームをまとい、トライデントを手にしたアクアマンは真の王となるのであった。

一方、その頃オームは甲殻王国に戦争を仕掛け、人間との戦争のために軍隊を奪おうとしていた。

しかし、それを阻止するためにアーサーは怪物カラゼンを引き連れて現れる。

そして、アーサーはオームに再度決闘を申し込み、トライデントを使ってオームを倒す。

こうしてアクアマンはアトランティスの真の王となるのであった。

【ネタバレ】「アクアマン」の感想！よかった5つの点

DCユニバース暫定1位！満足度も違うぞ！

「マン・オブ・スティール」から指導したDCコミックスのヒーロー映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニーバース」！

本作「アクアマン」は今のところぼくの中で暫定1位ですね。

「暗い…。」と酷評だったDC映画の雰囲気や評判を蹴散らし、傍若無人でありながら一人の人間からヒーローへと成長していくアクアマンの誕生を長尺を使って丁寧に描いている良作でした。

ただハイテンションなだけではなく、アクアマンのヒーローとしての葛藤や、複雑な生い立ち絡ませた人間ドラマをメインにし、映像だけで勝負しないDC映画らしさもきちんと残していて、ファンとしては嬉しかったですね。

初めて予告を見た時は「ついにDCもCGだけに頼り出したか」と、残念に思ったものですが、きちんとヒーローの負の面やトラウマにも触れている脚本で良かったです。

その上、さらっと海洋汚染問題も絡ませていて、ヴィランのオームを使ってその重要性を観客に問う演出も素晴らしいのではないでしょうか。

もちろん、アクションも文句なしで、迫力も見やすさもハイクオリティで、あまりの興奮に拳を握りしめて鑑賞してしまいました。

いやー、なんとも熱いヒーロー映画でしたね。

ワーナーのロゴがアクアマン使用！

ワーナーのロゴがアクアマン仕様というサプライズも評価できるポイントでしたね。

あの時点でかなり心を掴まれたのはぼくだけじゃないはず。

ああ言った遊びをしてくれるハリウッド映画のサービスはいいですよね。

てか、今更だけどDCのロゴもよーく見ると「ジャスティス・リーグ」のメンバーである、グリーンランタンがいるんですよね。

全く出てくる気配がないんだけど、やっぱりライアン・レイノルズ版がこけたから、制作側が慎重になっているんでしょうか…。

海中アクションのボリュームは胸やけレベルの大迫力

未体験の海中アクションという宣伝がありましたが、ボリュームがハンパなくて胸焼けしました。

「スター・ウォーズ」とか「アバター」とか、この世にある「映像が神！」と呼ばれる映画をすべて混ぜ込んだ映像美に、DC映画の本気を見たような気がします。

その上、ジェームズ・キャメロンもお手上げのアクションと爆発の連続に、胃もたれしたのはワイだけではないはず。(もう、お腹いっぱい)

あと、演出で意表を突きたかったのかゆったりとしたシーンの中で、いきなり爆発するシーンが多くて、驚かし方が「ホラー映画かよ！？」と思わず突っ込まれずにはいられませんでした。

「ソウ」がデビュー作なだけあって、ホラー演出を多用してくるジェームズ・ワン監督の遊び心は褒めたいけど、チキンのぼくは終始ビビりっぱなしでした。

アンバー・ハードがエロすぎ

そりゃあ、ジョニー・デップもメロメロになるよねと納得するしかないほど、アンバー・ハードの色気がぶっ飛んでいましたね。

DC映画であることを忘れるほど、彼女のお色気がすごくて、目のやり場に困った男性は少なくないはず。

女性は美しい海中シーンやジェイソン・モモアの筋肉にうっとりしている中、男性はアンバー・ハードの胸元をみてうっとりしているという…。

そう思うとある意味ロマンティックな映画であったことは間違いないですね。

あと、女性関連でいうと「LION 25年目のただいま」でもびっくりさせられましたが、ニコール・キッドマン若すぎでしょ！？

こんな50代本当にいんのかよ！絶対年齢詐称してるだろ…と思うほど、老化が進んでなくて、もはや怖かったです。

エンディングソングも良かった

エンディングソングもよかったですね。

作品の余韻に浸るのにぴったりのオシャレなうっとりソングで、個人的にはプレイリスト入りです。

貼っておくので聴きながら、作品の余韻に浸ってください。

 

【ネタバレ】「アクアマン」の感想！ダメだった2つの点

悪役の1人ブラックマンタがダサすぎる

ダメだった点は少ないのですが、どう考えてもスルーできないのは悪役の一人であるブラックマンタのユニフォームでしょう。

いや、もうこれはwww(草生やすしかない)

仮面ライダーの怪人じゃないんだから、ハリウッドでこのレベルはやばいだろ。

いくらDCが好きでもこれは擁護できんよ…。

たしかに原作は忠実に再現してるんだけど、もっと脚色してもいいでしょ(笑)

どうして製作陣はこれでOKを出してしまったのか。

理解に苦しみます。

エンドロール後のおまけムービーがない

あと、エンドロール後のおまけがなかったのは残念でしたね。

一応、エンディングの後には、ブラックマンタが生きていて、海洋学者でアトランティスの謎を解こうとするシン博士と組んで、アクアマンにさらなる復習を誓うという内容のムービーが流れるのですが、エンドロール後には何もなし。

やっぱりそこはMCUを見習って、エンドロール後にもおまけムービーが欲しかったですね。

個人的にはペンギンとか出して欲しかったです…。

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